「楼蘭の美女」という言葉を以前聞いたことがあり、漠然と覚えていました。
そう、このミイラさんのニックネームでした。
楼蘭の美女(ろうらんのびじょ)は、ウルムチにある新疆ウイグル自治区博物館に展示されている女性のミイラのことです。
ネットで調べれば、このミイラは1980年に発見され、紀元前19世紀(約3,800年前)に埋葬されたもので、死亡時の年齢は約40歳、身長155㎝の女性ということだそうです。そして、中国の人相学の専門家によって3年がかりで楼蘭の美女の生前の姿を再現する作業が行われたそうです。専門家は「今回復元した容貌は生前のものに90パーセント以上似ているだろう」と語ったそうで、下の絵(写真)が生前の姿だそうです。ヨーロッパ系の人種だそうです。
復元と顔認証とは関係ないかもしれませんが、ちょっと気になったので・・・。
復元によって、この絵が描かれたのが何時かは知らないが、最近の中国の「顔認証」の技術は、ものすごいスピードで進歩しているようです。専門家は「今回復元した容貌は生前のものに90パーセント以上似ているだろう」と自信満々に言っているが、90%以上どころか95%以上似ているのではないかと思えてきました。その訳は・・・
日本では、国など権力者に顔写真を撮られるのは、免許証の取得、パスポートの取得ぐらいでしょう。だが、今回の中国を旅して驚いたのは、ホテルにチェックインするために顔写真を撮られます。パスポートの写真と比べられるためのようです。上海等を旅した時は、顔写真を撮られる事は無かったと記憶しています。奥地に行くほど厳しいようです。
敦煌からトルファンまで新幹線を利用しました。トルファンに着くと、臨時の交番のようなテント張りの下で全員顔写真を撮られました。勿論パスポートもチェックされます。新疆ウイグル自治区は回族の地域。回族の多くはイスラム教徒です。テロ防止のためだそうですが、爺は信じられません。単に反体制派を取り締まるようなものではと思えます。まるで特高警察のようです。
この、新疆ウイグル自治区は砂漠地帯ですが、漢民族が回族を支配しているのです。自治区とは名ばかりですね。ここにはいろんな資源があるようです。また、日本ではありえない広大な土地は、宇宙基地や風力発電(下の写真)など、鉱物資源とは違った資源の宝庫ですね。
爺が新幹線の車窓から映しました。風力発電の風車です。
斉藤マサヨシ氏のシルクロード写真集より
ある意味「唐」の時代から支配しているのは漢民族です。中央政府からすれば、膨大な顔写真が、毎日集められている訳ですから、これとAIが結びつけば個人個人を簡単に特定し、支配することは容易になってくるでしょう。中国はこの先どんな監視社会になっていくのでしょうか。
犯罪防止のために、街のあちこちに監視カメラが付くようになりました。ドライブレコーダーも犯人検挙のために役立ちました。
かっては日本も隣組制度で、住民を互いに監視していました。今は無い代わりに、監視カメラによる監視社会へと、一歩間違えれば、日本もなってしまいます。自由の有難さはなかなか分からないかも・・・。
3,800年前の人類にキリスト教やイスラム教のような「復活」の概念が有ったのだろうか。いつの日か復活を夢見て、楼蘭の美女は3,800年も寝ているのだろうか。今の爺は、せめて「8時間」。「8時間」は、ぐっすり寝たいものでだ。ブログを書いてる時間があったら、眠るべきだろう。
という訳で、おやすみなさい・・・
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