令和5年2月15日,四季成りいちごの先進的農業法人である株式会社リアスターファームへの視察研修会を岩手県大船渡市で開催しました。この研修会は,令和5年から四季成りいちご栽培を開始する有限会社水山養殖場の畠山専務と社員1名が参加し,四季成りいちごの生産開始に向けて栽培技術への理解が深まりました。
初めに,(株)リアスターファームの太田代表取締役より栽培の現状や出荷体制について紹介いただきました。(株)リアスターファームでは,高度な栽培技術と専用の栽培施設を用いて2年8季どり栽培を実現しており,周年出荷しているとのことでした。また,完熟状態で実需者へ届けるため,選果場や予冷庫を低温管理するなど品質管理が徹底されていました。加えて,ほ場ごとに「作業進捗状況管理表」を設置しており,毎日の作業を項目ごとに記録することで,従業員同士の引継ぎが円滑に行われるよう工夫がなされていました。
(有)水山養殖場のいちご生産開始に向けて太田代表取締役より,業務用規格を遵守して出荷できるよう栽培管理を徹底すること,地元を中心に販路を確立させることの2つが特に重要であるとの感想を頂きました。
参加した(有)水山養殖場の畠山専務と社員からは,栽培だけでなく収穫調製や労務管理など参考になることが多かったので,今後の栽培開始に向けて生かしていきたいとの声が聞かれました。気仙沼普及センターでは,(有)水山養殖場のいちごの生産体制確立に向けて,引き続き支援していきます。
<連絡先> 宮城県気仙沼農業改良普及センター
先進技術班 TEL:0226-25-8069,FAX:0226-22-1606
初めに,(株)リアスターファームの太田代表取締役より栽培の現状や出荷体制について紹介いただきました。(株)リアスターファームでは,高度な栽培技術と専用の栽培施設を用いて2年8季どり栽培を実現しており,周年出荷しているとのことでした。また,完熟状態で実需者へ届けるため,選果場や予冷庫を低温管理するなど品質管理が徹底されていました。加えて,ほ場ごとに「作業進捗状況管理表」を設置しており,毎日の作業を項目ごとに記録することで,従業員同士の引継ぎが円滑に行われるよう工夫がなされていました。
(有)水山養殖場のいちご生産開始に向けて太田代表取締役より,業務用規格を遵守して出荷できるよう栽培管理を徹底すること,地元を中心に販路を確立させることの2つが特に重要であるとの感想を頂きました。
参加した(有)水山養殖場の畠山専務と社員からは,栽培だけでなく収穫調製や労務管理など参考になることが多かったので,今後の栽培開始に向けて生かしていきたいとの声が聞かれました。気仙沼普及センターでは,(有)水山養殖場のいちごの生産体制確立に向けて,引き続き支援していきます。
<連絡先> 宮城県気仙沼農業改良普及センター
先進技術班 TEL:0226-25-8069,FAX:0226-22-1606