北区子ども芸術劇場、弁士教室の生徒たちは、『キートンの探偵学入門』を声色掛け合い説明、その後一人一作品ずつ活弁を披露。
最初の口上から、前説、活弁、最後の挨拶まですべて立派で、小学生時代から8年、あるいは3年の成長を見てきた生徒たちの感謝の言葉に泣かされました。
親のような?姉のような?気持ち…。
今年の卒業生たちは、筑波大と上智大に進学が決まり、それぞれの「弁士教室で養った書く力や話す力等がとても役立っている」との言葉に、少しは役に立てたかと感慨に浸っております。
昨年の卒業生に引き続き、卒業生として答辞を読んだ生徒もおり「自分の言葉で在校生にメッセージを送りました」。
昨年と一昨年の卒業生も駆けつけてくれ、リハーサル室は同窓会のように賑やかでした。
大学生たちは、演劇をやっていたり、放送研究会で「おかげでアナウンス3級とれました!」と報告してくれたり。
先輩後輩、みんな仲がいいのも自慢で、そのうち何かをみんなでやりたいと話しています。
これもみんな、長年弁士教室を開催して下さった北区文化振興財団のおかげで感謝にたえません。
子どもたちの成長を、これからも見守り続けていきたいと思います。
活弁シネマートライブ@シネマート新宿『カリガリ博士』『アンダルシアの犬』大入り満員。20日はお立ち見席も埋まりました。
いらしてくださいました皆様、本当にありがとうございますm(__)m
永田さんの音楽も素晴らしかったです!
アンケートにもたくさん書き込み頂き、感謝です。
「活弁付きで見たほうがより面白かった」等のコメント、弁士冥利に尽きます。
リクエストいただいた作品は、順次上演させていただきたく思います。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
Bmapのみんなで楽しむバリアフリー映画『かぐや姫の物語』上映会を行いました。
ジブリ作品の中でも、大好きな一作。
今回は3人のメンバーが台本を作成し、私はガイド台本と読みの監修を務めました。
音声ガイド、字幕付きの鑑賞は、そのまま観るのとはまた違った面白さがあります。
視覚障害の方も、晴眼者も、楽しんで下さり、何よりでした。
アニメ映画『三国志』、第一部(1992年138分)、第二部(1993年155分)、第三部(1994年147分)の大作を、日本語字幕・音声ガイド入りでDVD発売するということで、
その音声ガイドの台本とナレーションを担当させて頂きました。
13日と15日に無事一挙収録。
劉備玄徳の声は、あおい輝彦さん、曹操孟徳は、第一部と第二部が渡哲也さん、第三部は今日訃報が飛び込んできた渡瀬恒彦さんが演じています。
『三国志』はいろいろな作品がありますが、よくまとまっていて、見応えのあるアニメ映画です。
音声ガイドの台本制作も、なかなかたいへんでしたが、耳で聞いても楽しい作品になりました。
5月2日発売です。ぜひご覧下さい。
昨日の3月11日は、練馬区平和台図書館での『幸福の黄色いハンカチ』バリアフリー映画上映で、ライブ音声ガイドをさせて頂きました。
上映前に、東日本大震災で亡くなられた方々への黙祷。
視聴覚の障害ある方も含めたくさんいらして下さり、爆笑して、泣いて。名作とともに濃い時間を過ごさせて頂きました。
朝は、大事な家族に急に先立たれて、もう死にたいどうしたらいいかわからない、という胸がつぶれそうな苦しさの中で、目が覚めました。
夢だ…ほっとして思わず泣きそうになり抱きつきました。
被災した方々は、何度もこれが夢であってくれたらと現実にうちひしがれながら、少しずつ前に進んできたのだと思うと、重い6年です。
今日も、復興に向け懸命に歩んでいる方々のお話を伺い、襟を正す思いでした。
応援、節電、防災、備え…
日々の生活で忘れがちだけど、できることはやらねば。