清々しい秋晴れの空の下で、有機栽培米の刈取が行われました。こちらのほ場では、県庁農業振興課と連携して、ほ場管理システム「ザルビオ フィールドマネージャー」を活用した可変施肥を実施したほか、移植後には、遠隔で水位の確認や水の出し入れが可能な「ファーモ 水位センサーと給水バルブ」、水田の除草作業の負担を軽減する「アイガモロボ」を投入するなどのスマート農機を活用して栽培に取り組んできました。
刈取作業はヤンマーアグリジャパンの協力により、作業と連動してほ場ごとの収穫量やほ場内の収量のばらつきが「見える化」する、収量マッピングのためのデータ取得を同時に行えるコンバインによって進められました。さらに、このコンバインは外周部分を刈り取ることで、その後は自動走行が可能となり、運転者の負担軽減を図ることができます。
普及センターでは、様々なスマート農機の実証に参画し、生産者の負担軽減につながる様々な技術の実証や普及に努めていきます。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225