パルサーは規則正しい周期で電波を放つ天体として知られています。
超新星爆発のあとには高密度の天体である中性子星が残されることが多く、
この一部がパルサーとして観測されているんですねー
強力な磁場を持っているのが特長で、磁極の方向からは電磁波のビーム放たれています。
そして天体自身が超高速で自転しているのがミソです。
この自転によって、電磁波のビームが灯台の光のように回転することになるんですよ。
このため、離れたところからは規則正しい周期で点滅する電磁波の信号(パルス)が観測されることになります。
パルスを発信しているから、天体の名前が“パルサー”となったということです。
今回、NASAのガンマ線天文衛星“フェルミ”の観測で、ガンマ線の信号しか見せないパルサーが発見されました。
この天体は“CTA 1”といい、1万年ほど前に起きた超新星爆発で出来たそうです。
ケフェウス座の方向約4,600光年の距離にあり、ガンマ線を約0.3秒周期で規則正しく地球へ放っています。
これまで“パルサー”からの信号は、ほとんど電波観測で発見されてきました。
中には可視光やX線などで光るものも見つかっています。
でも、“CTA 1”から検出できるのはガンマ線だけなんですよ。
このような“パルサー”が発見されたのは初めてだとか…
フェルミの研究チームによれば、
“CTA 1”から放たれているガンマ線は、電波など他の電磁波に比べて広い角度で放たれているようです。
地球でガンマ線だけが観測されるのは、“CTA 1”がガンマ線だけ届くような角度で自転しているからだそうですよ。

超新星爆発のあとには高密度の天体である中性子星が残されることが多く、
この一部がパルサーとして観測されているんですねー
強力な磁場を持っているのが特長で、磁極の方向からは電磁波のビーム放たれています。
そして天体自身が超高速で自転しているのがミソです。
この自転によって、電磁波のビームが灯台の光のように回転することになるんですよ。
このため、離れたところからは規則正しい周期で点滅する電磁波の信号(パルス)が観測されることになります。
パルスを発信しているから、天体の名前が“パルサー”となったということです。
今回、NASAのガンマ線天文衛星“フェルミ”の観測で、ガンマ線の信号しか見せないパルサーが発見されました。
この天体は“CTA 1”といい、1万年ほど前に起きた超新星爆発で出来たそうです。
ケフェウス座の方向約4,600光年の距離にあり、ガンマ線を約0.3秒周期で規則正しく地球へ放っています。
これまで“パルサー”からの信号は、ほとんど電波観測で発見されてきました。
中には可視光やX線などで光るものも見つかっています。
でも、“CTA 1”から検出できるのはガンマ線だけなんですよ。
このような“パルサー”が発見されたのは初めてだとか…
フェルミの研究チームによれば、
“CTA 1”から放たれているガンマ線は、電波など他の電磁波に比べて広い角度で放たれているようです。
地球でガンマ線だけが観測されるのは、“CTA 1”がガンマ線だけ届くような角度で自転しているからだそうですよ。
