ミマス・エンケラドス・ハイベリオンなど表情豊かな衛星を持つ土星ですが、
ハワイのマウナケア山頂にある“すばる望遠鏡”による観測で新しい衛星が発見されました。
今回確認された衛星は“S/2007 S1”、“S/2007 S2”、“S/2007 S3”の3個。
ちなみに2006年には9個発見されています。
公転の周期はそれぞれ895日、793日、992日ですが、
“S/2007 S2”と“S/2007 S3”は土星の自転と反対向きの軌道を回っている“逆行衛星”だそうです。
これまでに存在が確定している土星の衛星は59個、不確かなものも含めれば62個となります。