手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

維新・太陽 合同した!!!

2012-11-17 20:00:23 | 政治
 石原東京都知事が新党太陽を立ち上げたとき、維新とは一つになることは難しいと思っていた。

 それが合同したのだ。石原さんが腹をくくったのだと思う。維新の会も太陽の会の中心となっている議員たちの保守性とは大きな隔たりを意識していたし、その方たちがでしゃばってくるならお断りだったと思う。

 それが合同できたのは、石原氏の説得力だと思う。平沼さんたちだって、このままの会派で埋もれていくことにはたえがあったはずだ。維新の会の大阪での行動力は並大抵のものではない。言うことを実現していく行動力は、いま多くの国民が待望していたものかもしれない。

 一方石原さんも東京都知事に立候補した時、東京とは新しく建てた都庁ビルを売らなければならないみたいな財政難に苦しんでいた。それを見事に立ち直らせ、堂々たる東京都にしてしまったのだ。

 どこか、政治力、指導力に共通する強さがある。その東西の二人が揃って動くと今すぐ国会で主導権を取れないとしても、次回選挙では圧勝する勢力になりうると思う。

 議員で、地方で素晴らしいと評価される議員は、出身の地方へ公共事業を持ってくるとか、政府の主要閣僚との接点を強めるとかいうところでしか評価の対象とならない。

 いわば、小沢さん流の政治姿勢の議員でなければならなかった。だから、北海道で言えば一時産業の農業に今直接影響の出るTPPには賛成といえないのだ。自分の選挙基盤の農民に嫌われることは出来ないのから。

 そんな事より地方自治の拡大から農業の構造改革に国の力を待つのではなく、自らの手でやっていく政治構造への、構造改革を推進する方向を期待したい。

 目先の増税反対だけを求めていては、何の進歩も無くて、日本の未来を切り開くことは出来ない。政治構造を変えた大阪、東京の進み方をしっかり見つめる必要があると思う。二重行政の無駄を地方から崩し、独立行政団体の整理へと進めていく手法も大切なことだと思う。

 維新の会の独裁制を脅威として、反対している人も多いけれど、そんな力が無ければ日本の政治構造を変革できない。

 小泉内閣の構造改革が自民党の力不足で実を結ばず、小沢さんの民主党が国を変えると大見得を切ったマニフェストは無残な姿になった。それでも、最後?野田さんはマニフェストを乗り越えて、総理の職を賭して日本の負の遺産の整理に目途をつけた。それに対する評価をする人は必ずしも多くないかもしれ無い。でも次の政権を持つ党派にはとても大きなプラスの遺産になるだろう。

 みんなの党が維新と一部政策で同調する方向で、三極の一翼を担うことになっている。そんなの党にもそれなりのブライドもあるだろうし,一気に同調することは出来ないのでしょう。しかし、小泉改革を推進しようとした渡辺さんが今みんなの党でがんばっているものの、力を出せないジレンマの中にあると思う。でも維新と近い位置で三極の与党的役割を果たし、三極ではない二極としての新しい勢力の力になってほしいものだ。太陽の党も同じような問題をかかえていたはずだけれど、石原さんの行動力が小異を捨てて大同に着くという強さ、説得力になったと思う。

 私は第三極を支持する。
コメント
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