1995年1月17日、その日も爺婆の正月休みの初日だった。碧南は震度4だったと記憶している。大きな揺れでびっくりして目が覚めた。その時は「大阪の方で大きな地震があったようだ」程度にしか思っていなかった。その日、西伊豆の戸田(今は判らないが、当時俳優の渡瀬恒彦さんがオーナー)のペンションを予約していた。伊豆に近づくに連れ、ラジオから流れるニュースの度に被害は大きくなっていった。ペンションについてTVを見れば、そこには地獄のような絵が映っていた。その日の泊りは2組、翌日は爺婆だけでした。皆キャンセルだったようです。16年目の今日、あの時と同じ17日爺婆のお正月休みが始まります。爺の両親はその後病で亡くなりましたが、娘たちは嫁ぎ、孫も3人になりました。大過なく平凡に過ごせたことは神仏に感謝するものです。
今年もお伊勢さんにお参りに行く事から始まります。
そして今日(17日)は志摩で泊り、伊勢えび・松坂牛・アワビなど戴くことになっている。数日前の苦しさをもう忘れている訳ではないが・・・。
志摩の旅館のパンフレットより
明日(18日)は大阪へ、と言っても予定はあるようで無い。天候次第で行動は変わる。寒いのは嫌だから温かい所をできるだけ歩くことになろう。その夜は、婆の60歳の還暦を祝ってホテルで食事の予定だ。明後日(19日)は歌舞伎を見て、帰ることにしている。 7~8年前からお正月休みは伊勢さんへ行って、更にここ4年程は歌舞伎を観ることが加わり、パターンは余り変わっていない。パターンが変わっていないと言うのも「幸せ」というものかもしれない。変わっているのは泊るホテル(旅館)と爺婆の歳と容姿ぐらいだ。
突然だが、こじ付け的に話が飛びます。
最近のホテル・旅館は食事や施設がとても良くなったと思う。だが、こと寝具の事になるといろいろである。寝具(ベッド)を売りにしているホテルが増えてきているが、まだまだ寝具(ベッド)がお粗末な所がある。パンフレットやHPを見ても食事は美味そうに、施設(風呂など)は癒したっぷりに表現されている。今回予約してある志摩のホテルと大阪のホテル、HPを見ていると食事・風呂そしてベッドにも期待できそうだ。後日報告致します。
では、・・・・・・。