RFAの普及や合併症のことをよくしって治療法として確立することを目的に設立した研究会です。有る程度の役目を果たしてきているということで、年1回開催になるとのことでした。
この報告は結構専門的な言葉なので、難しいです。わかるところだけでも参考になればと思います。
第13回の当番世話人に札幌緑愛病院 川西 輝明が担当になりました。
2009年4月日程で開催となると思います。そのときはご協力のほどよろしくお願いいたします。
特別講演 とても勉強になりました。
肝がん治療におけるRFA ~3機種の使い分けと今後の展望
順天堂大学医学部附属練馬病院 消化器内科 先任准教授 國分茂博先生
HIFU(高密度焦点式超音波療法)もやっと治験が始まるよう 中国ではもう行われている。
RFAの3機種の肝がん治療後の局所再発率は、腫瘍径別でも、ほとんど違わない 大きさでは言えないデータとなっている。すごい。大きさによって焼き方を検討していることが、結果に表れている。
前向きの検討 初発単発3cm以下で行った累積局所再発 年5.8%
エタノールを追加して行くと大きく焼ける。RITAはこれができるのでいいと 展開じゃなくても追加でさして熱いうちに焼く
5年再発率 77%
局所再発を押さえられた方が、予後を改善する因子となっていた。
局所再発を見込んで治療というのは、この結果からはだめかな。予備能からそうせざ
るを得ないとき以外は、マージンをしっかり焼くことが必要。
三機種での検討
3cmも2cm針も幅は変わらないことがわかったと あら、大きいと思うけど。。。
展開針は横に広く焼ける
重ね焼きか1本で広く焼けるのを選択するか。血流遮断を追加するとどの針も可能となる
周辺との関連で焼ける範囲を調節できるものがいい
S7,8、RHA隣接はCool-tipがいいだろう
肝表面から2cm未満のアブレーションでは、Cool-tipの3cm針は避けた方がいいだろうと余計なところが焼けるので展開針がいいだろうと
展開針は、焼いたとに広げるのは危険なことがあるので要注意
大型肝がんは何センチ以上か3cmで予後がわかれる
4cm焼くとアルブミンなどの予備能が戻るのに半年かかる
60才以上でも遅いことがわかったと 高齢になるほど開腹が遅いと言える
食欲が少ないとか色々あるのだろうと
BCAAを前から投与すると予防できるようになってきたと
大きいものを焼くには エタノール併用 簡便で安い
3方向から焼く
RITAでは生食をくわえると丸く焼ける モデル70ではエタノール入れると5mm弱広く焼ける
PEIT針を追加してやる方法がある、熱を上げた後に入れることが効果的
4cmを超えると重ね焼きが必要
血流遮断すると両脇8mmついかできると
TAE直後の方が、熱の期間も短かったりで、予備能の低下が少ないこともあると
1週間あけずに翌日という方法がいいのではないかと。
85mmの肝がんまでやったことがあるとのこと
他臓器のRFA 肺、乳房、副腎、甲状腺、骨、膵、GIST
曲がるRITA針(日本では売られていない) CTなどの狭いところで刺すとき
現在、海外で行われている治療法の紹介もありました。
CelonPower Cool-tip3本使ってる。鼻炎とか、いびきでも使ってると
マルチポーラの仕組みを使っている、三本の針の間を電流が行き来する。これはすごいと思いました。
しかし日本人の体格だと難しい
海外ではほとんど導入されているで。
CelonAGはドイツにある日本のオリンパスが買収した。
基本がバイポーラなので周辺に広がらなくていい
腫瘍に直接刺さずに焼ける可能性がある 日本で現在検討してみて38の円形で厚みが25mmやける
日本では肝臓ではHIFU(高密度焦点式超音波療法)してないが、中国はやっている 痛みもなく、前投薬も点滴もなくできている1回に3mmやけるので、何回かに分けて焼く 一点に対して50秒ずつ焼く
日本でHIFU(高密度焦点式超音波療法)の治験は3ヶ月後くらいにはじめるとのこと。
○そうはいっても、今あるものでラジオ波のあとはどうするか
Vp3でもこれだけできた 治療後再発でVp3となった症例
リピオドールTAEでできるか
Thread & streek sign がでてるものは、いい適応かと
アイエーコールは血小板下げる副作用は少ない
リピオドールとアイエーコールは1対10で行くのが多いと1対8APシャントでも行っても大丈夫な良はこの位だろうと
難しい肝がんの治療に対して、いろんな検討をしていて、とても勇気づけられる話で、本当に聞けて良かったと感じました。
この報告は結構専門的な言葉なので、難しいです。わかるところだけでも参考になればと思います。
第13回の当番世話人に札幌緑愛病院 川西 輝明が担当になりました。
2009年4月日程で開催となると思います。そのときはご協力のほどよろしくお願いいたします。
特別講演 とても勉強になりました。
肝がん治療におけるRFA ~3機種の使い分けと今後の展望
順天堂大学医学部附属練馬病院 消化器内科 先任准教授 國分茂博先生
HIFU(高密度焦点式超音波療法)もやっと治験が始まるよう 中国ではもう行われている。
RFAの3機種の肝がん治療後の局所再発率は、腫瘍径別でも、ほとんど違わない 大きさでは言えないデータとなっている。すごい。大きさによって焼き方を検討していることが、結果に表れている。
前向きの検討 初発単発3cm以下で行った累積局所再発 年5.8%
エタノールを追加して行くと大きく焼ける。RITAはこれができるのでいいと 展開じゃなくても追加でさして熱いうちに焼く
5年再発率 77%
局所再発を押さえられた方が、予後を改善する因子となっていた。
局所再発を見込んで治療というのは、この結果からはだめかな。予備能からそうせざ
るを得ないとき以外は、マージンをしっかり焼くことが必要。
三機種での検討
3cmも2cm針も幅は変わらないことがわかったと あら、大きいと思うけど。。。
展開針は横に広く焼ける
重ね焼きか1本で広く焼けるのを選択するか。血流遮断を追加するとどの針も可能となる
周辺との関連で焼ける範囲を調節できるものがいい
S7,8、RHA隣接はCool-tipがいいだろう
肝表面から2cm未満のアブレーションでは、Cool-tipの3cm針は避けた方がいいだろうと余計なところが焼けるので展開針がいいだろうと
展開針は、焼いたとに広げるのは危険なことがあるので要注意
大型肝がんは何センチ以上か3cmで予後がわかれる
4cm焼くとアルブミンなどの予備能が戻るのに半年かかる
60才以上でも遅いことがわかったと 高齢になるほど開腹が遅いと言える
食欲が少ないとか色々あるのだろうと
BCAAを前から投与すると予防できるようになってきたと
大きいものを焼くには エタノール併用 簡便で安い
3方向から焼く
RITAでは生食をくわえると丸く焼ける モデル70ではエタノール入れると5mm弱広く焼ける
PEIT針を追加してやる方法がある、熱を上げた後に入れることが効果的
4cmを超えると重ね焼きが必要
血流遮断すると両脇8mmついかできると
TAE直後の方が、熱の期間も短かったりで、予備能の低下が少ないこともあると
1週間あけずに翌日という方法がいいのではないかと。
85mmの肝がんまでやったことがあるとのこと
他臓器のRFA 肺、乳房、副腎、甲状腺、骨、膵、GIST
曲がるRITA針(日本では売られていない) CTなどの狭いところで刺すとき
現在、海外で行われている治療法の紹介もありました。
CelonPower Cool-tip3本使ってる。鼻炎とか、いびきでも使ってると
マルチポーラの仕組みを使っている、三本の針の間を電流が行き来する。これはすごいと思いました。
しかし日本人の体格だと難しい
海外ではほとんど導入されているで。
CelonAGはドイツにある日本のオリンパスが買収した。
基本がバイポーラなので周辺に広がらなくていい
腫瘍に直接刺さずに焼ける可能性がある 日本で現在検討してみて38の円形で厚みが25mmやける
日本では肝臓ではHIFU(高密度焦点式超音波療法)してないが、中国はやっている 痛みもなく、前投薬も点滴もなくできている1回に3mmやけるので、何回かに分けて焼く 一点に対して50秒ずつ焼く
日本でHIFU(高密度焦点式超音波療法)の治験は3ヶ月後くらいにはじめるとのこと。
○そうはいっても、今あるものでラジオ波のあとはどうするか
Vp3でもこれだけできた 治療後再発でVp3となった症例
リピオドールTAEでできるか
Thread & streek sign がでてるものは、いい適応かと
アイエーコールは血小板下げる副作用は少ない
リピオドールとアイエーコールは1対10で行くのが多いと1対8APシャントでも行っても大丈夫な良はこの位だろうと
難しい肝がんの治療に対して、いろんな検討をしていて、とても勇気づけられる話で、本当に聞けて良かったと感じました。