さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

エッシャー展

2007-01-10 23:59:59 | Wednesday 芸術・スポーツ
渋谷のBunkamuraでの「スーパーエッシャー展」の開催も、あと残り僅か。
 エッシャーって何? と思った方は、コメント欄をご覧ください。
 多分、中学校などの美術の本で、見たことのある人もいるかもしれない。


 一つの作品を造るのに、どれだけ集中力と鍛錬を必要としたのだろう。


 版画で作品を制作する場合、単純に何かを表現するという作業に加えて、
 「版を作る」
 「刷る」
 という独特の技術が必要になる。
 エッシャーは、木版と銅版に関して、全ての工程を自らこなしたらしい。
 リトグラフ 1)で、あんなふうに創作できるのが、すごい・・・


 昨年行ってきたときは、途中でお腹いっぱいになってしまい、全てを堪能できなかった。

 ・・・DS 2)が一人一人使えるよう渡されたせいか、フツウの美術展より、いくらか静かだった。あんなに人がいて同じような歩みをするのに、それぞれ一人の世界、というのが不気味なような、不思議な世界だったっけ。
 コンピュータグラフィックで、エッシャーの作品が「動いた」。飽きなかった
 バッハの曲を円と線で表現していたり、
 精密さと、それゆえ「ありえない世界」が構築されていた。
 いや~~、おもしろかった



 ・・・今週末、混んでいませんように

行けるといいな。


【注】
1)リトグラフ:lithograph, lithography。版画の一種で、平版にあたる。水と油の反発作用を利用した版種で、製作過程は大きく「描画」「製版」「刷り」の3行程にわかれる。
 ほかの孔版、凹版、凸版などに比べると複雑で時間も多く要するが、クレヨンの独特のテクスチャや、強い線、きめ細かい線、筆の効果、インクの飛ばした効果など、描写したものをそのまま紙に刷ることができ、多色刷りも可能。(しかし版を重ねる数が多くなってくるとグロッシーなつやを有した独特の質感が出てくる。)表現の幅が広い。

2)DS:DSの音声ガイドが今回無料で渡される。



      ******************************


作品といえば・・・



  神のなさることは、すべて時にかなって美しい。
  神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。
  しかし、人は、
  神が行われるみわざを、
  初めから終わりまで 見きわめることができない。

                         (旧約聖書 伝道者の書3:11) 


コメント (1)
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