昨日は活弁ライブ@シネマート新宿。
『キートンの大列車強盗(将軍)』ご鑑賞いただきました皆様、ありがとうございました。
春休みに入った子どもたちも一緒に観てもらえるように、と選んだ日にちと作品でしたが、特に午後の会は、見事に往年の子どもたちばかり(^^);
友人の子どもたちも皆、塾があったり、部活があったり、スポーツクラブのイベントだったりで、現代の子どもたちはホントに忙しいのですね~~(T-T)
でも、午前中は、来てくれた数人の子どもたちが、活弁に相の手を入れるように反応しながら大笑いしながら観てくれました。
「すごく面白かった」「またキートンが観たい」「今度は友達を連れてきたい」など感想嬉しく頂戴しました。
市販のDVDは、106分版か、75分版かなのですが(内容は同じで速度が違うだけ)、106分版はもとのフィルムの回転数よりゆっくりで、75分版は早いものです。印象、スピード感がだいぶ違い、作品の印象も違います。
今回は、キートンが制作し、当時上映されたスピードに一番近い形の84分版で上演させていただきました。
自然に、キートン自身がこだわったテンポ、リズムでご覧いただけて嬉しく思います。
私も、初めて取り組む作品でしたが、台本作成も非常に楽しい作業でした。
キートンの才能はすごいです。
永田雅代さんも、知ってる人は知っている、南北戦争当時の音楽や舞台になっている場所にちなんだ曲、私の活弁のネタに即興で合わせた曲など、随所に散りばめてくれ、喜ばれておりました。
来月は、また永田さんと、4月21日(火)に上演します。
溝口健二の『東京行進曲』と、小津安二郎の『東京の女』二本立て、
12:30~と、19:00~の二回上演です。
皆様のお越しをお待ちしています。