令和5年10月14日及び15日に、第2回松島町交通社会実験が行われました。賑わいイベントとして、道路空間(通行規制区間)に加え、中央広場、グリーン広場を活用し、観光地「松島」の賑わいを創出する空間が作られました。
観光PRと地場産品を提供するグリーン広場で、管内の大規模園芸法人として普及センターで支援している「有限会社サンフレッシュ松島」が出展し、生産しているトマト、加工品のトマトジュースやジェラート、トマトかき氷などを販売し、地場産品をPRしました。同法人では、「桃太郎エイト」という品種を生産し、「松島とまと」というブランドで販売しています。松島とまとジュースは、ふるさと納税でも取り扱いが始まり、ジェラートは生産しているトマトといちごを使い今年発売されたばかりです。
15日はあいにくの雨でしたが、「松島産のトマトですか?」と足を止めて買い求める観光客の方もいました。14日は天候もよく気温も高かったため、新商品のジェラートなども売れ、夕方に開催された花火大会までにぎわっていました。
これまでサンフレッシュ松島では、スーパーでの試食販売などを行い、実際に食べてもらうことで「松島とまと」のファンを増やしてきました。コロナの影響で一時期中止していた試食会も今年から再開し、社長自らPRを行っています。
今回のイベントは、松島を訪れる観光客にも「松島とまと」を知ってもらうための良い機会となりました。今後もブランドトマトを安定して生産していけるよう、普及センターでも継続的に支援していきます。
〈連絡先〉
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