超新星爆発による残骸、この中心部に集まる大量のチリを、南米チリにあるアルマ電波望遠鏡で初めてとらえたんですねー
対象の天体は、地球から約16万光年先の大マゼラン雲にある、超新星“1987A”の残骸で、
小柴教授が、この爆発で生じた素粒子ニュートリノを観測して、ノーベル物理学賞を受賞しています。

超新星爆発は、星が寿命を終える時に起こす爆発です。
爆発後に残った酸素、炭素、ケイ素の原子は、冷えた残骸の中心部に大量に集まると考えられていました。
でも、従来の赤外線望遠鏡では温度が低いので、ほとんど把握できなかったんですねー
なので、この研究では、ごく弱い電波を解析して画像化しています。
中心の赤い部分がアルマ電波望遠鏡がとらえたチリで、周囲は爆発の衝撃波で外層のガスが広がる様子になっていて、緑がハッブル宇宙望遠鏡、青がチャンドラX線観測衛星がとらえたものです。
チリは、次の天体が生まれるのに重要な役割を果たすので、
今回の成果は、星の進化解明に役立つようです。
対象の天体は、地球から約16万光年先の大マゼラン雲にある、超新星“1987A”の残骸で、
小柴教授が、この爆発で生じた素粒子ニュートリノを観測して、ノーベル物理学賞を受賞しています。

超新星爆発は、星が寿命を終える時に起こす爆発です。
爆発後に残った酸素、炭素、ケイ素の原子は、冷えた残骸の中心部に大量に集まると考えられていました。
でも、従来の赤外線望遠鏡では温度が低いので、ほとんど把握できなかったんですねー
なので、この研究では、ごく弱い電波を解析して画像化しています。
中心の赤い部分がアルマ電波望遠鏡がとらえたチリで、周囲は爆発の衝撃波で外層のガスが広がる様子になっていて、緑がハッブル宇宙望遠鏡、青がチャンドラX線観測衛星がとらえたものです。
チリは、次の天体が生まれるのに重要な役割を果たすので、
今回の成果は、星の進化解明に役立つようです。