さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

あなたの親御さんはどなたですか?

2012-01-17 07:39:17 | Sunday 集会・生活
 日本においても、(恐らく大抵の人は)子どものときはそうだが、大人になっても、

「さすが、あの○○さんの子だ」と
褒められたり、

「やっぱり、あいつの子だ」と
けなされたり、

懐かしがられたりすることは、ある。



 あまり、自分を「誰それの子だ」と自慢することは…聞かないが。

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 その昔、ユダヤの地方において、

「私たちは アブラハム 注1) の子孫」だ(新約聖書・ヨハネ 8章33節)
「私たちの父はアブラハムです」(同上8章39節)

と、ユダヤ人たちは、「自分たちが何に連なるのか(自分の父が誰なのか)」を誇りにしていたとみられる節がある。


注1)アブラハム=ユダヤ教においても、イスラム教においても、キリスト教においても始祖。「信仰の父」とも呼ばれる)


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 それに対して、イエス・キリストが

「あなたがたがアブラハムの子どもなら、アブラハムのわざを行いなさい」(ヨハネ8:40)

という場面がある。


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「幸福(さいわい)なるかな、平和ならしむる者。

 その人は神の子と となへられん。」


               (マタイの福音書 5章9節,文語訳)

 とも、ある。

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 最近、ナニかに秀でている人を褒める最上級の文句として、「あいつはカミだ!」という表現があるが、

その昔、そして今も、「神の子」と言われるのは、そうそうないことだろう。

子は親に似る、というけれど。

 ・・・自分の血の親だろうと、代父だろうと、養い親だろうと、たぶん、あなたが一番影響を受けている人に似てくるんですよ。
 そして、もし、誰それに連なる、と誇りに思うのであれば、それにふさわしく頑張らなきゃならんのだ、、、と。


       
     *********

 というわけで。

「あなた/わたしは、誰の子ですか?」




(マタイ5章後半参照。昨年、この主題はしばしば語られていたが、それが出たあと、聴いていた者たちの間でお互い、「誰に似ているんだろうね」という話が、出たとか出ないとか。)
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