肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

レジャスポキャッツアイビッグ東苗穂店いってきました

2008年08月17日 | その他
今日は夏休み、子供に何処か遊びに連れて行ってといわれ、プールや海は私が嫌いなので、インターネットでどこかおもしろい遊び場はないかとしらべたら、レジャスポキャッツアイビッグ東苗穂店ってのがありました。
最初、おもしろくなかったらすぐ別の場所へ行けばいいかなと思っていったのですが、自分も一緒に遊んだりしてたら、あっという間に5時間が過ぎてしまいました。
建物の中なのですが、巨大迷路があったり、ロッククライミングの施設や、いろんなスポーツのできるコーナーがあって、遊ぶだけでなく、運動にもなる施設でびっくりしました。
ここのシステムは10分90円なので、長くいるとお金がかかるんですが、、、失敗したあと思って後の祭りでした。
子供たちは大満足で、また来たいといっていました。今度は、3時間と決めていかなければと反省した私でした。

滝野オートリゾート 一泊

2008年08月15日 | その他

今日は、曇り時々雨の中、滝野オートリゾートにいってきました。
天気予報は曇り時々雨、朝からずっと雨が降っていたので、子供たちはあきらめムード。ま、外に出る頃テント貼る頃は晴れるべさと、楽天的な気持でいってきました。買いものしたり、昼を食べたりする頃にちょうどやむんですよねえ。不思議です。でもって、テントサイトを予約していたのですが、雨降るとやなので、キャビンサイトのキャンセルがないか聞いたらこれまたちょうどキャンセルが一つ。聞いてみるものですねえ。タープテントだけはって、外で焼肉の時だけ外に出て、あとは、センターハウスの催し物に参加したり、ごろごろしたり、散歩したり、ゆっくり過ごしていました。
かなり、都会風のキャンプ場なので、何不自由ないですが、子供たちは来れたことで大満足のようで良かったです。

写真は、遊歩道からキャンプ場を眺めたものですが、霧がかかって、涼しくていい感じでした。

今日から夏休み

2008年08月14日 | その他
今日から夏休みに入ります。畑のみにトマトをとっては食べていました。夜は町内会のお祭りにいって、子供会の手伝いをしてる子供たちを眺めて、ぼおっとしていました。お祭りの雰囲気とにこにこしている家族の団らん風景を眺めていると、ホっとする感じがして、好きなんですよねえ。

薬害肝炎訴訟 北海道弁護団と打ち合わせ

2008年08月14日 | 肝炎救済に関連して
8月13日水曜日、薬害C型肝炎訴訟説明会について、北海道弁護団の加藤さん、中島さんが来てくれて、打ち合わせをしました。北海道新聞社の記者の方や、ボランテアの方も参加して、9月までにどんな形でみんなに知らせていくかを相談しました。
この間の、経過や、訴訟の原告団が北海道ではまだ、東京の人たちと一緒に訴訟を起こす現状であることなど、日常で疑問に思っていることをお聞きできて、とても、勉強になりました。
この仕組みでは、ほんとに限られた人たちしか救えない、でも、これが今は、突破口だという気持で、是非、みなさんの声をまとめていくことが必要なんだとつくづく思いました。
訴訟にならないから関係ないということでなく、国民の病気として国に国民が健康になる手助けをしてもらうことだけでも求めていくのは決して、迷惑をかけることではなく、国に対しても恩返しをするチャンスを作ってもらうことなんだと胸をはってみんなが笑顔で暮らせる世の中になって欲しい物です。

2008年 北大医学部バレーボール部 東医体優勝

2008年08月11日 | その他
8月8日決勝で北海道大学医学部 男子バレーボール部が優勝しました。

あ、東医体と言っても医学部にいた人以外はぴんと来ないとおもいますが、東日本の医学部の体育大会なんです。
医学部の中では、西と東に別れて行われるこの大会が、一番気合いを入れて行われる大会で、これで優勝するのが一番名誉なこととされています。

自分の後輩たちが優勝したと言うことで、とても、うれしい知らせです。私が大学時代も優勝を経験してはいますが、そのときの経験は本当に人生にとってもとても有意義な体験でした。チームワークのすばらしさ、自分以外に支えてくれる人たちのすばらしさ、自分が果たすべき役割、いろんなことをいろんな体験から勉強することができたものです。授業での勉強以外に、こういった人との関わりを体験することは、医者になって何倍もの力になるんだなあと今つくづく思います。
後輩のみんな本当におめでとう、いいニュースを知らせてくれてありがとうー。

西区チエリア 医療講演終了 平成20年8月7日

2008年08月09日 | 医療講演やイベント

平成20年8月7日午後7時から西区チエリアにて医療講演がありました。23人の方が集まってくれて、最近のウイルス性肝炎の患者さんの状況、最新の治療について勉強してくれました。
医療相談では5名の方が、日ごろの心配していることについて相談してくれて、安心できたといっていただけたのでよかったです。

市民健康教室 清田区役所 2階 ありました

2008年08月09日 | 医療講演やイベント

平成20年8月7日午後2時から、清田区役所の二階で医師会が担当している市民健康教室が行われました。20人くらいの人が集まってくれて、熱心に聞いてくれました。
暑い日でしたが、集まっていただけてありがとうございました。

9月6,7日 薬害肝炎訴訟説明会と医療講演 予定

2008年08月08日 | 肝炎救済に関連して
札幌と函館でのC型薬害肝炎の訴訟説明会+医療講演の場所が決まりました。
家族や友達など問題で悩まれている方は是非一度話を聞きに来ていただければと思います。
そして、今一度訴訟で救済されない方々の救済も目指して、一緒にがんばろうって形になってくれたらと思います。

9月6日(土) 札幌説明会 場所:札幌弁護士会館5階会議室
9月7日(日) 函館説明会 場所:勤労者総合福祉センター
時間はいずれも13時30分からで3時間くらい

私も、参加する予定です。是非この動きを加速させて、すべての肝炎の方が救われる運動につなげていきましょう。

現在企画進行中の医療講演場所

2008年08月07日 | 医療講演やイベント
8月はビラが出来上がっていたので載せている地域ですね。西区、小樽、美唄、奈井江。
9月6日薬害肝炎説明会 in札幌 9月7日薬害肝炎説明会 in函館
9月12日金 余市 午後6時から 森内科胃腸科の森先生が司会
9月14日日中空知コスモス会 お泊まり 新篠津 行ってきます。
9月20日土 浦河 午前10時から 浦河日赤病院の人たちも応援してくれています。
そのあと道央肝炎友の会のお泊まり会長沼であるので行ってきます。是非行ける方はいきましょう。
お酒飲まなくても楽しく温泉と食事で気分をリフレッシュできると思います。
10月17日金 厚沢部町 午後6時から
10月18日土 北斗市 午後6時から
10月25日土 士幌 午後の予定 士幌町立病院と地元の協力で実施予定です。

夕張、倶知安、岩内も検討中ですが、まだ日程が決まっていません。

2008年8月7日 西区手稲区医療講演のご案内

2008年08月04日 | 医療講演やイベント

西区・手稲区健康フォーラム 肝臓病医療講演会
日時 平成20年8月7日(木) 午後6:30開場~午後9:00

【医療講演】 午後7:00~午後8:00
 司会  北海道大野病院 消化器・呼吸器外科 三品 壽雄 先生

『きっとかなう夢のために
  ー肝がんの不安が無くなる世の中を目指してー
  ウイルス性肝炎を取り巻く状況とその治療について』

 講師  札幌緑愛病院 肝臓センター所長
    新発寒ファミリークリニック肝臓内科 川西 輝明 先生

無料療養相談 講演会終了後行います。
また、B型肝炎・C型肝炎が治ったといわれた方でも、定期的な受診や治療が必要な場合もありますので、
是非、ご家族と一緒に、お気軽に聞きに来ていただければと思います。

場所 札幌市生涯学習センター(ちえりあ)
住所 札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10  
電話 011-671-2200
興味のある方はどなたでも(御家族の方も是非どうぞ) 参加無料!

お問い合わせ先
中外製薬(株) 電話(011)271-5311 担当:山口(やまぐち)
主催/ 中外製薬(株) 道央肝炎友の会
後援/ 札幌市医師会

川上さんのブログから

2008年08月04日 | 医療講演やイベント
先日のせたなでの医療講演をムービーにして紹介してくれていました。
ギターの弾き語りもこんな感じです。
こう言うのが私簡単にできないんですけど。代わりにご紹介します。

川上ひろしの肝炎なんてぶっ飛ばせ

第1回 PEG-IFN Expert Meeting In ANAインターコンチネンタルホテル

2008年08月04日 | 学会研究会報告新聞記事など
第1回 PEG-IFN Expert Meeting In ANAインターコンチネンタルホテル
ってのが東京で有りました。正確性がちょっと自信ないのでこんな感じかと言うことで読んで下さい。

ペガシスの使用例数の多い病院の先生を集めて、今後の方向性を見出していくという感じの研究会 全国から25名

最初 武蔵野の泉並木先生の基調講演 ヨーロッパ肝臓学会の話 2008.4ミラノでのものです。

ペグイントロンとペガシスでの併用療法がどちらが優れているかを明らかにしようとした試験では
○IDEALスタデイというのがありました。最終的には、差がなかったということのようで治療中の陰性化率はペガシスとコペガスの方がいいが再燃が多いと言うデータになっていました。
このことは、治療中の陰性化率が高いと言うことから長期になるとペガシスの方が成績がよくなる可能性がたかいのではないかと思われました。

○もう一つの比較 試験名忘れてしまった。
160例ずつ ペガシスとペグイントロン
ジェノタイプ1では54%のSVR、ペグイントロンでは38%
ペガシスの方が肝硬変に近かったりがあったのによかったロジスティック解析でもペガシスの方が良かった。とのこと。

○レスポンスガイドセラピー(治療に対する反応に応じて変更していく治療)がヨーロッパでは広がっている。
ペガシスコペガス
4週以内に消えるRVRは48週でいい
 c(conplete)EVR 4週で陽性で12週で消えるが、2LogIU/ml下がって陰性化
この群では、72週にしても差がないので48週でいいと
 p(partial)EVR 2LogIU/ml以上下がるがウイルスは消えないひとたちは、72週を目指す方がいいだろうと。

○REPEATスタデイ IFNの種類を換えると効果が出ることある
ペグイントロンとレベトールでウイルスが消えなかった人でもペガシスとコペガスで効果があった人たちがいると言う報告。

○新規薬剤
○Telaprevir probe1というスタデイ
ペガシスとコペガスとあわせて12週使ってその後、48週引っ張る方がウイスル消失率が67% 
あわせないでペガシスとコペガスだけ48週なら41%

ペガシスとテラペビルだけ24週は36%リバビリンがないと効果は低い 三者で24週でも60%超えている。

再治療でのTelaprevirでは
三者併用を24週後ペガコペ24週 52%になる再治療でも効いている
再治療前の反応は nonrespondersでも65%利く、再燃は7割以上利く

○ポリメラーゼ阻害薬 R1626
ペガシスやペガコペとあわせる 三者併用が84% リバビリン抜くと65%に下がる
好中球、血小板の減少が強い
最適な治療プロトコールは何かを探っている

○Aliniaという薬がエジプトから出てきた、クロプトスポリジウムなど寄生虫とかの薬
これも、3剤併用にすると79% ジェノタイプ4でも利く(普通はすごく効かないゲノタイプらしい)
既治療例でも効果がある8から25%にあがる(例数が少ないのでまだいいきれない)
貧血はリバビリンの影響と思われるが他に副作用がない

○武蔵野のデータ
ペグイントロンとレベトールでのデータ
ISDRの変異が少ない方がSVR低い、終了時に差はなかった 再燃率が高い
コア変異は治療中の変化も悪いが再燃率は差がない

自然免疫の研究からわかったこと RIG-I(リグアイ)
HCVはIPS-1とミトコンドリアのアンカリングを切るこれによってβIFNができなくなってる。
ウイルスが消えなかった人たちではIPS-1が減る
リグアイとIPS-1の比を改善させる治療は、まだ、はっきりしていない。

ペガシスとコペガス 157例(効きにくいとされるゲノタイプ1bの高ウイルス量の人だけ)
女性の占める割合77%と増えている
ウイルスの変化が、ペガシスは一度減ったあとの増加が少ない。

ペグイントロンとレベトールでの治療では
タックマンで8週以内に陰性化すれば、100%SVRになってる
タックマンは72周到代で36週まで可能性があり、72週を検討していいだろうと
48週でやめてしまうと24週でも1例も消えていない。
72週すると 48週で終わるより2倍近くいい。

まだまだ、いろんな話が聞けました。少量長期での使用経験もたくさん話せたらと思いましたが時間がなくて残念でした。