婆と結婚して間もないころ、知多半島の先端・師崎から鳥羽へとフェリーに乗って鳥羽へ、そしてお伊勢さんへ参拝したことがあった。今はこの航路は無く、鳥羽からセントレア(中部国際空港)へ行く航路に変わった。当時もあったが、もう一つ鳥羽と伊良湖岬(渥美半島の先端)を結ぶフェリーがある。
西尾の自宅から、蒲郡・豊橋・田原を抜け、伊良湖へやってきた。強い冬型の気圧配置で海上は大しけ!フェリーは欠航となった。20日のお参りは中止し、翌21日に海を渡ることにした。
ホテルの部屋からは、先端の伊良湖岬、手前の砂浜は「恋路が浜」という。左の島は神島である。三島由紀夫の小説「しおさい」の舞台となったしまである。その奥が鳥羽である。
夕方には、風も落ち着き、フェリーは再開された。明日は鳥羽へ渡ることとし、ホテルで一足お先に「爺と婆との誕生日」を祝った。爺(22日)と婆(24日)との誕生日は実は2日しか違わない。そんな訳で、いつも誕生日は同時に祝うこととなる。
久しぶりに、フレンチのフルコースを頂いた。白ワイン(フルボトル)も完飲してしまった。料理もワインもとても美味しかった。酔っぱらった老人が二人、機嫌良くおしゃべりしていた。食事内容には満足であった。
翌21日はフェリーに乗り、鳥羽へ。近鉄で伊勢市駅へ、外宮・内宮にて御垣内参拝をさせて戴き、再びフェリーで伊良湖に戻った。
いつもは、名古屋から近鉄で伊勢市まで来るが、今回は伊良湖から鳥羽、そして伊勢市というルートで参拝した。僅か55分の船旅だが、のんびりできて良い。来年もこのルートにしようかと思っている。
今年も、こうして爺婆の正月休みを兼ねた初旅は終わった。
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