akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

ブラインドサッカー体験プログラム「OFF TIME」

2014-08-29 | バリアフリー映画、福祉

昨日はブラインドサッカー体験プログラム「OFF TIME」に参加してきました。

アイマスクをして、耳を澄まして、仲間と声をかけあって、ボールを追う。すごく貴重な体験で、気づかされることがたくさんありました。

人は普段視覚から80%の情報を得ているといいます。
その情報が閉ざされた状態で、情報を収集し、判断し、動き、目的を達するために、自分の感覚が研ぎ澄まされていくし、周囲とのコミュニケーションをとても大事にするようになります。

そしてほんのり汗をかくくらいの気持ちいい運動量。

皆様にも、ぜひオススメいたします。

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北日本新聞

2014-08-29 | 活弁

8月10日のウィメンズプラザでの「親子で活弁!」イベントにいらしてくださった、NHK山形時代の先輩ディレクター屋敷陽太郎さんが、出身地富山の北日本新聞に、当日のことを含めてエッセイを掲載くださいました。

許可をいただき、ここに掲載させていただきます。

私も朝ドラは毎日楽しみに見ている一人ですが、このナレーションって、活弁の語りから脈々と受け継がれているよなぁと思います。

語りによって、ドラマの雰囲気も変化しますよね。

屋敷さんは現在2016年のNHK大河ドラマのチーフプロデューサー。ちょっと先ですが、今から楽しみにしています。

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青年座『台所の女たち』

2014-08-27 | 映画・芸術・エンターテインメント

劇団青年座の舞台『台所の女たち』観賞。

脚本、構成、演出、演技、どれもなかなか巧みで楽しめました。

出演女優たちそれぞれの個性がとても上手く生かされていて、酒田東高校の先輩女優山本与志恵さんも彼女らしい自然体の演技で笑いを誘っておりました。

男の出演者はたった一人。彼が終盤でつぶやきます。

「始まる」という字は、「女」に「台」と書く。朝は女が台所に立つことから始まる、人は女から産まれすべての人生は女から始まる俺たち男は女にはかなわないなあ…。

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『南風』バリアフリーモニター会

2014-08-26 | バリアフリー映画、福祉

この夏に公開された日台合作映画『南風』のDVD発売に合わせ、Bmapが音声ガイドを制作。

そのモニター会を行いました。出演者は台湾人、日本人。台湾でのロケがほとんどで、中国語の会話は全部ヴォイスオーバーにします。

今日はとりあえず、私が全員の吹き替えと音声ガイドを語り、チェックをしていただきました。

全盲の東京大学先端技術研究センター研究員、大河内直之先生にもいらしていただき、台湾の観光遺跡をめぐる登場人物たちの位置関係説明など、一緒に悩んでいただきました。

いい作品に仕上げたいと思います。

NPO法人Bmapの活動報告blog http://b-map.sblo.jp/article/102839986.html

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活弁!シネマートライブ『キートンの蒸気船』感謝!

2014-08-25 | 活弁

一昨日昨日と開催したシネマート新宿での活弁ライブ。夏企画ということで、親子で楽しんでおらおうと、バスター・キートンの『キートンの蒸気船』を上演。

両日10:30~という早い時間で、しかも子どもたちは今日から学校で宿題に追われてという中、果たして来てくれるかしらと思っていましたが、土曜日はともかく、日曜日は子ども連れも何組か来場下さり、子どもたちの笑い声や豊かなリアクションで、とても和やかな上映会となりました。

キートンのアクロバティックでシュールなギャグは、いつ見ても脱帽です。子どもたち始めご来場の皆様、「楽しかった~!」と明るい笑顔で帰られて嬉しかったです。

バスター・キートンが大好きという生演奏の永田さん、普段はマイクを握ってもらうことがほとんどないのですが、今回は終了後に少ししゃべってもらいました(うふ)。お疲れ様でした。

皆様、ありがとうございました!

<活弁!シネマートライブ>、次回は、10月22日(水)23日(木)の19:00~、小津安二郎監督の『大学は出たけれど』『落第はしたけれど』二本立てです。お楽しみに。

 

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週末のリハ

2014-08-20 | 活弁

今日は、23、24日のリハーサル。
『キートンの蒸気船』は、昨年夏の「フィルムセンター こども映画館」で、小沢あきさん、永田雅代さんと一緒に上演して以来ですが、併映プログラムにエジゾンの初期短編集があったのを思い出して、話がはずみました。

子どもたちも大喜びの作品でした。
さて、これからもう少し修正します。

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「発明王・エジソン展」

2014-08-15 | 映画・芸術・エンターテインメント

お盆休み14日は、福岡から姪っ子たちが来たので八王子に「発明王・エジソン展」を観に連れて行き、15日はお墓参りと伯父さん伯母さんを訪ね、あとはDVD観賞で終わりました。

エジソン展、良かったです。
生涯に1093もの特許をとったエジソン。三大発明は、蓄音機(1877)、白熱電球(1879)、キネトスコープ(映写機・1891)と言われていますが、その他にもトースターや扇風機、ガムテープに到るまで、身近なものがたくさん!

以前フィルムセンターのこども映画館で活弁上演したサイレント映画『大列車強盗』は1903年のエジソン社の作品(有名な初の西部劇映画)ですが、展示会場で繰り返し上映され、たくさんの親子が見入っていました。
富士美術館で8月いっぱいです。

子どものころに難聴になったエジソンは、それをハンディと思わず、音に対する欲求から蓄音機を発明しました。白熱電球は失敗が一万回を超えたとき「うまく行かない方法を一万回発見したんだ」と言ったというのは有名な話。その飽くことなき好奇心と、発明への情熱には敬服します。

子どもたちだけでなく、私にとっても刺激になりました。

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『ドラえもん 新 のび太の大魔境』 DVD発売

2014-08-11 | バリアフリー映画、福祉

この春に劇場公開された『ドラえもん 新 のび太の大魔境』のDVDが完成、6日に発売されました!

Bmapによる音声ガイド入りです。私がナレーションを入れています。

ぜひお買い求めいただき、お聞きいただきたく思います。

 

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東京ウィメンズプラザ「みんなで観よう~無声映画 親子で活弁!」

2014-08-10 | 活弁

東京ウィメンズプラザでのイベント「みんなで観よう~無声映画  親子で活弁!」に出演。

台風の影響で来れなかった方もいましたが、それでも、お父さんやお母さん、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に来た子どもたちで大にぎわいの上映会となりました!

「ドタバタ撮影所」「チビッコギャング~モンキービジネス」、「モダンタイムス」(短縮版)。

無声映画のレクチャーと時間の他、活弁体験コーナーの時間もたっぷりとって頂いたので、15組近い参加者の皆さんにステージで活弁に挑戦いただくことができ、みんな「はい!」「はい!」と元気に手をあげてトライしてくれて、暖かい笑いと活気に包まれた二時間でした(*^^*)

嬉しい感想もいっぱい書いてくれました!大人はもちろん、子どもからも「大人も子どもも楽しめてすごくよかったです」というお言葉をいただいたり。
好きな作品もそれぞれ違いましたが、「チャップリンってやっぱりすごい」「子どもと一緒にもっと観ます」等の感想もいただき、私がやっていることが無声映画やチャップリンの入り口になるなら本当に嬉しいなと思います。

NHK山形時代の先輩プロデューサーさん(2016年の大河ドラマの制作統括)も、娘さんと奥さんと一緒にいらして楽しんでくださり、10年ぶりくらいのハッピーな再会でした。

こんな上映会が全国各地でできたら嬉しいですね~。

企画してくださった東京ウィメンズプラザの皆様、悪天候の中お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。

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無声映画の邦画は元祖”バリアフリー映画”

2014-08-07 | 活弁
日本の無声映画の字幕は、かなり工夫されています。
大きさや字体、斜めに出したりと、突然怒鳴ったのがわかったり、畳み掛けるようにあっちからこっちから声が出ているのがわかるように文字が出てきます。

先日の『瞼の母』の上映の際には、字幕制作をしている友人が「『瀧の白糸』が面白かったから連れていってくれ」と言うろう者の方をお連れくださったのですが、今回もとても楽しかったそうです。

友人から「画面の字幕で読めない漢字があったそうですが、古い旧漢字がまた雰囲気があって良かったそうです。また字幕の字体の変化でその場の雰囲気が伝わったそうです。手書きの字幕ならではの味ですね。私も字幕になにか工夫してみたいと思いました。」
と感想をいただきました。
帰りにお茶しながら私の語りの内容を(手話で)説明くださったそうで、ろう者の方が活弁台本にもご興味を持たれたというので、後からご覧いただきました。

『瞼の母...』は講談にもなっており、先日のシネマートでの活弁も、視覚障害の方も十分楽しめる語りにしていました。

多分、邦画の活弁は、元祖 ”バリアフリー映画” だったんです(^-^)

洋画も、日本語字幕付きの映像を使えば、聴覚障害の方も一緒にお楽しみいただけます
 
また、客席に全盲の方をお見かけすることも時々ありますので、少しだけアドリブで説明を足したりしています。
活弁の語りを少し工夫すれば、無声映画は十分に視覚障害者にとっても聴覚障害者にとっても楽しいエンターテインメントになるのです。
 
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8月<活弁!シネマートライブ>新宿『キートンの蒸気船』

2014-08-06 | 活弁

<活弁!シネマートライブ>新宿、8月は『キートンの蒸気船』をお届けします。

この作品は、昨年フィルムセンター「こども映画館」で上演し、爆笑の渦を巻き起こしたキートンコメディです。

夏休み企画!ということで、高校生以下1000円。

大人もこどもも楽しめます。両日午前中のみですが、きっと夏の楽しい思い出の一つになることと思います。

お待ちしています★

◆8月23日(土)、24日(日)<活弁!シネマートライブ>新宿
『キートンの蒸気船』

上映時間 各日 10:30~ 
活動弁士 佐々木亜希子
生演奏 永田雅代

場所 シネマート新宿スクリーン2
料金 ◎一般2000円(税込) ◎高校生以下1000円(税込)
チケット販売 シネマート新宿 窓口 03‐5369‐2831

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浅草ワハハ本舗「娯楽座」字幕対応ステージ

2014-08-05 | バリアフリー映画、福祉

浅草ワハハ本舗「娯楽座」の8月のお芝居に、聴覚障害者のための字幕がつくそうです。


明後日7日の公演から火曜、木曜、土曜に字幕対応ステージがあるとのこと。こうした試みが増えていくと嬉しいですね!


私も来週あたり、観劇に行こうと思います

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新橋文化劇場…8月閉館

2014-08-03 | 映画・芸術・エンターテインメント
1日は、京橋のフィルムセンター公演のあと、永田さんと一杯飲んで新橋文化劇場へ。『シェルブールの雨傘』と『ひまわり』二本立てを観ました。
やっぱり大きいスクリーンで、フィルム上映、いいですね。『ひまわり』に一人号泣。
 
8月で閉館なのですよね…。時折地鳴りのような電車の音、揺れ。それもこの劇場ならでは。
また一つ、名画座の灯が消えてしまうのは、残念です。
 
 
 
 
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新宿区立障害者福祉センター<夏休みこども映画>

2014-08-02 | バリアフリー映画、福祉



今日は新宿区立障害者福祉センターでのBmapによるバリアフリー映画上映会。
夏休みということもあり、普段はこの施設を利用することのない近所の小学校の子どもたちにも呼びかけての上映会です。






『ジャングル大帝』を字幕とライブ音声ガイド付きでご覧頂き、音声ガイドに挑戦!コーナーももうけました。
前衆議院議員の初鹿明博さんも、ご自身の運営する施設ばんびーのの子どもたちをたくさんお連れ下さり、何人もの子どもたちが積極的にガイド体験に挑戦。イキイキと語ってくれました。

 


  




参加された方々、とりわけ全盲の利用者さんがこどもたちのガイドを微笑んで聴いていらしたのが印象的でした。

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フィルムセンターこども映画館2014 二日目

2014-08-01 | 活弁
今年のフィルムセンター二日目、終了。
たくさんの親子にご覧頂けて、感謝です。

普段あまり上映される機会のない二作、マックセネットのコメディ『娘救命艇員』と、キング・ヴィドア監督の人情劇『涙の船唄』。

テイストはだいぶ違いますが、子どもたちも集中して見てくれたようです。
 
『涙の船唄』では、孤児となったバディのためにピーターおじさん、ブーグおじさんが歌って聴かせるのですが、「妖怪ウォッチ」を挿入してみました…

小沢さん、永田さんの音楽と効果音が、映像をしっかり盛り上げてくださいました!お疲れ様でした!

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