新聞記事より・・・電気料金の（値上げの）自由化

　四月から電気料金の自由化が始まりました。本当に安くなったんでしょうか?

　10月になってようやく秋の入り口。暦では9月から11月が秋という事だが、一か月は遅れている感じですね。店舗では昨日もエアコンを運転しています。3年前、今年と、店舗のエアコンを三分の一ずつ入れ替えた。10ユニットのうち7ユニットの入れ替えが済んだ。エアコンの消費電力は本当に大きいですね。エアコンも照明の一部も省エネ品に変えました。

 

　15年前を100とすれば、電気の使い方の工夫で85ぐらいまで節約しました。一部のエアコンを省エネにした2年前には60～70ぐらいに、そして今年は50程度まで節約できるようになりました。具体的に言うと、現在の店舗で営業を始めた時の電気代は、約40～50万円弱/月だった。電気料金のしくみを勉強し、工夫に工夫を重ね、無い知恵を絞りに絞って、35～40万円/月。省エネエアコンに入れ替えたことによって、今年は 20～25万円弱/月までと、ほぼ半分にまで電気代を下げることができました。だが、ちょっと油断すると高い電気料金を払う破目になる。気は抜けません。

 

　今までの電気料金は、原価主義と言われる方法で、官僚と政治屋が訳のわからぬ屁理屈で決めているように思えます。四月からは、自由に決められるという事になりました。

****************************************************************

 原価主義とは、電気を生産し販売するために必要な費用（総原価）と電気の販売収入が等しくなるように電気料金を決めることです。

総原価の計算は、法令で定められたルールに従って、将来の一定期間（１年単位）における燃料費、修繕費、購入電力料、減価償却費、人件費、公租公課などから所定の額を差し引いて行います。

電気事業連合会のＨＰより

****************************************************************

　商いの基本は「入りを謀って出を制する。」　特に「出を制する」は、それなりに努力に努力を重ねているつもりだ。当社の経費で電気代は大きな負担です。「事業報酬」という利益を電力会社は初めから計算式に入れられる。だが、準公共料金である電気代は、総原価の計算から「赤字になるから電気料金を上げます」と、簡単に言われそうだ。電気料金の自由化が始まることによって、不明朗会計の飲み屋の請求と同じような電気料金（ちょっと言い過ぎかな）が、少しはマシなモノになっていくことといいのだが・・・。

・・・・・・間違った戯言で有りますように！！

ところで、この記事、その後どうなったの？

**********************************

中部電、４県の知事候補に裏金　愛知前知事認める　　

2014年7月21日（月）16:31

　中部電力（本店・名古屋市）の元役員が４県の知事選候補側に対し、建設会社に工面させた裏金から計約３千万円を自ら手渡したと朝日新聞に証言した。このうち愛知県の神田真秋前知事（６２）が取材に授受の一部を認めた。

　元役員は中部電で政界工作を長年担当し、２００４年までの約２０年間に少なくとも２億５千万円を取引先の建設会社などに工面させて簿外で管理し、政界対策に充てたと証言。見返りに原発工事などの発注額に上乗せしたと証言しており、電気料金で政界対策資金が賄われた可能性がある。

　この裏金の中から、神田氏が初当選した１９９９年と再選した２００３年の知事選告示前、いずれも面会の予約をして愛知県内の神田氏宅を訪問し、現金３００万円と５００万円を本人に直接手渡したと証言。０３年の５００万円は大手建設会社５社に１００万円ずつ工面させ、建設会社名も神田氏に伝えた。領収書は受け取っていないという。

 

**************************************

 

　企業による団体献金は「見返りを求めれば賄賂であり、見返りを求めなければ背任行為」。そんな法律論的なことより、「見返りに原発工事などの発注額に上乗せしたと証言」ということは、原価主義によって電気料金は決まるから、電気料を余分に払わされたことになる。

 

　電気料金で政界対策資金が賄われた訳で、われわれ電気消費者にとっては、詐欺に合ったのと同じといえるのではなかろうか？

 

 　昨今、世界的な原油安と円高とで、電気料金が「驚くほど安く」なることを期待したが、期待外れとなる可能性のほうが高い。営業費と一括りで処理されているが、その中には、発電もしていない原発の維持費や賄賂に近いような政治献金も、経費（営業費）の一部に含まれるらしい。そんな訳の分からない営業費が高止まれば、料金は思うほど安くならないかも・・・ 

 

　中部電力が、「原発を稼働させたら電気料金を値下げする」と発表したそうですが、後々廃炉にする時の費用まで考えれば、安くはできないのではと思ってしまします。

 

　あるブログには、実際に解体が始まっている、東海原発出力16.6万kwの場合、解体に約350億円、廃棄物の処分に約580億円、合わせて何と約930億円もの見積もりと、書かれています。浜岡原発は、1号機から5号機まで合計499.7万kwです。単純比較は間違いかもしれないが、計算上全てを廃炉にするためには、2兆7995億円ほど必要になる。中電のほぼ年間売上高に匹敵する。

 

　我々は、2兆8000億円も高く、電気を買うことになる。この金額を一年で賄おうとすれば、電気代は倍となる。10年で賄うなら10％UPとなる。最終利益から考えると50年から100年という時間を要することになりそうだ。

 

　発電と電送とが別々になれば、もっと競争原理が働き、電気代は安くなると言われるが、それだけで十分に安くなるのだろうか？　何はともあれ、電気代がさらに下がることを期待したい。そのためにも、原子力発電は即刻廃止して欲しいと思う。原子力発電は安いというが、廃炉には膨大な時間もお金も掛かる。再生可能エネルギーとか水素社会到来とか、安全で安価なエネルギーの研究が進めば、未来はきっと良くなると思いたい。

 

　そんな先の話、誰も責任を持てない。今の経営陣はもちろん皆あの世だからね。つまり、無責任極まりない。政治屋・高給官僚と違わないのでは・・・。

 

****************************************************************　　　　　　　

福島原発８兆円負担増　電事連、国費求める            ■注目ニュース■ 

　電力業界団体の電気事業連合会（電事連）が、東京電力福島第１原発事故の損害賠償・除染費用について、東電を含む大手電力各社の負担額が当初計画を約８兆円上回るとの試算をまとめ、超過分を国費で負担するよう政府に非公式に要望していることが４日明らかになった。政府はこれまで「賠償・除染費用は原則的に原発事業者の負担」との立場を取ってきており、慎重に検討するとみられる。

毎日新聞の記事より

****************************************************************　　　　　　　　　

　結局は我々が払う税金で、尻拭いすることになるのだろう。明日の電気料金を安くするには、結局「自助努力」なんでしょうか・・・

 

　東京オリンピック・パラリンピック、そして愛知・名古屋アジア大会とうれしいイベントが待っています。そのために税金がたくさん使われる。それによって景気が良くなり経済の好循環が進めば、「メデタシ・めでたし」というところだ。が、「膨大な国の借金」が「子や孫に増税」という形で降りかかることになれば、50年100年後に恨まれることにもなりかねない。

　もちろん、爺の今の借金も同じことが言える。世を辞するまでに解決したいが……。「貧乏はクソ爺のお陰だ」と孫に恨まれないようにしたいですね。

　お店は定休日だが、今日も仕事が俺を待ってるぜ！（悲；）

 

***************************************************** 

 ああ～・・ぐっすり寝たー！

オーダーメイド枕ならＷａｔａｋｅｉへ

 

固すぎたBEDマットをソフトにしたい

・・・新発売「天使のオーバーレイ」

 

愛知県内でベッドをお探しなら、Ｗａｔａｋｅｉまで！　　コイル系・ノンコイル系、比較試し寝ができます。

 　 　ホームページはこちらです　→