手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

雨の一日  健幸クラブ詩吟

2013-09-25 19:45:19 | 詩吟関係
 今日は朝から雨が降りしきった。午前中健幸クラブの詩吟でした。今日は6名の出席。

 「辞世」吉田松陰作、和歌「親思う」付け。全員にまず素読をさせ、次に私が範吟をし、続けて私と一緒に合吟。次はコンダクターの伴奏で独吟を一回り、次にコンダクターの前奏だけで独吟を一回りしてもらう。続いて、「山中の月」眞山民作。一度私について素読をさせ、これもコンダクター伴奏と前奏だけでの独吟。終わって「月夜舟行」を男性二人で合吟。「新涼書を読む」を女性四名で合吟。休憩を10分ほどとり、手稲文化祭の稽古、テープ伴奏で二回やって終わりました。

 今年入会したMさん、律詩もコンダクタの前奏だけできちんと吟じます。素晴らしい!! 皆様、とてもいい吟になってきています。吟声に近くなってきた。

 詩吟の難しさは、吟声を会得するところにある。誰もがはじめは口先だけの吟になる。また、呼吸法も理屈でわかっても吟に生かすことができない。母音の発声も簡単そうで難しいのです。それらが身に付いた吟声。とにかく、芸事で簡単な物はない。やはり時間がかかるのです。

 私ももう40年詩吟をやっていて、教室ももう間もなく創立30周年になる。だが、人を感動させるような素晴らしい吟はとてもできない。やはり素質的によいものを持った人にはかなわないのです。誰もが歌手になれるわけがないことでもわかることです。

 83歳という歳は吟にも影響しています。また肺気腫が進んできていて、声が続かなくなることが起きます。普段は起きないのですがね肝心な大きな大会などで力が入りすぎると高音部の余韻の最後の方で息がなくなってしまうのです、ブレスはちゃんとしていてもそうなるのです。そろそろ二本から一本に落とす方が好いのかもしれません。
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