一昨日、昨日のシネマート新宿での<活弁!シネマートライブ>『番場の忠太郎 瞼の母』無事終了。
野原直子さんとの4回共演は初めてでしたが、充実していました。
多くのお客様が感想を残してくださったように、作品にもともと入っていた音楽のようで、いまだに私の頭の中で曲とシーンが巡っております。
生誕110年の片岡千恵蔵の純真さ、存在感も素晴らしく、私たちはこのストーリーと彼のキャラクターを大事にしようと仕上げました。
何度も映画化、舞台化されている長谷川伸原作の股旅人情もの、千恵プロでも昭和11年に片岡千恵蔵主演でリメイクしていますが、私はこの昭和6年の『瞼の母』がやっぱり一番のお気に入りです。
涙する方も多く、私自身も見る度語る度に感動する作品です。
また上演の機会があればと願っています。
シネマートの皆様、音響やセッティングをお手伝いくださったスタッフの皆様、今回も本当にありがとうございました。
(『瀧の白糸』の際のお客様の感想をロビーに掲載くださっていました)