北大の髭先生のB型肝炎の現在の検討している内容と武蔵野赤十字の泉先生のC型肝炎の2008年の総括的な話を聞いてきました。
髭先生の方は、B型肝炎が北海道は全国平均の3倍になっていることなどから、今後もB型肝炎のフォローが重要であること。キャリアと言われている人たちが、病院でフォローをちゃんと受けていないことなどを指摘していました。
肝がんの手遅れで見つかる人もこういったB型肝炎の人がおおいのは私も実感しているところで、肝がん検診がその予防になっている部分があるなと思います。
バラクルードを短期間でやめる治療法を検討していて、24週間インターフェロンと合わせながら行うと、比較的うまくいっているというデータが示されました。若い方の治療法としていいデータがこれからも出てくれたらと思いました。
泉先生の話は、何度も聞いているのですが、いつも、新しい話が聞けて、すごいなあと思うことばかり。
今回はC型肝炎の72週間投与を認める際の基準について、タックマン法で測定している場合は12週でウイルス量が100分の1になり、かつ36週(うろ覚え)までにウイルスが消えた場合に認められるという基準になりそうだって言っていました。
あと、Aliniaの件で、小児の下痢の薬としてアメリカでも認可されていて非常に副作用が少ないことから、日本のように年齢の高い患者さんの多いところでとても期待される薬だなと思いました。エジプトでgenotype4の患者さんでの検討しかないので、これからの成績に期待がかかるところです。この薬はどうして聞くのかまだわかっていないことと、効果の出方が最初にぐっとウイルスを減らす場合と後からでも消えてくる場合があり、とても興味深い薬でもあると話されていました。
現在治験がされている、タンパク合成阻害薬は、今のペグインターフェロンリバビリンの副作用にさらに副作用学わかるため、元気な人でないとなかなか難しいということがわかってきていて、早くAliniaのような副作用の少ない薬が出てきて欲しいと思います。
ベータ型インターフェロンはうつが出にくく、来年末にはリバビリンが併用できるようになりそうだという情報も得られて、とてもうれしくなりました。うつ症状はアルファ型では、とても患者さんを苦しめるので、注射の回数は多くなりますがベータ型のインターフェロンが使えるようになるのは期待が持てます。また、間質性肺炎の合併症も少ないのでうまくいくといいのですが。ベータのペグ型が出てくれたらなあと思ったりします。
これからもどんどんいい治療法が出てきそうで、ガンバレる患者さんが増えてくれそうで勉強になりました。
髭先生の方は、B型肝炎が北海道は全国平均の3倍になっていることなどから、今後もB型肝炎のフォローが重要であること。キャリアと言われている人たちが、病院でフォローをちゃんと受けていないことなどを指摘していました。
肝がんの手遅れで見つかる人もこういったB型肝炎の人がおおいのは私も実感しているところで、肝がん検診がその予防になっている部分があるなと思います。
バラクルードを短期間でやめる治療法を検討していて、24週間インターフェロンと合わせながら行うと、比較的うまくいっているというデータが示されました。若い方の治療法としていいデータがこれからも出てくれたらと思いました。
泉先生の話は、何度も聞いているのですが、いつも、新しい話が聞けて、すごいなあと思うことばかり。
今回はC型肝炎の72週間投与を認める際の基準について、タックマン法で測定している場合は12週でウイルス量が100分の1になり、かつ36週(うろ覚え)までにウイルスが消えた場合に認められるという基準になりそうだって言っていました。
あと、Aliniaの件で、小児の下痢の薬としてアメリカでも認可されていて非常に副作用が少ないことから、日本のように年齢の高い患者さんの多いところでとても期待される薬だなと思いました。エジプトでgenotype4の患者さんでの検討しかないので、これからの成績に期待がかかるところです。この薬はどうして聞くのかまだわかっていないことと、効果の出方が最初にぐっとウイルスを減らす場合と後からでも消えてくる場合があり、とても興味深い薬でもあると話されていました。
現在治験がされている、タンパク合成阻害薬は、今のペグインターフェロンリバビリンの副作用にさらに副作用学わかるため、元気な人でないとなかなか難しいということがわかってきていて、早くAliniaのような副作用の少ない薬が出てきて欲しいと思います。
ベータ型インターフェロンはうつが出にくく、来年末にはリバビリンが併用できるようになりそうだという情報も得られて、とてもうれしくなりました。うつ症状はアルファ型では、とても患者さんを苦しめるので、注射の回数は多くなりますがベータ型のインターフェロンが使えるようになるのは期待が持てます。また、間質性肺炎の合併症も少ないのでうまくいくといいのですが。ベータのペグ型が出てくれたらなあと思ったりします。
これからもどんどんいい治療法が出てきそうで、ガンバレる患者さんが増えてくれそうで勉強になりました。