さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

ロンドン滞在記 1)ハラル

2018-05-19 13:05:43 | ところ変われば

(飛行機は、いったんドーハに行き、そして・・・)

“The wolf also shall dwell with the lamb,

The leopard shall lie down with the young goat,

The calf and the young lion and the fatling together;

And a little child shall lead them.”

(Isaiah 11:6)

 



 いつ行くの? 今でしょ!! (古い?)

 …ということで、先日、ロンドンへ行ってきました。

 いつもとは異なり、今回、キャベツは二人旅。
 俗に言う、「新婚旅行」である。

 相方トマトがなかなか行けないところ、かつ、他の集会を巡りたいということで、旅先決定。

 JALも英国航空もこの時期は少々懐に厳しかったため、初めて、カタール航空を利用す。


(ドーハのハマド国際空港は2014年に新しくオープンしたハブ空港とのこと。
 羽田(HND) → ドーハ(DOH) → ロンドン・ヒースロー空港(LHR) 約22時間でした)


 さて、このとき、キャベツは一つミスを犯した。

 実は、トマトは某アレルギー持ちであることを、カタール航空に伝えていなかったのだ。

 だがしかし。

 フライト中出てくる機内食のメニューは、どれも問題なさそうだった。ありがたやありがたや、と思っていたところ、メニュー表の一番下にこうあった。


(フライト中の機内食は2回。一回の食事につき、大体3種類から選べる)



 そうか。

 ハラル(ムスリムの戒律で食べて良いモノ)だ。ということは、豚肉は使われない。


 クリスチャン(の身体)が、ムスリム(の戒律)によって守られたわけだ。





 今、世界で起きていることを想うと、逆に、「守られた」ことが妙に可笑しくもあり、ありがたいことでもあった。


(ある機内食。牛肉の蒸し煮マスタードソース添え・ゆでたポテトと甘い人参、季節の野菜サラダ、レモンケーキ、パン、バターやチョコなど)

「ロンドン滞在記 2)a ヒースローの両替屋」へ続く


『狼は子羊とともに宿(やど)り、

 ひょうは子やぎとともに伏(ふ)し、

 子牛(こうし)、若獅子(わかじじ)、肥えた家畜が共にいて、

 小さい子どもがこれを追っていく。』



(旧約聖書・イザヤ書11章6節)
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