天使のオーバーレイは、補助寝具です。脇役です。ですが、時々お客様からこんな質問を戴くことがあります。
「これ一枚で寝られますか?」 わずか30ミリの厚さですから、一枚ではやはり「底着き感」があります。では、どの程度の厚さのふとんと組み合わせれば良いかという事です。実験してみました。
以下すべてフローリングで(悪まで爺の感想です)
①厚めのベッドパッド(6層WOOLベッドパッド・綿量2kg/シングル換算)に天使のオーバーレイ ・・・・・・・ 横になった時はまずまずかなと思えましたが、朝起きた時は、やはり少し肩が痛かったですね。大部分の方は、「寝られない訳ではないが、仰向きでは腰が浮き、横向きではちょっと肩が痛い」と思われるでしょう。
②そろそろ打ち直し(仕立て替え)が必要と思われる木綿わたの敷き布団(綿量5.5kg/シングル換算)に天使のオーバーレイ ・・・・・・・ ①のベッドパッドのおよそ2倍以上の厚さがありますから、十分快適な感じですね。「硬すぎた敷き・硬すぎたベッドに」と皆さんにアピールしてますが、我ながら正解と思えましたね。
③最後に、天使のオーバーレイにムートンを重ねて、使ってみました。①と②は天使のオーバーレイを上にしましたが、③ではムートンを上にしました。いままでも要介護の方々に使って戴いてます。15㎜のムートンではちょっと問題ですが、25㎜以上なら概ねgoodですね。要介護者の方々はこの下にマットが敷かれてますから、非常に快適だと思います。未確認ですが、僅かですが綿やウレタンが入ったムートンならば、結構行けそうな感じです。
試作中の天使のオーバーレイ
天使のオーバーレイは30ミリ厚ですが、28ミリと2ミリ薄くした場合の使用感はどうかも実験しています。厚さを6.7%弱薄くしましたが、コストは10%前後お安くできそうです。その分、現在覆っている生地をグレードアップしてみようと、最適な生地も探しています。とても良さそうな生地も見つかりましたが、縫製が難しそうです。もちろん、今までと同じ30ミリの厚さでも試験しています。
今まで以上に技術力のある縫製工場も探していることもあり、まだ、1~2か月は時間を要すると思いますが、メーカー共々、よい商品にしたいと思っています。
「上手に眠れば元気になれる」・・・単体商品で完璧はあり得ません。
人それぞれ、快適な寝具は違います。枕なら高さと柔らかさ。敷き寝具なら硬さ(柔らかさ)と支持性。掛け寝具なら保温性と軽さとフィット感。寝具をお求めなら、試し寝のできるお店で。
お近く(県内)にお住まいなら、是非Watakeiまでお越しください。
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ハイクラスHOTELのベッド以上に、あなたのベッドの寝心地が良くなる・・・・・
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