akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

IBMフェロー 浅川智恵子氏 特別講演会

2012-05-22 | バリアフリー映画、福祉
浅川智恵子 氏(IBM東京基礎研究所、IBMフェロー)の特別講演会に伺いました。

演題は『情報技術が実現するインクルーシブな社会』

内容は非常に充実していました。
電話やタイプライター、パソコンのキーボード等は、皆、最初は障害者の不便さをなんとかするために開発され、一般社会に普及しました。
彼女が開発を手掛けた、視覚障害者のための音声認識ソフトやホームページリーダーも
進化し、要約し音声でわかりやすく説明してくれるソフトや、自ら学習しアップグレードしていく機械となって、私たち健常者にもたいへん有用なものとなっています。

浅川さんとはバリアフリー映画研究会でご一緒させていただきましたが、情報技術の最先端で様々な開発に携わり、障がい者も高齢者も十分に社会参加できる世界を目指し、常に一歩先のビジョンを描き実現化し続ける姿に感銘しきりでした。未来への可能性をたくさん見せていただきました。



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金環日食。

2012-05-21 | Weblog
金環日食。
綺麗でした…

今日は、Bmapの6月の上映会のため午前午後と『母べえ』の音声ガイド台本作業。 チーム6人が集まって前半部分を制作しました。

戦時中の話ですが、ほのぼのと笑えるシーンもあり、くすりと笑っていただけるよう、言葉を吟味しています。

夜は視覚障害者手引き講習会。ガイドヘルパーのBmapメンバーが講師となり、二人一組で誘導の訓練をしました。一人がアイマスクを付けて誘導される人、一人が誘導する人。
道を歩く、狭い場所を通る、椅子に座らせる、トイレの案内をする、階段の昇り降り…
アイマスクをつけて歩くことで、目が見えないと何が不安でどうしてほしいのかを身を持って感じることができました。
メンバー全員、この体験を生かしていきたいと思います。
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26日『100000年後の安全』の読み稽古

2012-05-16 | バリアフリー映画、福祉
26日(土)のBmap上映会に向け、当日ライブで音声ガイドを語る大澤英子さんと『100000年後の安全』の読み稽古をしました。

大澤さんの声は落ち着いていて、作品の雰囲気を損なうことなく、当日のライブ上映はいい感じになると思います。

音声ガイドがあることで、撮影された場所やオンカロ内の構造、映像の意図がわかりやすくなって、健常者にもお勧めです。
ぜひ観にいらして下さい。

〇5月26日(土)Bmapバリアフリー上映会『100,000年後の安全』(80分)
  監督・脚本 マイケル・マドセン
時間/14:00開演(13:30開場)
会場/東京都障害者福祉会館(港区芝5‐18‐2 )
入場無料(定員60人)
予約/ info@b-map.org
※ライブ音声ガイドと、日本語字幕付き上映で、手話ボランティアもおります。


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『沈黙の春を生きて』DVD副音声収録

2012-05-14 | バリアフリー映画、福祉
昨日『沈黙の春を生きて』のDVD副音声収録が、無事終了いたしました。

『沈黙の春を生きて』は、4年前に『花はどこへ行った』で枯葉剤被害の実態をベトナムに取材した坂田雅子監督が、さらに、アメリカ・ベトナム両国で何世代にも渡って枯葉剤被害に苦しみ続ける人々の現在を映し出したドキュメンタリー映画です。
タイトルは、レイチェル・カーソンの著書『沈黙の春(Silent Spring)』に由来しています。

ベトナムに赴いたアメリカ兵の子どもたち、枯葉剤を散布されたベトナムの人々が、重度の障害をかかえながらひたむきに生き、戦争と化学兵器使用への怒りと悲しみ、責任の所在について訴えかけます。

「化学物質は放射能と同じ様に不吉な物質で、世界のあり方、そして生命そのものを変えてしまいます」
「人間が自然にどう向き合うかは、今日大変重要な問題です。なぜなら私達は自然を変え、破壊する、宿命的な力を手に入れてしまったからです。人間は自然の一部なのです。自然に対する闘いは、人間自身に対する闘いでもあるのです」
      ―レイチェル・カーソン

インタビューは英語とベトナム語。
字幕での劇場公開で、吹替えがありませんでしたので、私たちBmapで、視覚障がい者対応のヴォイスオーバーと音声ガイド台本を作らせていただきました。
収録は3名。望月睦さんが音声ガイド、中尾るかさんがアメリカ人中心のヴォイスオーバー、齊藤具子さんがベトナム人中心のヴォイスオーバー。
昨年のさがバリアフリー映画祭でライブ上映させていただいたメンバーです。

10時にスタジオに集合し、収録開始が10時半。
3人がスタジオに入り、制作会社シグロのプロデューサー山上氏が立会い、ライブ方式で前のほうからどんどん録り進めていくという方法で、14時半までに収録完了。
収録後に坂田監督がいらしてご挨拶させていただきました。

ここまでのガイド台本制作と読みの訓練にはそれなりの時間を費やしましたが、
視覚障害のあるかたにとってはとてもわかりやすいガイドとヴォイスオーバーになったと思いますし、Bmapメンバーにとってもいい経験になりました。

DVD発売日は6月23日です。

Bmapで上映会も行いたいと思います。斯うご期待!
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点字こうめい64号

2012-05-11 | 取材・メディア
「点字こうめい64号」に、バリアフリー映画の活動で掲載いただきました。3月に取材を受けたものです。

点字版は残念ながら読めませんが、 公明党のHPに記事全文が載っています。

<話題>
注目を集めるバリアフリー映画 活動弁士・佐々木亜希子さんに聞く
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ジャスミン満開

2012-05-10 | Weblog
母の日を前にしたCurtain Fig Treeの店先。

満開のジャスミンの香りに圧倒されて、道行く人々が足を止めます。
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もう一花咲かせ隊

2012-05-03 | Weblog
疲れてきたカーネーションたちを一つにまとめてみました。
一つの花のようになって、かわいいです。

一仕事終えた花たちのアレンジが最近の楽しみです。
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Bmap第8回、9回バリアフリー上映会

2012-05-01 | バリアフリー映画、福祉
Bmapの5月6月開催のバリアフリー上映会をご案内いたします。
5月は放射性廃棄物の処理場を取材した話題のドキュメンタリー。
6月は山田洋次監督の『母べえ』の上映です。

いずれも会場は、東京都障害者福祉会館です。 入場無料。
ライブ音声ガイドと、日本語字幕付き上映で、手話ボランティアもおります。

●第8回 5月26日(土) 話題の『100,000年後の安全』を上映 (80分)監督/脚本 マイケル・マドセン

14:00開演(13:30開場)定員60人

放射性廃棄物の処理を巡る衝撃のドキュメンタリー。 フィンランドに建設中の放射性廃棄物最終処分場「オンカロ」(隠された場所の意)は完ぺきなのか・・・未来の地球の安全を問う。

●第9回 6月16日(土) 『母べえ』を上映(132分)監督:山田洋次 主演:吉永小百合 浅野忠信 檀れい 坂東三津五郎他

14:00開演(13:30開場)定員60人

昭和15年、思想犯として突然検挙された父、残された母と二人の娘たちは、周囲の人々に支えられ懸命に生きていく。時代に翻弄されながらも夫を信じ、娘を見守る母べえの姿が胸を打つ。

◆会場  東京都障害者福祉会館 港区芝5‐18‐2 2F B1
【最寄駅】
・ JR山手線・京浜東北線 田町駅 三田口(西口)徒歩5分
・ 都営地下鉄浅草線 三田駅 A7 出口徒歩1分
・ 都営地下鉄三田線 三田駅 A8 出口徒歩1分

私は両日ともに仕事でいないのですが、メンバーがお待ちしております。
ぜひお越しください。
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