akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

活弁シネマライブ『瀧の白糸』御礼

2010-05-29 | 活弁
昨日は活弁シネマライブへ、たくさんのお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました。

長時間にわたり、少し窮屈だったのではと心配ですが、溝口健二監督の名作『瀧の白糸』を活弁でご覧いただけて嬉しく思います。活弁を初めて体験する学生さんから、「まあ!入江たか子!若い!岡田時彦!浦辺粂子だわ!」と、登場のたびに懐かしがって下さる方まで、幅広い年齢層の方が集って下さいました。

終了後は、飲みながら、作品に関してや、活弁という芸能に関して、また白糸や欣也のような生き方に関して、時代背景や世相の変化に関して、様々な話が飛び交い、私も楽しいひとときを過ごさせていただきました。

今後も芸を磨き、精進して参ります。本当にありがとうございました。
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明日の活弁シネマライブ『瀧の白糸』

2010-05-27 | 活弁
明日28日(金)は“活弁シネマLIVE”。泉鏡花原作、溝口監督のサイレント期の最高傑作『瀧の白糸』をお送り致します。
たくさんのご予約ありがとうございました。会場は少し窮屈かもしれませんが、お楽しみいただければと思います。

◆5月28日(金)東京都千代田区【佐々木亜希子の“活弁シネマLIVE”】
溝口健二監督『瀧の白糸』
『瀧の白糸』
1933年(昭和8年) 98分
監督/溝口健二  原作/泉鏡花 
出演/入江たか子、岡田時彦
愛する男のために尽くす女の姿を哀しく美しく描いた感動の名作。昭和8年キネ旬第2位。

開場/18:00 開演/18:30短編作品上映あり  
『瀧の白糸』は19:30から上映 
料金/予約3000円 (当日3500円)※1ドリンク付き
会場/Case#1 http://www.ab.auone-net.jp/~caseone/
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今日は一日…”清志郎”三昧

2010-05-02 | 映画・芸術・エンターテインメント
本日、ラジオNHKFMでは正午から「今日は一日…”清志郎”三昧」が放送されています。午後11時までなんと11時間の番組。すごいです。なかなか面白い~
アナウンサーは、好きなものには徹底的にこだわる、黒沢保裕氏。NHK山形時代には直属の上司&番組キャスターとしてお世話になり、昨年までは新日曜美術館のキャスターをなさっていました。
現在、バリアフリー映画講座にいらして下さっていて、今回制作に携わり始めた方で、やはり、黒沢アナと長崎放送局時代に同僚だったという女性がおります。ご主人もやはりNHK職員で、19:00以降に出演となるそうです。。。

GW中ですが、午後は子ども弁士教室。
明日から家族で温泉旅行に行くという子もいれば、部活だという子、「図書館でチャップリンのDVDを借りてきて観ました!」という子も。「どこにも行く予定ないし、毎日弁士教室があればいいのになあ」弁士教室はいいひまつぶし!?と大笑い。
生徒たちとともにとてもにぎやかで楽しい二時間を過ごしました。
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息もできない

2010-05-02 | 映画・芸術・エンターテインメント
昨日は、映画プロデューサーに以前から勧められていた韓国映画息もできないを、ようやく観に行きました。
第10回東京フィルメックス最優秀作品賞&観客賞受賞作品。映画サービスデ―ということもあり、新宿武蔵野館の上映館は満員で、久しぶりの立ち見。けっこう暴力シーンが激しいのですが、主人公の男サンフンが甥っ子に技掛けをするシーンでは(けっこう長かったので)骨が折れてしまうのではと血の気が引き、ひどい目眩がして思わず倒れてしまいました。

製作・監督・脚本・編集・主演ヤン・イクチュン。確かに、凄い才能です。
暴力の連鎖、因縁、愛―
息もできないくらい、怖くて、痛々しくて、切なくて、愛おしい、人の心を深くえぐるような作品です。

昨夜は、あまりに強烈な世界に入り込んでしまったために、なかなかそっちの世界から戻ってこれず、朝方まで眠れませんでした。時々あるわけですが、別世界に浸るのであれば、もっと明るく幸せな感覚世界のほうが精神衛生上はいいのですね…
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『牛の鈴音』バリアフリー化

2010-05-01 | バリアフリー映画、福祉
韓国で異例の大ヒットを記録し、日本でも静かなブームを巻き起こした韓国ドキュメンタリー映画『牛の鈴音』のバリアフリー版の音声ナレーションを担当します。4月に書いたナレーション台本の今日は読み合わせ。
笑えて泣ける、素敵な作品です。DVD化は6月の予定。作品世界を大事にし抒情的、詩的で想像力を削がない語りをと言葉を選んでいます。語り付きでさらに楽しんでいただきたいと思っています。
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