宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和2年度「食材王国みやぎ」推進優良活動表彰大賞受賞

2021年01月29日 11時17分27秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和3年1月26日に令和2年度「食材王国みやぎ」推進優良活動表彰の表彰式が仙台国際センターで行われ,大崎市岩出山の「よっちゃん農場」が受賞されました。
 この賞の表彰部門は「地産地消部門」と「ブランド化部門」からなり,それぞれの分野で指導的,模範的活動を実践している方々の功績をたたえ広く紹介するものです。よっちゃん農場は農薬不使用で栽培した唐辛子を使った発酵調味料「よっちゃんなんばん」の販売を軸として,地域内の農林産物を使ったお弁当の受注販売や直売イベントの主催など,中山間地域の魅力を発信する取組が高く評価され,「地産地消部門」の大賞を受賞されました。このほか県内の2つの事業者が受賞し,「食材王国みやぎ」推進の趣旨に賛同する生産・製造・小売・流通・外食関係者等に向けて広くPRしました。
 これまでの功績に深く敬意を表するとともに,今後も農業経営の発展,地域のみならず県内農業の活性化に向けて活躍されるよう,普及センターでは地産地消に取り組む農業者を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910 

 


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農業法人の若手社員向け社員研修会が開催されました。

2021年01月29日 10時26分59秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和3年1月20日に,株式会社宮城リスタ大川の社員研修会が開催され,社員8人が出席しました。非農家出身の若手社員もいるため,水稲の水管理や収穫適期の判断方法などについて,作業時期に合わせて研修会を開催しています。
  当法人では石巻市大川地区の復旧農地に水稲を作付けしていることから,今回は「令和2年産水稲の生育経過・作柄」と「復旧農地の土づくり」をテーマに開催されました。
  水稲の生育経過と作柄は,栽培期間中の気象と水稲の生育経過を照らし合わせて,令和2年産水稲の収量構成要素や玄米品質の特徴について,普及センターから説明を行いました。社員からは,出穂後の夜温(日最低気温)と日中の日照時間の多少が玄米品質に与える影響について知ることができたとの感想がありました。
  また,復旧農地の土づくりについては,当法人が水稲を作付けしている内陸のほ場に比べて,令和2年に水稲の作付けを開始した海側のほ場の収量が少なくなりました。このほ場の土壌を分析したところ可給態窒素が少ないことがわかりました。令和3年に水稲の作付を開始するほ場も同様に少ないことがわかりました。
  そこで,普及センターから,堆肥などの有機物を施用することが,可給態窒素の向上に効果があることなどについて説明を行いました。社員からは,水稲の生育・収量の状況と可給態窒素の分析結果を見ると,堆肥を施用して,ほ場の地力を向上することが必要なことがわかったとの感想がありました。当法人では,現在,地域の畜産農家と連携しながら復旧農地への堆肥施用の取組を開始しているところです。
  普及センターでは,農業法人で活躍する若手社員の技術向上,復旧農地の地力向上の取組を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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花山ルビィふさすぐり特産品開発研修会を開催しました

2021年01月28日 16時24分57秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

令和3年1月14日(木)に,栗原市花山地区ふさすぐり栽培者及び花山地区の飲食店等経営者,旅館業を対象に,ふさすぐりの新たな活用方法を検討する特産品開発検討会を開催しました。

ふさすぐりについては,これまで,援農バスツアーやフェア等を通して,消費者へPRする取組みを実施してきましたが,さらに,「花山でしか買えない」商品づくりを進め,ふさすぐりを通した地域活性化,交流人口の増加を後押ししています。

今回の研修会では,大崎市三本木の「気仙堂」鈴木健司氏を講師に,ふさすぐりまんじゅうとふさすぐりガレットを試作しました。この2品は,年齢を問わず指示される商品で,常温で日持ちし,専用の資機材等を新たに導入しなくても製造可能なものであるため,研修の題材にしたところ,参加者は,熱心に講師の話に耳を傾けていました。

ふさすぐりまんじゅうは,ふさすぐりジャムを白あんで包んで紅白にしたり,白あんにふさすぐりジャムを混ぜ込み,きれいな薄ピンク色のあんとしたりアレンジをの仕方なども学びました。

意見交換では,「白あんやアーモンドとふさすぐりの相性は良い」「日持ちが良いので安定生産できれば道の駅でも特産品として販売したい」「旅館の一部にカフェスペースを設ける計画である。そこで出したら良いかもしれない」など意見が出されました。

今後は商品化の実現へ向けて,生産者と実需者の連携強化を進めていきます。

 

栗原農業改良普及センター 地域農業班 

TEL0228-22-9437 FAX0228-22-6144


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亘理地域農業普及活動検討会(第2回)を開催しました

2021年01月28日 15時15分06秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

<本文>

令和3年1月26日に,今年度2回目の亘理地域農業普及活動検討会を開催しました。

この検討会は,外部の評価委員(市町,農協,消費者代表,商工業団体,農業者代表など)に対して,普及活動の取組状況や次年度計画を説明して,活動手法や計画内容などの評価や課題解決に向けた助言を頂くため,毎年2回開催しています。

今回の検討会では,重点的に支援している活動(プロジェクト課題)の4課題について,取組み状況を報告するとともに,2課題(次代につなぐ大規模法人の生産体制整備による経営の安定化,大規模水田営農に対応した直播栽培技術の向上と実践)は,スライドを使って,取組経過や活動成果などを説明しました。

また,次年度の普及指導計画(案)の概要を説明するとともに,新たに設定したプロジェクト課題(1課題)の内容を説明しました。

委員からは,震災後に設立された法人の維持・発展は喫緊の課題であり,これら課題への取組みを評価するとの意見を頂きました。また,乾田直播栽培やGAPの取組みに対しても実践者の視点からの貴重な助言をいただきました。

委員からの意見や助言を,今後の普及活動に活かしてまいります。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 

 


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JA古川園芸振興会担い手部会第2回農業塾が開催されました

2021年01月28日 10時55分33秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和3年1月19日(火),JA古川富永野菜調整所において,JA古川園芸振興会担い手部会第2回農業塾が開催されました。JA古川園芸振興会担い手部会は令和2年7月に設立され,農業塾は生産活動に必要な情報共有の場として位置づけられています。
 第2回は11人の生産者が参加し,土壌診断表の解説,土づくりに関するグループディスカッションを行いました。
普及センターからは,土壌診断結果をもとに数値の見方や施肥をする際のポイントについて説明し,質疑応答を行いました。
 ディスカッションでは,果菜類,葉菜類,ねぎの3グループに分かれ,普及センター職員とJA古川職員が生産者と意見を交え,土づくりや施肥に関する理解を深めました。
 当該部会では,今後も農業塾を継続して開催する予定であり,普及センターでは担い手の資質向上を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター     先進技術班
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

 


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農業・農村女性活躍表彰で栗原市生活研究グループ連絡協議会が最優秀賞を受賞しました!

2021年01月26日 09時42分02秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年度宮城県農業農村女性活躍表彰おいて,栗原市生活研究グループ連絡協議会が女性地域社会参画部門(組織)の最優秀賞を受賞しました。

 本協議会は昭和42年の設立以来,農産加工品の製造・販売などをはじめ,農村女性のネットワークづくりと,女性リーダーの育成に取り組んできました。今回の受賞は,地域内の女性グループと連携して「栗原女性ネットワーク・くりネッ娘」を設立し,男女共同参画社会実現の活動に取り組んだことや,農村ならではの伝統文化や生活技術を学び,伝える「ルーラルガイド(田舎暮らしの案内人)講習会」を継続して開催してきたことなどが高く評価されたものです。

 令和3118日には,会長の氏家豊美氏が栗原市役所を訪問し,菅原信二副市長に受賞の報告を行いました。栗原市では平成29年度から令和8年度まで「第2次くりはら男女共同参画推進プラン」を策定し,男女共同参画を進めており,菅原副市長から「最優秀賞受賞おめでとう。今後も地域を担う女性リーダーの輩出に尽力してほしい」とお祝いと激励の言葉をいただきました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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今シーズンのりんごせん定作業に先駆け,せん定講習会が開催されました

2021年01月25日 09時52分59秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和3年1月13日に,栗原市果樹連絡協議会のりんごせん定講習会が開催され,17名の会員が参加しました。
 この講習会は,りんご生産者のせん定技術の向上を図るために例年開催されており,今回は,高清水福塚地区のりんご園地で,福塚果樹生産組合の土田又一組合長と栗原農業改良普及センター職員を講師に,せん定方法について解説しました。また,一方的に講師の話を聞くのではなく,参加者もその場で意見や質問を投げかけたりせん定に加わったりする形式で実施されました。
 せん定の第一目的である,日当たりや風通しの改善を念頭に置きつつも,いかに枝や空間を確保し,着果させるか,議論が白熱する場面もありました。
 今回のせん定講習会を皮切りに,各生産者の今シーズンのせん定作業がスタートします。普及センターとしても,適切な技術指導等を通じて,栗原産りんごの安定生産に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9437    FAX:0228-22-6144


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令和2年度第2回栗原地域普及活動検討会を開催しました

2021年01月25日 09時34分34秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  

    令和3年1月19日,今年度2回目の栗原地域普及活動検討会を開催しました。
    今回は,完了課題「中山間地域における小果樹の生産性向上及び中山間地域の活性化」と継続課題「農地整備を契機に設立した農事組合法人の営農モデル構築」「きゅうり生産の見える化による栽培技術のレベルアップと産地生産力の強化」「スマート農業技術の活用による土地利用型作物の生産性向上」の4つのプロジェクト課題の取組成果の説明と検討を行いました。外部有識者の委員から農業法人への普及指導の方針や,スマート農業の波及方法について質問や意見をいただきました。
    また,令和3年度栗原農業改良普及センター普及指導方針・普及指導計画について,意見を伺いました。次年度から計画している新規プロジェクト課題「(仮題)地域の維持・発展を目指す集落営農法人へのステップアップ」については,現地活動の際の留意点などの助言をいただきました。
    今回の普及活動検討会でいただいた助言・意見等については,今後,所内でとりまとめを行い,これからの普及活動に活かしていくこととしています。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0228-22-9437     FAX:0228-22-6144

 


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みやぎ農業未来塾ホップアップスクール「営農基礎講座」を開催しました

2021年01月25日 09時12分52秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 仙台普及センターでは,適期に適切な作業が行えるように,管内で野菜を栽培している新規就農者等を対象に,1月13日にみやぎ農業未来塾ホップアップスクール「営農基礎講座」を開催しました。
当講座では「野菜の作業計画を作ろう」をテーマとし,各自が持参した令和2年の作業日誌を基に,畑ごとの作業実績を栽培暦に記載しながら振り返り,良かった点や失敗した点を評価し,書き加えました。その内容を踏まえ,品種カタログや栽培資料を参考にし,普及員の助言を受けながら,今年の作業計画を作成しました。 参加者は,日々の作業記録や結果を振り返り,失敗した理由や改善点を今年の計画に反映させることの大事さを痛感したようです。 
 
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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農業経営雇用管理研修会を開催しました

2021年01月22日 17時47分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和3年1月19日,登米合同庁舎で創業間もない農業法人や法人化を検討している個別経営体を対象に雇用管理に関する研修会を開催しました。

 第一部は,北山FP社会保険労務士事務所の北山代表から,従業員の募集から退職金制度までの雇用管理に関する一連の取組について説明をいただきました。農業法人は自社の取組の点検ができ,法人化を目指す方々は法人化に向けた準備や雇用のあり方についてシミュレーションできたようでした。

 第二部では,株式会社オーレンス総合経営の宮村チーフコンサルタントから,経営を支える人材の育成や就業規則づくりなどについて,他社の事例を交えながら講義いただきました。経営のパートナーである従業員の育成確保は多くの経営体が課題としているため,興味深く聞き入り質問を交わしていました。

 

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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