羽田空港の売店でこの本を見つけて読んでみました。560円で買いやすいです。最近出た本でした。
お金に対してどういう気持ちでつきあっていけばいいか、どうしても必要以上にもつと悪いことになりそうなんて、思いがちな方も多いのでは、私も子どもの頃はお金に苦労してる家で育ったので、貧しくても心が美しいことが大事ですと育てられてきました。
ただ、お金が沢山あってみんなのためにいっぱい使うようなお金持ちになれるなら、それはそれでとてもいいことだと思えるようになるまでに時間がかかりました。いまもまだお金に対する悪いイメージもちがちだけど。子どもの頃からお金に対してイメージをちゃんと持てたらもっと早くそういう気持ちになれたんだろうなと思います。親がしっかりイメージを持てれば子どもにも伝わる。子供用と言うより大人用の本だなあと思えます。
この本では、作者のお金持ちとのインタビューやいろんな関わりの中で、幸せなお金持ちになるための心の持ち方過ごし方が書かれているので一読する価値は十分あると思います。お金持ちになることが目標と言うより、幸せになるための気持ちの持ち方が書かれていると言ってもいいかなあ。
愛に溢れた家族になることがそのために重要であるとつながるので、家庭円満にとっても役に立つ本だと思います。
マーフィーの本の中にも同じ事が書かれているのですが、日本人にはこの作者の書き方の方がしっくりくるかなと思います。お金は使うと3倍になってかえって来るという表現よりも、感謝してお金を使うとお友達を連れて戻ってくると言われる方が何か楽しい。こういう表現があちこちにあるので、読んでいても楽しい気持ちになります。
より多くの人を喜ばせた人のところにお金は集まる。
感謝してお金を受け取り感謝してお金を支払うと友達を連れて戻ってくる。
分かち合うと豊になれる。
最高に豊かな人のように行動しようというところで、私は、お金をいっぱい使って気持ちを同じようにもつことって思っていました。でも、コンビニで100円寄付する時に100万円を寄付したと思うようにしたり、どんな気持ちになるかなと想像することも同じような効果が出てくると言った、イメージ法が書かれていて、誰でも試せる内容があるのがいいなと思いました。続けていくことで少しずつ身につけることができて、お金に対する不安感も減ると言うのもありだなと思えました。でも、幸せなお金持ちになれた方なら頷ける内容でも、まだそうなっていない時には、こんなことあり得ないって思えちゃうと思います。でも、こうなれたらいいなと思って読み進めていくと気持ちにスイッチが入るかも知れません。是非本で見て欲しいです。