akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

活弁さながら『カツベン!』ライブ説明

2023-09-30 | 活弁

港区ヒューマンぷらざで『カツベン!』バリアフリー上映。

東映エージェンシーさんによるDCP上映で映像も音も鮮明!

まだ映画に音がなかった時代、映画は動く写真「活動写真」と言われ、映画館や芝居小屋では、活動弁士が生で語り、楽士が生で演奏し、観客も声をあげ、それはそれはにぎやかに映画が楽しまれておりました。

セリフも語りも弁士次第!同じ作品が違った印象になるのも、活弁の面白いところ。

この作品の中でも、同じ無声映画のシーンが、弁士によってまるで違った表現で出てきます。

現在の私たちのライブ音声ガイド、バリアフリー映画にも繋がる大正・昭和初期の一大エンターテインメント「活弁」の世界。

今回は、活弁さながらのライブ説明を、私自身、
会場の皆様の笑い声とともにおおいに楽しみました✨

「とても楽しかった!」「いい映画を見せてもらった」「素敵な上映会でした」「以前は気づかなかったことにも気づき、深く楽しめました」「周防監督さすが!」と笑顔で帰られる皆様を、NPOビーマップのメンバーみんなで嬉しくお見送り。

全盲の方々もとても楽しんで下さり、興奮気味にお声かけ下さいました。

毎回、ビーマップではアンケートをまとめておりますが、バリアフリー上映への感想だけでなく、映画そのものが楽しかったという感想も多く、とても嬉しかったです。

そして、みんなで同じ映画を楽しんで、なんとなく優しい気持ちを持ち帰れるのも、バリアフリー上映会の魅力だねと、メンバーと再確認。

しかし、『カツベン!』のライブ音声ガイドはなかなかハード😆
活弁と音声ガイドのテクニックを駆使しました!
ほんとに、めちゃめちゃ楽しかった〜✨

活弁の魅力、音声ガイドの魅力が伝わっていたら嬉しいな…
また上映したい!

 

▲セッティング後、『カツベン!』音量チェック

▲受付で。「いらっしゃいませ、ようこそ」

▲きれいどころ~今回は、みんな黒い服でそろえて、Bmapのワッペンをつけました💛デザインは私…

▲DCP上映システム、会場に搬入、設置いただきました。

▲手話通訳と司会の打合せ

▲開演。司会のご挨拶

▲笑い声もあがり、皆様じっくりお楽しみくださいました


▲恒例。スタッフ集合写真!お揃いのワッペン~


主催の港区と障団連の皆様、ありがとうございました。

次回は来年1月29日(日)『コーダあいのうた』をリクエスト頂いてます。

これから順次取り組みます!

 

NPOビーマップでは、いただいたアンケートを毎回集計し、ご報告しております。

<アンケートのご感想・ご意見>

〇音声ガイド、字幕もあり、非常に見やすかったです。携わる方は大変だと思いますが、ありがたいです。視覚、聴覚等の障害がある方、どなたでも、平等に良い作品が楽しめるよう、これからもぜひ続けていただきたいです。とても楽しく見させていただき、ありがとうございました。(40代)

〇改めて、健常者ゆえに情報が入ってくるということに気づかされました。また、音声・字幕を付けるご苦労も身に沁みました。今後も頑張ってください。(60代男性)

〇なんとも言えない気持ちいい、笑いあり涙あり、考えさせられることも多く、今日伺って本当によかった。バリアフリー映画、初体験でしたが、よかったです。もっともっと広がるとよいですね。しばらく目をつぶって体感してみました。作品の力、作った方々の熱意が伝わってきました。ありがとうございました。感謝です。(50代女性)  

〇とても良かったです。また観てみたいと思いました。ありがとうございました(50代女性)  

〇とても楽しい映画でした。佐々木さん、素晴らしかったです(50代女性)  

〇『カツベン!』のセレクトが最高!最適でした。周防監督作品、やっぱり面白い!キャストも最高!(60代女性)

〇すごーく面白かったです(60代女性)

〇とても楽しく観させていただきました。次回を楽しみにしております!(70代女性)

〇懐かしい昔の映画、新しい俳優で楽しめました。(70代女性)

〇会場、傾斜していて頭重ならず見やすいです。男性の活弁は経験ありますが、女性活弁初体験。若くて上手、楽しかったです。スゴイキャスト。(70代女性)

〇映画の前の佐々木さんの口上が楽しく、映画に期待できた(70代女性・視覚障がい)

〇とてもとても楽しめた。出会えたのは運命です。また楽しみにしています(70代女性・視覚障がい)

〇とても楽しい映画でした。ありがとう。(70代女性)

〇大変おもしろく、楽しかった。(80代女性)

〇昔はカツベン。初めて見て、楽しかった。ありがとうございました(80代女性)

〇初めてですが、面白い映画で楽しめました。(70代聴覚障がい)

〇カツベンを初めて知りました。知れてよかったです。(20代男性)

〇映画を深く理解できた。(60代男性)

〇尾上松之助の名前を久しぶりに聞いた。ビッグスターと言われてる。もっと続けてほしい(60代男性・聴覚障がい)

〇たいへん面白く、よかった(80代男性)

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第6回うめとぴあバリアフリー上映

2023-09-28 | 活弁
世田谷区保健医療福祉総合プラザでの6回めとなるバリアフリー上映会。
 
篠原哲雄監督の『癒しのこころみ』(2020)をライブ音声ガイドと日本語字幕付きで上映しました。
 
コロナ禍の中、NPOビーマップで音声ガイドを制作し、DVDにも収録させて頂いた作品です。
 
篠原監督、大和田エグゼクティブプロデューサーとともに行ったモニター会も懐かしいです。
 
今回もご厚意で上映させて頂き、視聴覚障害のある方、複数の障害のある車椅子の方も一緒にご覧頂くことができました。
今日の音声ガイドは、NPOビーマップの髙橋さち代さん。
今年はここも二ヶ月に一回のペースで上映しています。なかなかハードですが、毎回楽しみにいらして下さる方々がいるのは嬉しいことです。
今日はカフェうめとぴあで、ささやかにコーヒーで乾杯😄
 
明後日は、港区ヒューマンぷらざでのバリアフリー上映『カツベン!』
私がライブ音声ガイドを務めます。
 
周防正行監督にもモニターして頂いた2019年のUDCast収録以来。
ライブ音声ガイドでの上映は初めてです。
 
東映エージェンシーさんのご協力で、映画館と同じシステムDCP上映です。
14時より
予約なし、当日入場無料(先着順)です
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バッカス活弁サロンvol.15『東京の合唱』ありがとうございました!

2023-09-24 | 活弁
高円寺バッカス活弁サロンvol.15『東京の合唱』二日間4回公演、誠にありがとうございました!
 
初日の白井先生のトークも面白く、
昨日の二日目は、八雲恵美子の大甥(妹の孫)佐治明氏のトークも、知らなかった八雲恵美子の人生がいろいろと伺えて非常に興味深いもので、両日ともお客様の満足度が高かったようで嬉しいです。
 
トーキーになってからの小津作品の音楽を数多く手がけた斎藤高順氏のご子息(次男)斎藤民夫さんもいらして下さり、ご挨拶いただきました。
『東京の合唱』をとても楽しんでくださり、岡島家の兄妹、息子ひでおと娘みよ子がカツオとワカメのようで面白かったとの感想に、会場がどっと湧いておりました。
 
今回も、永田雅代さんの素晴らしい音楽で語りながら、楽しく語らせていただき感謝です。
20代30代の方々にも面白がっていただけると、ほんとに嬉しい!
 
小津監督の『浮草物語』は、茅ヶ崎館で10月9日(祝)に活弁上演。
 
10月5日(木)には、小津の映画作品を語りで紹介しながら、チェンバロで小津映画音楽をお楽しみいただく「チェンバロと語りで楽しむ小津安二郎の世界」を西荻のことカフェで。
 
そして、11月12日(日)には、「小津映画×斎藤高順メモリアルコンサート」がティアラこうとうで開催されます。
 
国立映画アーカイブでの小津特集上映も!
小津のよさがじわじわと若い世代にも受け入れられていくといいなあと。
 
高円寺バッカス活弁サロンvol.16は、ヒッチコックの『下宿人』です。
10月27日(金)28日(土)、またバッカスでお待ちしています★
 
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活弁サロンvol.15小津安二郎監督『東京の合唱』初日昼

2023-09-22 | 活弁

高円寺シアターバッカス 活弁サロンvol.15
小津安二郎監督『東京の合唱』

よく私の活弁に来て下さる方から昨日
「小津安二郎は堅苦しいから今回はパスして、来月のヒッチコックに行きます」
という連絡が来て、ショック!!

サイレント時代の小津は、堅苦しいどころか、笑えて楽しい!
世相の皮肉り方が絶妙😆

今日14時の公演も、たくさん笑って頂きました!

今回は、バッカスに、八雲恵美子さんの大甥の佐治明さんが展示コーナーも作ってくれていて、すごく楽しめます!



つまらなくないよ!と声を大にして言いたいので、昼のアンケートの声をいくつか掲載します。

今日も視覚障害の方もいらして下さり
「出無精になっていましたが、こんなに楽しいならまた来ます!」と言って頂き感激✨

明日、お時間ある方ぜひ!

★9月22日(金)23日(土)高円寺バッカス活弁サロンVOL.15 
生誕120年没後60年記念小津安二郎監督『東京の合唱』
https://bacchus-tokyo.com/6899/

アンケート1
『東京の合唱』は無声映画DVDで見た事がありますが、佐々木さんの素晴らしい活弁と永田さんの音楽で超一級作品として甦りました。笑いと涙の名作でした。白井先生との対談ビデオも参考になりました(70代以上男性)

アンケート2
大変面白かったです。
現代とつながるような暗い世相を背景に笑いが負けていない。映画の力を感じさせて頂きました。(60代男性)

アンケート3
アットホーム風の椅子に座り心地良く拝観しました。佐々木さんはもちろん、いつもの伴奏、素晴らしかったでです。初めての小津映画たのしかったです。
(60代女性)

アンケート4

とてもおもしろかった。小津作品はあまり見ていないので、今回は楽しみにして来ました。(60代男性)

アンケート5
「東京の合唱」を活弁なしで見たことがありますが、今回初めて活弁付で観ることができ、深くたのしむことができました。役者の表情、ワンシーンワンシーン味わうことができました。(40代女性)

アンケート6
すばらしい!深みが違う! ソフィスティケーション!がわかりました(60代男性)

アンケート7
とても、とても良かった!! 飯田蝶子さんの笑顔!小津作品を系統的に上演してほしい(60代男性)

アンケート8
とても楽しい作品でした。小津らしい映画でした。主演二人も28歳で今とは違う「大人」を感じました。(70代女性)

アンケート9
活弁、演奏、全て素晴らしかった!(60代男性)

 
アンケート10
戦前の小津作品などなかなか観る機会も無いのに、佐々木さんの活弁と永田さんの生演奏で、スクリーンでこの作品を観賞出来るなんて、何と幸せな事か!
サイレント映画に新たな魅力を吹き込むお二人の熱演に感謝です!
有難うございました!来月も楽しみにいたしております!(60代男性)
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生誕120年の三人による『東京の合唱』

2023-09-20 | 活弁
今週末のバッカス活弁サロンは、生誕120年の小津安二郎監督『東京の合唱』
戦後の小津作品よりポップで若い方にも楽しめる作品!
 
小津監督とともに生誕120年の岡田時彦(岡田茉莉子の父)&八雲恵美子の美男美女が夫婦役、
息子役に『生れてはみたけれど』でもとてもいい演技を見せている子役、菅原秀雄
娘役に4歳の高峰秀子(めちゃ可愛い!)!!😊
 
そして、八雲恵美子さんの大甥佐治明さんもいらして下さり、会場に展示もして頂きます✨アフタートークも😊💕
 
▲佐治明さんが作って下さったポスター
 
先週、白井佳夫先生の解説を収録、
昨日永田雅代さんとリハーサルもしました!
 
臨場感たっぷりにお届けします!
私の語りと永田雅代さんの生演奏でお届けする『東京の合唱』をお見逃しなく💕
 
シアターなので、当日ふらりといらして頂いても大丈夫ですよ!
ご予約できる方はぜひ!
▲白井先生の書斎。収録後、すっかりくつろいでいる佐々木。
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雑司が谷拝鈍亭「無声映画の夕べ」

2023-09-17 | 活弁

雑司が谷拝鈍亭「無声映画の夕べ」
『チャップリンの消防夫』
『鯉名の銀平 雪の渡り鳥』を永田雅代さんの生演奏で活弁。

大スター阪東妻三郎主演、大人気作家長谷川伸の『雪の渡り鳥』は初めての作品でしたが、楽しかった。
台本にちょっとばかり苦労した分、長い拍手がとても嬉しかったです。

お招き頂きました拝鈍亭さま、ご覧下さいましたお客様、本当にありがとうございました。

明日は、14:30から壱岐坂ボンクラージュです。
ロイドとキートンをお楽しみ下さい😊
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茅ヶ崎映画祭 10月9日『浮草物語』活弁上映!

2023-09-12 | 活弁
小津安二郎生誕120年、第12回茅ヶ崎映画祭!
私も、小津監督縁の宿茅ヶ崎館で、10月9日(祝)『浮草物語』の活弁をさせていただきます。
茅ヶ崎館館主森浩章さんとのトークも。
 
楽しいプログラムが目白押しです。
 
茅ヶ崎市美術館では「小津安二郎の審美眼ーOZU ART」開催中。(11月9日まで)
ぜひ茅ヶ崎の街歩きも合わせてお楽しみあれ。
 
 
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『福田村事件』拝見。

2023-09-11 | 活弁

『福田村事件』拝見。

100年前の関東大震災直後の朝鮮人大虐殺。その最中で起こった日本人虐殺の福田村事件を掘り起こし、現代に多くの問題意識を投げかけている。人間の愚かさに憤りを感じずにはいられない作品…自省を込めて浮かんだことを記しておく。
 
有事の際、いとも簡単に変わりうる常識。
朝鮮人や穢多非人と言われた被差別部落の人々に対する差別意識、
恐怖から来る不信、防衛本能、
身勝手な正義感、
膨れ上がる同調圧力、
言論と報道の不自由、
プライバシーのない村社会、
思想の違う者や危険分子を排除し抹殺していく矮小で非道な日常、
そんな中で自分はどういられるか。
何を非難し何を守るか。
 
殺す側になるか
何も言えずに立ちすくむか
庇えるか
真実を報道できるか。
軍部や政府の言論統制や報道の姿勢は、戦時下ほどでないにしても、今もしっかり対峙しなくてはならない。内側にいても外側にいても。
夫婦関係、親子関係、男女関係、被差別部落民たち行商団の家族のような関係、村や軍の上下関係、報道する者される者…
誰しも人の権利を脅かしながら生きている。
 
エセ薬で自分たちより貧しく弱い者を食い物にする行商人
夫の出征中に船頭とできてしまう女
4年夫に抱いてもらえない妻は船頭と関係を持ち、夫は朝鮮人を見殺しにした罪悪感、無力感とトラウマから何もできないでいる
(だが彼らはまだ人間らしい存在として描かれている)
 
村人たちはなじる
節操がない、愛国心がない、忠義心がない…
報道は煽る
朝鮮人が火をつけた、日本人を襲った、強姦した…
 
でも、最も尊重すべきは、生存の権利。生命の尊厳。
本来、誰しも平等に生きる権利が与えられていて、それを脅かす本当の魔性に気づけるか、立ち向かえる勇気があるかどうか。
 
人間が人間らしく生きるとはどういうことか。
 
そういうことを多分一番身をもって感じている俳優たちをキャスティングしているところもまた面白い。
 
話してわかる人間と話してもわからない人間がいて
話してわかる時期と話してもわからない時期がある
 
問答無用の戦争の泥沼に落ちて行く前に
話してわかる人間を増やすのが闘いかも
 
数々の社会派ドキュメンタリー映画を世に送り出してきた森達也氏だからこその劇映画だと思った。
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10月14日(土)<成城一宮庵で斎藤寅次郎と愛弟子打田典子の映画を楽しむ会>

2023-09-10 | 活弁

10月14日(土)は、斎藤寅次郎監督のご自宅だった成城・一宮庵で、永田雅代さんの生演奏で、傑作喜劇『子宝騒動』活弁上映。大好評の佐藤利明氏の寅次郎映画トークとともに開催です!

寅次郎監督が子役としてかわいがった打田典子ちゃん(三男厚生さんの奥様)や笠置シズ子さんのお話もいろいろと。

”映画の街”成城の、
山田洋次監督も訪れるという一宮庵で、楽しいひとときを!


★10月14日(土)<成城一宮庵で斎藤寅次郎と愛弟子打田典子の映画を楽しむ会>
活弁『子宝騒動』と斎藤寅次郎監督作品トーク

弁士/佐々木亜希子  
楽士/永田雅代  
映像とトーク/娯楽映画研究家 佐藤利明

【時間】12:00開場 12:30開演 
  12:30 佐藤利明氏の映像とトーク
  13:15 お食事交流会
  14:00 活弁『子宝騒動』
  14:45 終演

【会場】成城一宮庵 
【料金】食事飲み物付き7000円
【予約・問合せ】一宮庵 齋藤文恵 03-3484-5878
katsubenwagei@gmail.com

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第3回浅草おもちゃ箱

2023-09-09 | 映画・芸術・エンターテインメント

第3回浅草おもちゃ箱公演の応援へ。

うちの事務所のメンバーの『黄金バット』紙芝居、V朗読『夢十夜』、V芝居『刀剣物語 小夜左文字 小夜鹿伝』、『モダン怪談100,000,000円』活弁、劇団東京ドラマハウスさんの落語劇『松山鏡』など。(VはVisualのVだそう)

反省点はいろいろあれど、皆様にみてもらえるステージがあることは若い表現者にとって大事だと思います。

東京ドラマハウスの4人の落語劇、楽しかったです。

浅草も相変わらず賑やかでした。

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9月17日(日)雑司谷拝鈍亭「無声映画の夕べ」

2023-09-08 | 活弁
雑司谷の拝鈍亭での「無声映画の夕べ」、昨年に続き2回目の出演となります。
昨年は、『チャップリンの冒険』と、片岡千恵蔵の『瞼の母 番場の忠太郎』でした。
今年はチャップリン短編と阪妻の作品がいいとリクエストいただき、『雄呂血』や『影法師』ではなく、あえて初めて語る作品をチョイスさせていただきました。
長谷川伸原作の『雪の渡り鳥』。
よかったらいらしてください。
拝鈍亭、本浄寺内にある素敵なホールです(貸しホールではありません)。
隣接する本嬢浄寺内のカフェ「コアラとライオンときどきチーター」もお気に入り。上演前にぜひ。
 
◆9月17日(日)雑司谷拝鈍亭「無声映画の夕べ」
 阪東妻三郎主演『雪の渡り鳥』『チャップリンの消防夫』
 
弁士/佐々木亜希子  楽士/永田雅代
 
【会場】雑司が谷 拝鈍亭(豊島区雑司が谷1丁目51-18 本浄寺内)
【時間】17:00開演
【木戸銭】千円以上いくらでも 当日直接お越しください
 
『鯉名の銀平 雪の渡り鳥』
製作:1931年(日本) / 配給:阪妻プロ=新興キネマ  60分
監督/宮田十三一  
出演/阪東妻三郎、岡田喜久也、児島三郎、望月礼子、堀川浪之助
 
長谷川伸の名作戯曲に、当時人気絶頂だった阪妻が挑んだサイレント作品。伊豆下田で売り出し中の銀平は、惚れた娘が親友に想いを寄せていることに打ちのめされて旅立つ。時が経ち、下田に舞い戻った彼は親友夫婦のためにひと肌脱ぐことに……。阪妻主演作の量産体制にあった同プロの渡り鳥叙情編。
 
『チャップリンの消防夫』 The Fireman 
1916年 米 ミューチュアル社作品 23分
監督・脚本・主演/チャールズ・チャップリン
共演/ミルドレッド・ハリス、エリック・キャンベル
 
デビュー2年めにしてすでに世界一の人気喜劇映画俳優となったチャールズ・チャップリンのスラップスティックコメディ。
失敗ばかりの三等消防夫チャーリーが、惚れた娘の火事救出で大活躍!
 
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9月18日(月)壱岐坂ボンクラージュ

2023-09-06 | 活弁
壱岐坂ボンクラージュでの活弁出演も3回目となります。
 
 
◆9月18日(月・祝)『サイレント映画3日間の旅④』 壱岐坂Bon Courage
 
14:30開演
料金:税込み3,000円 ※予約優先
(ドリンク200円~注文任意)
 
出演:佐々木亜希子(活弁)、おさべせりな(活弁)
   松下美千代(ピアノ伴奏)、新野敏也(ギャグ解説)
 
上映作品:「ロイドの落胆無用」「キートンの鍛冶屋」
 
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日経アジアに掲載「21世紀の活動弁士」

2023-09-04 | 活弁
黒澤明についての著書も出されているピーター・タスカさんが、日経アジアに、日本の活弁という貴重な芸能文化、21世紀の活動弁士について、寄稿下さいました。
編集部が挿し込んだ冒頭の写真は、私も以前共演させて頂きました手話弁士の故米内山明宏さんになってますが…😅
 
内容はたいへん励みになり、誇りを持てるありがたいものでした✨
まだまだこれから。精進します🙇

 

好きな作品はいくつか挙げたのですが、掲載された小津安二郎監督の『生れてはみたけれど』は、平均して年に2回は活弁公演してきたので、単純計算で40公演以上。

必ずリハーサルするし、台本作成過程を考えると、100回は観ているわけで、100回観ても語っても毎回新鮮に感動できるってすごいです。

Peter Taskerさん、4月にご覧頂いて以来、夏のイギリス帰省まで、私の活弁公演に毎回のようにいらして下さっていました。
頂いた「ON KUROSAWA」、嬉しい差し入れでした!
 
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視覚障害者スキーサークル「シーハイル」上映会

2023-09-03 | バリアフリー映画、福祉
今日は王子の北とぴあで、視覚障害者スキーサークル「シーハイル」の皆様のライブ音声ガイド付きバリアフリー映画上映会『神様のカルテ』。
 
4回めの開催ですが、会員の方々のお声かけで他の団体の視覚障害の方や弱視の方々もいらして、とても賑やかな上映会になりました。
 
意見交換交流会では全員から感想や質問を頂き、NPOビーマップのメンバーにとってもありがたい機会に。
今後に活かしながら、メンバー一同さらに腕と声を磨いて参ります。
9月30日(土)の『カツベン!』バリアフリー上映は健常者もOK!
どなたでも無料で鑑賞できますので、宜しければ体験くださいませ。
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霞が関チャリティ寄席「金原亭駒与志独演会」ゲスト出演

2023-09-01 | 活弁
昨夜は霞が関ナレッジスクエアでの霞が関チャリティ寄席「金原亭駒与志独演会」にゲスト出演させて頂きました。
 
コロナ禍での人数制限もなくなり、満席の会場で、斎藤寅次郎監督『モダン怪談100,000,000円』を活弁。
寅次郎監督の作品が初めてという方が多く、皆様とても面白がってご覧下さったようです。
 
金原亭馬太郎さん、駒与志さんの落語も楽屋で堪能させて頂きました。中村仲蔵!
 
収益は岩手や鹿児島のデジタル公民館活動支援事業に役立てて頂きます
 
KK²協賛メンバーはいつでも配信アーカイブが見られるそうです。
 
 
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