JAみやぎ仙南西洋野菜研究会は,12月20日(木)にプンタレッラの出荷目揃い会を行いました。
プンタレッラを含む西洋野菜は東京都内の飲食店を中心に,近年需要が高まりつつある品目です。仙南地域では一早くから西洋野菜に注目し,現在では10年以上の栽培歴をもつ県内一の西洋野菜産地となっています。生産者の皆さんの栽培技術も高く,品質の良い国産の西洋野菜として市場や飲食店から高い評価をいただいております。品質の維持・向上のため,JAみやぎ仙南西洋野菜研究会では毎年プンタレッラの出荷目揃い会を行っています。
今年度のプンタレッラは,早生系統は11月末頃から出荷が始まり7割方出荷終了,晩生系統は生育がやや遅れ気味で,年明け以降の出荷となる見込です。JAの担当者が,出荷規格を改めて確認し,鮮度保持と量目確保の徹底を呼びかけました。会員からはアブラムシやハクサイダニなど害虫対策についての話題が挙げられ,積極的な意見交換がなされました。
晩生系統では近年,灰色かび病や菌核病の発生が増加しています。今後の晩生系統の出荷に向けて,ハウス内の水管理を適正に行い予防に努めていくよう普及センターからも呼びかけていきます。
(プンタレッラ)
〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138