歌が好き。声がいいわけでなく、上手いわけでもない。どちらかといえば音痴に等しい。しかし、自分の下手さをなかなか自分では認識できないものです。逆に自分は結構上手なのだと勝手に思い込んだりするのです。
カラオケが出来る前から、一杯飲むといい気になって歌っていたものです。カラオケが出てきたのが確か、私が札幌に転勤になった頃からだと思う。スナックや居酒屋で一曲100円とか200円とかで、歌いました。名月赤城山などは一番得意でした。奥飛騨慕情の出たときは随分歌ったものです。PTAの全国大会に仙台に行ったとき、夜、キヤバレーに繰り出し、生バンドで奥飛騨を歌ったりしたのも思い出になっています。
どちらかというと、ド演歌が好きで、北島三郎、鳥羽一郎の歌などを好んで歌っていたものです。
現役を離れ、ハシゴ酒をしなくなり、今は居酒屋「いの平」さんだけが、私の飲みどころになっていて、ここの常連さんが歌好きで上手な方が多いのです。
いつの間にか、北島、鳥羽の歌を離れて、酒場演歌がレパートリーの中心となっています。それも古い歌ばかりで、「涙の酒」とか「人情酒場」「ネオン川」、そんな調子です。
一杯飲んで、皆で歌って、・・・一月に2~3回くらいですが、いい気晴らしです。