宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業大学校1年生による普及センター訪問が行われました。

2020年07月31日 16時55分09秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 宮城県農業大学校では1学年次に先進農家での体験学習を行います。先進農家体験学習に先立ち,当普及センターを8名の学生が訪問しました。
 普及センターから,美里地域の農業の特徴について説明を行い,続いて,普及センターの業務や新規就農者に対する支援体制について解説しました。
 説明後の質疑応答では,学生から「普及指導員として苦労する点はどこか」や「普及員になるためにはどのような研修が必要か」,「県外から地元で就農する場合,どこに相談すればよいか」といった質問が出されました。
 先進農家体験学習は9~10月に22日間行われ,学生は農業者のもとで農業技術や経営を学習する予定です。



<連絡先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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多収穫米生産部会主催の多収穫米栽培現地検討会が開催されました

2020年07月31日 08時12分52秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 7月14日にJA新みやぎ栗っこ多収穫米生産部会主催の多収穫米栽培現地検討会が開催され,9名が参加しました。
 JA新みやぎ栗っこ地区本部では「10a当たり所得増」を合言葉に多収品種「萌えみのり」の作付を推進しており,令和2年度は約1,000haの栽培が行われています。多収穫米生産部会は,「萌えみのり」作付拡大の旗振り役として収量600kg以上の確保を目標に活動を行っており,これまで栽培暦や専用肥料の開発に取り組んできたほか,新たな多収品種の試験栽培も行っています。
 当日はあいにくの雨でしたが,「萌えみのり」2か所と「つきあかり」及び「ゆみあずさ」各1か所のほ場を巡回し,生育状況を熱心に検討しました。その後に会議室に移動して総合検討が行われました。普及センターからは低温による障害不稔と葉いもちの発生に注意を呼びかけるとともに,「萌えみのり」の収量向上に向けてリモートセンシングに基づく生育量の把握による施肥改善について話題提供を行い,取組への協力を呼びかけました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

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令和2年度石巻地方米づくり推進本部会議を開催しました

2020年07月30日 20時07分26秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 JAいしのまき,管内土地改良区,石巻市,東松島市,NOSAI宮城石巻支所,石巻地方振興事務所農業振興部の水稲関係担当者により,7月16日に「令和2年度石巻地方米づくり推進本部会議」を開催しました。
 前半は,現地ほ場を巡回し,本県のブランド米「だて正夢」の栽培ほ場で,生育状況を確認しながら,今後の肥培管理について情報交換を行いました。続いて,水稲乾田直播栽培ほ場で,移植栽培水稲との生育ステージの違いを確認し,特に入水や落水時期の違いについて情報交換を行いました。乾田直播栽培は,麦類や大豆で使用する農業機械を汎用利用できるメリットがあること,担い手に水稲栽培管理作業が集約される中で,水稲育苗作業が省力化されることなどから,管内でも取組面積が増えています。
 後半は,会議室に移動し,今年度の管内の水稲の生育状況の確認を行いました。「東北南部の日照不足と長雨に関する東北地方気象情報第1号」が7月13日に仙台管区気象台から発表されていたことと,幼穂が低温に最も弱い時期である減数分裂期に近づいていたことから,低温が予想される場合は,現地の水田で深水管理ができるよう,準備態勢を整えるための話し合いを行いました。
 今後も,普及センターでは,水稲の生育状況を把握しながら,気象予報に即した栽培管理方法について情報を提供いたします。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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新型コロナウイルス感染症の影響を克服するために「経営継続補助金」説明会開催

2020年07月30日 16時57分05秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 新型コロナウイルス感染症の影響を克服するために,農業者が経営継続に向けた取組に対して支援する農林水産省の「経営継続補助金」の申請受付が開始されました。
 本事業は,感染拡大防止対策を行いつつ,販路の回復・開拓,生産・販売方法の確立・転換などに取り組むために,農業者が機械装置等の導入や感染防止対策を実施する経費に対して補助されるものです。管内農業者に広く事業を周知するために,令和2年7月10日に説明会を開催し,管内農業者,関係機関25名が参加しました。また,説明会と同日,本事業の支援機関である宮城県農業経営相談所と協力し,すでに応募を決めた農業者11人に対して,個別の計画書作成支援を行いました。
 本事業は,一次募集が7月29日に締め切られるものの,9月に二次募集が行われる予定となっているため,今後も活用を希望する農業者への支援を継続していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター地域農業第二班
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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みやぎ農業未来塾「環境制御勉強会」を行いました

2020年07月30日 16時45分13秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 大崎農業改良普及センターでは,大崎管内の就農5年目の就農者や大崎4Hクラブ員を対象に,令和2年7月21日(火)にみやぎ農業未来塾「環境制御勉強会」を行いました。
 この勉強会は,大崎4Hクラブ員から要望の多かった環境制御技術を題材としたもので,昨年は宮城県農業・園芸総合研究所の環境制御試験ハウスや株式会社ベジランド佐藤を視察しました。
今回は,株式会社誠和の仙台営業所長を講師として,環境制御の基礎について学びました。
 参加者の反応は好評で,「とても勉強になった」,「植物の営みは光合成であることに,改めて気づかされた」等の意見が聞かれ,環境制御技術に対する関心が深まる機会となりました。9月には2回目の勉強会も計画しています。
 普及センターでは,今後も新規就農者の活動を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班・先進技術班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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「水稲直播栽培勉強会」を開催し,追肥について検討しました

2020年07月30日 15時21分13秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 亘理農業改良普及センターでは,令和元年度から,乾田直播栽培を志向する経営体の技術力向上を目的に「直播栽培勉強会」を立ち上げ,参加者同士の情報交換や技術的課題の対策などの検討を行っています。
 令和2年7月21日,山元町及び名取市の乾田直播ほ場で,今年度第2回目となる勉強会を開催しました。今回は,幼穂形成期及び減数分裂期の追肥をテーマに,参加者全員で葉色などの生育調査結果を確認し,施用のタイミングと散布量について検討を行いました。
 普及センターでは,乾田直播栽培技術の高位平準化に向けて,今後も勉強会を開催していきます。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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JA古川春菊部会で秋冬春菊栽培講習会が開催されました。

2020年07月30日 13時38分34秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 令和2年7月22日(水)にJA古川狐塚野菜集荷場において秋冬春菊栽培講習会が開催されました。講習会には約30名の生産者が参加し,今年の秋冬に収穫を行う春菊の栽培管理方法や病害虫防除方法の確認を行いました。
 普及センターからは,例年発生が多い病害虫や被害が大きく注意の必要な病害虫の特徴や対策方法,農薬などについて情報提供を行いました。また近年では農薬を散布しても殺菌・殺虫効果が低い抵抗性病害虫が問題になっており,同じ種類の農薬を連続で散布すると抵抗性病害虫が発生しやすくなるため,IRACコードやFRACコードを活用し,作用機作の異なった農薬をローテーションで散布するように指導しました。
 本講習会を通して,病害虫の適切な防除技術を身につけることにより,品質の良い春菊の生産が可能となるとともに,生産量が増加することが期待されます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

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経営継続補助金支援相談会が開催されました

2020年07月30日 12時35分14秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 令和2年7月16日に大崎合同庁舎3階オープンラボを会場に,大崎・美里・栗原農業改良普及センター管内の農業経営者(3法人,1個人)を対象とした経営継続補助金支援相談会が開催され,支援機関である宮城県農業経営相談所(事務局:宮城県担い手育成総合支援協議会)とともに,申請書類の作成支援を行いました。
申請者は新型コロナウイルス感染症による影響を少しでも軽減することを目的に,感染拡大防止対策を行いながら,販路の回復・開拓,生産・販売方式の確立・転換などの経営継続に向けた取組を行っています。
この事業の1次受付締切りは7月29日とされており,多くの農業者が支援機関であるJAの計画策定支援を受けて応募しております。既に2次募集の応募が農林水産省から発表されていることから今後も継続して農業者の支援に努めてまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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夢を形に。就農希望者の営農計画作成を支援しています。

2020年07月29日 10時27分57秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 普及センターでは,農業を仕事にしたいという就農希望者に対し,新規就農に関する制度の説明や営農計画策定支援,生産技術指導等を行っています。
 就農のタイプは,農業法人に就職する「雇用就農」の他,農地や営農機械を自分で所有し営農する「独立自営就農」や農業を営む両親(親族)を手伝う「親元就農」に分けられており,管内では,ここ数年雇用就農者の割合が増える反面,独立自営を目指す若者も現れてきています。
 当所では,独立自営就農を希望する若者に対し,「どの品目を栽培するのか」「経費はどのくらいかかるか」「収入はどれくらい見込めるか」「人手は十分なのか」「営農にあたっていくら資金が必要か」等々の相談に応じることにより,営農計画の実現に向けた支援を行っています。時には厳しいアドバイスを行うこともありますが,就農希望者の抱える課題を見える化し,一つ一つ解決への糸口を探ることにより,計画の具体化をすすめています。
 今後も新規就農者の農業経営の早期安定を目指して,関係機関と連携を図りながら支援していきます。


  <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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JAみやぎ登米花卉部会菊現地検討会の開催

2020年07月28日 17時21分05秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 7月21日にJAみやぎ登米花卉部会の菊現地検討会が開催され,部会員や市場関係者等10名が参加しました。
 始めに,南方町と中田町の3か所のお盆出荷用スプレーギクの施設を回り,生育状況を確認しました。5月31日から6月15日まで消灯・シェードの作型は,着色蕾から8月10日頃開花予定で,日照不足の影響や病害虫の発生もなく,生育・品質とも順調でした。
 普及センターからは,熱中症対策,アザミウマ類や白さび病等への注意を促しました。市場関係者からは菊類の流通動向について,5月母の日以降のコロナ禍で輪菊は単価が低迷,スプレーギクは単価回復,お盆はお墓参りで8月3,5,7,10日が需要期との情報提供がありました。
 JAみやぎ登米花卉部会のスプレーギクは出荷数量約130万本,販売額約8,500万円と県内一の産地を誇り,最も重要なお盆出荷を迎え,部会員や関係者とも良品共選出荷に向け意識を高めていました。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

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