今年で3回目になります広島市映像文化ライブラリーでの【夏休み活弁シアター】。今年は、『伊豆の踊子』を語らせていただきました。
申込みもいっぱいだったようですが、当日いらして下さった方も多く、ホールに入りきれないくらいのお客様となりました。毎年本当にありがとうございます。
ほのぼのした映像、原作よりちょっとドラマティックに脚色されたストーリー、そして初々しい田中絹代さんや美青年大日方傳さん、懐かしの名優飯田蝶子さん坂本武さんらの登場に、皆さん目を細めたり声を上げたりしながら楽しんで下さり、鑑賞後は少し若返って?いらしたようです。(という年代のお客様が多かったという…)
松竹所有のフィルムとマツダ映画社所有のフィルムの編集が若干違っていて、本番で何度かスリルを味わいましたが、そうした発見も含め楽しく語らせていただきました。
私の公演の前に発表した子どもたちの活弁も、とってもとっても、よかったです!
昨年参加した子が3人、新たな子が2人(他にも水泳大会と重なってキャンセルとなった子たちもいたようですが、またの機会に期待)。
『チビッコギャング』は、小学5年生の女の子と、小学3年と小学5年生のやんちゃな兄弟の3人で挑戦。波乱含みの準備段階を経て、最後の発表はこの3人でなければできない、個性と臨場感あふれるセリフ&語りに。会場が沸き、本当に楽しい上演となりました。
ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』は、タイトル(字幕)がまったくない中で、一度見本でやってみせた私の活弁でしっかり流れとイメージをつかみ、推敲を重ねて細部までこだわった台本を作りました。昨年『桃太郎』で一緒にやった男子コンビが協力体制もばっちりで、工夫満載、とても息のあった素晴らしい語りを披露しました。
頭ナデナデ、おしりペンペン、飴と鞭を使いつつの二日間。みんな本当にかわいくてしょうがなかったです。2年目の子たちは成長ぶりがこれまた嬉しく。
みんなそれぞれ性質が違うし、インスピレーション型、じっくり型、それぞれにあったやり方があるので、アプローチに関して「こうでなくちゃダメ」とは言いません(これは北区の弁士教室も一緒)。ワークショップは丸一日の長丁場、子どもの集中力にも波があって当然です。他人の邪魔をするのはダメですが、モチベーションの高め方も子どもによって違います。作品をよ~く観て自分なりに理解して、一生懸命伝えるための言葉を考えて、最後に、一人一人が「やれた!」という自信と高揚感と「チームで面白いものが作れた!」という感謝が持てれば大成功で、そこに持っていくのが私の仕事。
今日は、子どもたち、朝からやる気満々で、リハーサルの他、何度も自主練習。子どもたちの方から「先生!発声練習やろう!」という積極性。
本番がもちろん一番の出来で、発表の後直接お客さんから「上手だったねえ!」と声をかけられたようで、とても満足げでした。
帰りの飛行場までのバスの中、私はまだ夢の中で彼らとワークショップをしていました…。
また来年会えることを期待して。
申込みもいっぱいだったようですが、当日いらして下さった方も多く、ホールに入りきれないくらいのお客様となりました。毎年本当にありがとうございます。
ほのぼのした映像、原作よりちょっとドラマティックに脚色されたストーリー、そして初々しい田中絹代さんや美青年大日方傳さん、懐かしの名優飯田蝶子さん坂本武さんらの登場に、皆さん目を細めたり声を上げたりしながら楽しんで下さり、鑑賞後は少し若返って?いらしたようです。(という年代のお客様が多かったという…)
松竹所有のフィルムとマツダ映画社所有のフィルムの編集が若干違っていて、本番で何度かスリルを味わいましたが、そうした発見も含め楽しく語らせていただきました。
私の公演の前に発表した子どもたちの活弁も、とってもとっても、よかったです!
昨年参加した子が3人、新たな子が2人(他にも水泳大会と重なってキャンセルとなった子たちもいたようですが、またの機会に期待)。
『チビッコギャング』は、小学5年生の女の子と、小学3年と小学5年生のやんちゃな兄弟の3人で挑戦。波乱含みの準備段階を経て、最後の発表はこの3人でなければできない、個性と臨場感あふれるセリフ&語りに。会場が沸き、本当に楽しい上演となりました。
ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』は、タイトル(字幕)がまったくない中で、一度見本でやってみせた私の活弁でしっかり流れとイメージをつかみ、推敲を重ねて細部までこだわった台本を作りました。昨年『桃太郎』で一緒にやった男子コンビが協力体制もばっちりで、工夫満載、とても息のあった素晴らしい語りを披露しました。
頭ナデナデ、おしりペンペン、飴と鞭を使いつつの二日間。みんな本当にかわいくてしょうがなかったです。2年目の子たちは成長ぶりがこれまた嬉しく。
みんなそれぞれ性質が違うし、インスピレーション型、じっくり型、それぞれにあったやり方があるので、アプローチに関して「こうでなくちゃダメ」とは言いません(これは北区の弁士教室も一緒)。ワークショップは丸一日の長丁場、子どもの集中力にも波があって当然です。他人の邪魔をするのはダメですが、モチベーションの高め方も子どもによって違います。作品をよ~く観て自分なりに理解して、一生懸命伝えるための言葉を考えて、最後に、一人一人が「やれた!」という自信と高揚感と「チームで面白いものが作れた!」という感謝が持てれば大成功で、そこに持っていくのが私の仕事。
今日は、子どもたち、朝からやる気満々で、リハーサルの他、何度も自主練習。子どもたちの方から「先生!発声練習やろう!」という積極性。
本番がもちろん一番の出来で、発表の後直接お客さんから「上手だったねえ!」と声をかけられたようで、とても満足げでした。
帰りの飛行場までのバスの中、私はまだ夢の中で彼らとワークショップをしていました…。
また来年会えることを期待して。