手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

国会解散に思うこと

2012-11-15 18:39:06 | 政治
断っておくのですが私は無党派の人間です。

 今回の野田首相の決断に敬意を表する。これまでの野党の党利党略の丸見えの国会対策にあきれ果てていた。

 民主党のマニフェスト違反は確かだし、追及に値はする。だがそれは国民の皆が認めていることで、それをねちねち最後まて言い続けて、国会を停滞させ、挙句地方交付税の交付遅延を引き起こし、地方に大変な苦労をかけてきた。地方、国民に大変な迷惑のかかる方向に進めたのは野党、とりわけ自公の役割は大きい。そして、解散だけを要求するやり方、野田総理の近くといった言葉を、男なら信じれ!!といいたかった。

 昨日の安倍総裁の狼狽!!!私は狼狽していたと思う。多分野田総理が党内情勢に押され解散を年明けに持ち込むと読んでいたのだと思う。

 野田総理の16日発言に戸惑っていた。近くを信じているならそれに対応する返事が用意されていたと思う。あの総理の言葉に、即座に、さすがくらいのことを言って、共にやろうといったら私は拍手したでしょう。

 野田総理、この提案が自公の賛同を得て成立しても、民主党内で拍手はもらえないし、離党者が沢山出るかもしれない。でも野田首相は会が割れてもこの改革関連の法案は通すつもりだったと思う。

 年内選挙となって、おたおたしているのが報道されている。争点を何にするかとか、そんなことも改めて考えなくちゃならないのだろうか。各党とも大きな課題を掲げてきているはずだ。ただ、選挙の票集めのマニフェストつくり、まあやればいい。

 TTP一つでも大変なことだ。農業従事者の反対派は多い。それは当たり前だけれど、TTP問題は、是はなみなみならない世界的問題だ。日本が提案主体ではないけれど避けて通っていたら、日本は世界の趨勢から外れていく。世界の先進国として発言権をそれなりに持っていたけれど、ここで遅れてはいけない。

党利党略だけでは駄目だ。日本の有り方を考えたら、今回の野田総理が政治生命をかけた、この一体改革を本に新しい国のあり方を想定、そこに向けての力強い政治を進める政党であってほしい。

 今、維新の会などが今の政治体制に楔を打ち込もうとしている。

 増税反対、それじゃ国が潰れるまで借金を続けろというのですか。もう国の借金は小手先で処理できる範囲を超えている。新しい日本の姿を求めてほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする