宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第1回登米農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました

2022年09月13日 08時37分24秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 普及センターでは普及活動の改善を図ることを目的に,課題設定や計画,活動状況等について外部委員から意見を求める普及活動検討会を開催することとしており,令和4年8月31日(水)に,第1回目の検討会を開催しました。
 今回は,普及活動の中心となる令和4年度普及指導計画と,2つのプロジェクト課題活動について説明し,各委員から御意見をいただきました。
 2つのプロジェクト課題は今年度からの新規課題であるため,課題設定の背景や活動の目標,8月までの活動状況等について,スライド化した現地の活動写真を使いながら説明しました。
 プロジェクト課題No.1の「加工用ばれいしょ栽培技術の向上」については,「支援対象作物が加工用ばれいしょなのはどのような理由なのか?」との御質問があり,機械化体系が確立していることや販売先が安定していることなどについて説明しました。
 プロジェクト課題No.2の「農地整備を契機とした地域営農体制の構築」については,「法人化の話し合いでは,設立間際になってもめることもあるので,早くから課題を明確にしてしっかり議論することが必要である」との御意見をいただきました。
 また,最後の総合検討の場では,普及活動全般に関する様々な御意見をいただきました。
 普及センターでは,今回各委員からいただいた御意見を参考に,効果的な普及活動の推進に努めることとしています。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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石巻管内の農業大学校先進農業体験学習終了式の開催

2021年10月19日 09時03分30秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 10月8日石巻合同庁舎で農業大学校先進農業体験学習終了式が行われました。石巻管内出身の1年生2名が,東松島市の株式会社めぐいーと,有限会社アグリードなるせで9月6日から10月8日までの33日間先進農業体験学習を行いました。この体験学習は,優れた先進農家の経営手法や技術を体感し,経営者の人生哲学を学び,また,学生の心身を鍛錬することを目的に行われています。
 学生からは,「法人が地域を大切にし、発展していること,仕事をすることで生じる責任感を実感した。視野が広がった。」,「法人になじめるか不安だったが,温かく迎えてもらった。法人の中で仕事としての農業を学ぶことが出来た。学習したことを生かして地域の農業を盛り立てたい」という感想がありました。
 また,法人からは「会社によくなじみ,熱心にメモを取り,勉強してくれた。社内ミーティングでも場の雰囲気作りをしてくれ,リードしてもらった。今後に期待している。」,「地元の後継者として若い人が就農してくれることを頼もしく思う。限られた期間の中で教えるのが難しかったが,人間関係も含め学ぶいい機会となったのではないかと思う。今後も地域農業の発展に寄与してほしい。」と激励の言葉をいただきました。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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農業大学校生が地元の普及センターの取組を学びました!

2021年05月10日 16時59分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
今年,宮城県農業大学校に入学した,石巻管内出身者3名が普及センターを訪問しました。この行事は,毎年行われているもので,普及センターの業務や管内の農業の特徴を知り,将来就農する際に役立てて欲しいという趣旨で行われているものです。
 当日は,当センター職員が業務内容,重点的に取り組んでいる活動内容,プロジェクト課題として被災農地で営農する方々への支援,法人の組織力アップ,にこにこベリーやアスパラガスの栽培支援を行っている等を説明しました。また,管内の特徴について,栽培規模が大きい経営体や大区画圃場が多いこと,園芸品目の栽培が多いことなどを説明しました。
 農大生からは,普及員はやりがいがあるかという質問があり,県職員の中でも普及指導員は,直接農家や人に接し,支援出来る珍しい仕事。直接感謝の気持ちを伝えてもらえ,支援を行うやりがいを感じる。何かあったら,是非声をかけてほしい旨を伝えました。
 今後は,夏以降に,農大生の管内農家での派遣学習が行われる予定で,希望する農家での研修が出来るようマッチング活動を行います。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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令和3年度気仙沼地区4Hクラブ連絡協議会通常総会が開催されました!

2021年03月30日 14時50分24秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 令和3年3月25日に『令和3年度気仙沼地区4Hクラブ連絡協議会通常総会』が開催されました。今年度は新型コロナウィルス感染症のため主要行事が中止されるなか,農産物をより魅力的にアピールするための研修会や農業士会との合同視察研修を行いました。
 令和3年度には,新たに県合同庁舎での販売会を定期的に開催することにしました。新型コロナウィルス感染対策のため対面販売は行わず,予約注文を受けての販売になりますが,自分達が作った農産物等をアピールし,販売力アップにつなげたいと取り組むことにしました。
 気仙沼地区4Hクラブ連絡協議会は会員数9名と少数ですが,新しいことにも積極的にチャレンジし,農業経営の向上に努めています。

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実際に就農した方の事例から,新規就農支援のあり方を考えました。

2021年03月19日 16時29分34秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 石巻農業改良普及センターは令和3年3月16日,管内自治体や農業委員会,JAなどの支援機関を集めて「新規就農者確保定着に向けた意見交換会」を開催しました。

 この日は,普及センター管内で令和2年度に自営就農し,認定新規就農者となった2人の生産者をお招きし,就農の経緯や現在の経営概要,就農前後に活用した支援策や困ったことなど,自身の経験を伺いました。

 IT企業を退職して地元に帰ってきた新規就農者は,技術習得のために県農業大学校ニューファーマーズカレッジ・マスタークラスに1年間通った話を披露。研修生1人ひとりに栽培区画が与えられ,生産物を販売して消費者と交流した経験が,今の栽培品目選びに役に立ったとお話しいただきました。
 もう1人は,自営就農に先だって農業法人に5年間勤務。そこで栽培技術だけでなく経営・労務管理等も学んだほか,法人勤務時に繋がりができた地域の方々が,独立の時に力を貸してくれたことを語ってくださいました。

 一方で,課題として,就農希望者が空き農地や施設を確保するための支援体制や,新規就農者が活用できる補助事業の整備などを挙げていただきました。

 お2人の経験談は,就農希望者を就農・定着まで支援する私たち支援機関にとって,たいへん有益な内容でした。普及センターでは,今回の意見交換会の内容をふまえ,就農相談から就農,経営安定化までの一連の支援を,引き続き展開してまいります。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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第2回アグリウーマンキャリアアップ研修会を開催

2021年03月18日 17時10分18秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 仙台農業改良普及センターでは,女性農業者の新たなチャレンジを応援するため,令和3年3月10日,仙台市泉区のイタリアンレストランPORTTAVOLAを会場に令和2年度第2回アグリウーマンキャリアアップ研修会を開催しました。
 「食材王国みやぎ伝え人」でもあるオーナーシェフの瀬戸正彦氏を講師として,県内外からお越しいただくお客さんに地元食材の魅力を伝え,満足してもらえるよう心掛けていること,1つ1つ味の濃いこだわりの食材を求めていることなどをお話いただきました。
 参加者は,瀬戸シェフの地域食材への熱い思いに大いに刺激を受け,新たな品目の栽培への意欲を高めた様子でした。また,シェフと参加者が直接食材仕入れ等について意見を交わすなど,実りのある研修会となりました。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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大崎4Hクラブ通常総会が開催されました。

2021年03月18日 15時08分06秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 大崎4Hクラブの令和2年度通常総会が,令和3年3月12日(金)に大崎合同庁舎で開催され,クラブ員14名中12名が出席しました。昨年は,新型コロナウィルス感染症の影響で書面での実施となったため,2年ぶりにクラブ員が集まっての開催となりました。
 令和2年度は,コロナ禍で実施できなかった事業が多かったですが,2名の女性新会員の加入やクラブ員内研修,美里地区との合同研修会等,活発な活動を行ってきました。
 総会では,普及センター所長の祝辞の後,議事が行われ原案どおりすべて承認され無事終了しました。総会の最後には,渡辺新会長始め新役員から,来年度に向けたあいさつがありました。新年度は,昨年中止とした親子農業体験を再開する予定です。
 普及センターでは,今後も4Hクラブの活動支援を行っていきます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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「農業・農村女子会」を開催しました!

2021年03月15日 17時56分14秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 当地域の女性農業者や様々な分野で活躍している女性同士のネットワークづくりを目的に,令和3年3月4日に「農業・農村女子会」を開催し,管内の女性8名が参加しました。
 管内のペンションを会場に,震災後から地域の女性とともにコミュニティを育てる活動を行っている特定非営利活動法人ウィメンズアイの栗林美知子氏を講師に迎え,「自分の中の「物語」を見つけ出す」をテーマにワークショップを行いました。参加者が抱えている悩みや,将来の夢などを語り合いながら,自分自身を見つめ直すきっかけとなりました。
 研修会後には参加者同士で連絡先を交換するなど,異業種交流を深めることができた研修会となりました。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606

 


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法人設立の相談会を行いました

2021年03月10日 09時05分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和3年3月4日に大崎市において農業経営相談所委嘱専門家である石川司法書士の支援を受け,関係機関が集まり法人設立に向けた相談会を行いました。
 支援を受けたのはトマトと大規模水稲経営をしているS氏で、今後ハウスを増棟しトマトの生産拡大を計画しています。資金調達や取引先からの信用力向上の観点から、今回一戸一法人での法人設立を決意されました。
 石川司法書士からは4月の法人登記に向け、事前に提出した定款案について指導をいただきました。また代表者印の作成や資本金の振込等の用意を進めること、今後のスケジュールについて具体的な説明がありました。大崎市からは登記後に農業委員会で農地の権利移転等に関する所定の手続きが必要になる旨の説明がありました。
  普及センターでは,継続して農業経営相談所と連携し農業経営の法人化支援に努めてまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910          

 


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アスパラガス栽培管理勉強会(定植・収穫準備編)を開催しました。

2021年03月09日 18時56分10秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年普及活動計画のプロジェクト課題「地域活性化に向けた高収益作物(アスパラガス)の導入・定着」の一環として,令和3年3月3日(水)にアスパラガス栽培管理勉強会(定植・収穫準備編)を開催,48名(うちアスパラガス生産者32名)が参加しました。
 今回の勉強会では,明治大学とパイオニアエコサイエンス株式会社が共同開発した「採りっきり栽培」に取り組む生産者を中心に,同社の松永邦則氏を講師に迎え,定植のためのほ場準備や収穫時期の管理方法について説明をいただきました。
 今回の勉強会では,令和3年の春から新たに栽培に取り組む生産者が多く参加し,来月に控えた初めての定植を前にして,熱心に講師説明を聞く姿が見られました。また,昨年の春に定植し,これから初めての収穫を迎える生産者は,収穫に大きく期待する様子が窺えました。
 令和3年度は,2か月に1回のペースで勉強会を開催する予定です。第1回の開催時期は4月上旬,内容は定植方法についてです。
 当普及センターでは,アスパラガス栽培について引き続き支援を行っていきます。

     <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999
 

 

 

 


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