
苦難は、だれにでもあるものです。幸せそうに見える人にだってあるのです。どんな人でも苦労なしに人生を送ることはできないのですから、問題は、その苦難や苦労に対したときの心がまえと、その乗り越え方にあるといえるでしょう。
苦難というものに対して、一歩引いた姿勢で対処しようとすると、逃げ腰になったり、不平を言ったり、反抗したりすることになります。そうではなく、むしろ一歩進んで、苦難を「改善すべき点」と「改善すべきチャンス」としてとらえ、そのことに感謝しながら、積極的に改良を心がけることによって、結局は本人のためにはよい結果が得られるものです。
