さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

らい病とガンジス川

2011-09-18 23:20:29 | Sunday 集会・生活
(一応、相手の許可取得済み)


 福音集会後、ある人とおしゃべりをした。

 今日、印象に残っている箇所、ある?と問うと、

「レビ記のところです。あのらい病人の・・・」

とのこと。

 今、日本にいる「らい病」の方々の病(やま)いと、旧約聖書に出てくる「らい病」は異なる疾患ということや、後者は、ツァラアト(へブル語)と呼ばれること、日本での「らい病」になった方々が大変だったこと等を話しつつ、ふと、思いだして、尋ねた。
(※以下では、「ハンセン病」ではなく、ツァラアトの話です。記述・会話等そのまま「らい病」にて表記いたします)

―らい病になった将軍って、誰だか…知ってる?

「えっと、ナアマン?」


―お、知ってるネ(^^) で、ナアマンさん、預言者に何をしろって言われたかも、もしかして覚えてる?

「確か・・・川で、身を清めること、でしたっけ」


―そうそうそう。覚えてるね~。ちなみに、その川って、何て言ったっけ?

「ガンジス川」

真顔で、きっぱり言われました。


         ***********


 このとき、キャベツは、ノックアウトされました。つぼに入ってしまったのです。

(ヨルダン川が、アマナやパルパル飛び越えて、ガンジス川まで発展しましたヨ!!)

 チグリス・ユーフラテス川も通り越しました。
 加えて、そこに、南アフリカ・・・なんて、ことばさえ、聞こえてきました。

 ステキです。世界地図、書きませう。

        ************


【お初の人のための、かなり簡略した話】

 ・・・昔昔、このらい病(当時、忌み嫌われていた皮膚病)になったナアマン将軍は、
はるばるやってきたイスラエルの地で、預言者から
「ヨルダン川で、7回身を洗いなさい」
と言われて、怒って帰ろうとしていた。(川なら、自分の国にもっと良い、大きな川があるじゃないか!!)


 すると、家来の一人が、こう進言したのだった。
「もし、あの預言者がむずかしいことを命じたのだったら、逆に、それをなさったのではないですか」
と。(確かに・・・。)
 預言者が言ったことは、ムズカシイことではなく、ただ、簡単なことだった。簡単すぎるほどだった。


 そこで、ナアマン将軍は、(とりあえず)言われたとおりにトライしてみた。
 1か~い。ちゃぷん。

 2~回。ちゃぽ~~~~ん。(変わらん・・・)

 3回。

 4回。
  
  ・
  ・

 7回。


 すると、(ヨルダン川ではなく)ガンジス川と答えた人と同じくらい、キレイな肌になった。

 (おおっ、奇跡だ!! 奇跡が起こった!!)
 そこで、ナアマンさんは、とても大喜びで、帰りました。めでたしめでたし。(旧約聖書・列王記第2 5章から)




― 人は治るために難しいことを言われたら、トライしてみたくなるかもしれないけれど、
  治るために、神様が提示する方法は、ムズカシイことではなく、実は、とても簡単なことなんですよ、

 (自分の思い描いていた形ではないからといって、それに従わないのはもったいない)という教訓やら色々あったりして…。

(ちなみに)
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