手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

民主党、断末魔に近い

2010-04-18 18:43:29 | 随想

 民主党が政権交代を叫び、そのトップで何回も国民に約束したことは、次々と挫折し国民の信頼を失ってきている。

 先日の核サミットで受けた鳩山さんの評価は参加国最低の者だったらしい。10分間の時間を特別にとってくれたのがせめてもの救いかもしれないけれど、アメリカのメデアの評価は非公式会談でもなく、単なる会話・・一寸話をしたとしか評価されていない。人物評価も不正直とか嘘つきと捕らえられている。何て情けないことでしょう。これは、世界からそのように見られるに等しいのです。私たちが選んだ首相なのだ。

 選挙直後、これからアメリカとは対等の立場で付き合い、これまでのようにアメリカに従属している付き合いから脱却する、と言っていた。普天間もその延長上にある。寺島氏の説にすっかり乗っかり、先行きも考えないで進んじゃったのでしょう。

 普天間の腹案は、徳之島だったのですね。一部の島民が条件付で受け入れてもいいようなことを行ったのを、島民皆の気持ちと早合点していたのでしょう。アメリカの駐日大使とか米軍とかと話し合いが進んで、前政権の決めたところを捨てたのならまだいい。前政権と合意いしたところが最高とアメリカ側は言い続けている。そんな中でオバマさんに何を頼むのですか。全く筋がない。私を信頼してくださいと言ったのは誰なの。

 民主党のマニフェスト違反もどうしょうもない。今日の日曜討論で、前原大臣が高速道路無料化問題で、各党に追及されていたが、その中で「無料化には、原則としてと書いてあったでしょう」と開き直っていた。「原則として」というのは、特別な例外を除く意味はあるけれど、無料化が例外とは誰も思っていなかった。今年の無料化は、実験・検証だと言う。試算なしの票集めの道具だったのです。そんな適当な言葉だったのです。不誠実、嘘つきと言われても仕方がありません。

 今までは、トップの二人が辞めればまた違うかと思ったりしていたけれど、もう民主党に愛想が尽きました。こんなトップをまだ大事に戴いていますか。
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「世人交りを結ぶに黄金を須う/黄金多からざれば交わり深からず」張謂

2010-04-17 19:46:21 | 随想

 中唐の詩人張謂の句です。先日書いた杜甫の「貧交行」と同じような内容です。

 金と権力、それのあるうちはちゃほやされても、無くなれば見向きもされなくなる。そんな人の世の冷たさを歌ったものです。

 この詩の最後は、たとえずっと友達でいようと約束した友達でも、金が無くなれば二人の仲もいつの間にか遠く離れてしまうと歌っています。金の切れ目が縁の切れ目と言うことでしょう。

 似たような詩で、于濆の「事に感ず」というのがあります。この詩では、花の咲いているうちは蝶も集まり、花が散れば蝶もこなくなると歌っています。花はお金でも権力でもいいでしょう。それのあるうちは皆来るけれど、無くなったら見向きもされなくなると言うのでしょう。この詩の最後は、燕は巣を掛けた家の主人がどんなに貧しくなっても、次の年には必ず帰ってくると歌って、ツバメと比較しながら薄情な人の情を歌っています。

 政治の世界の、金と権力の関係を見ていると本当に情けなくなります。
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昨夜はドームで野球見学・・・ブログ書けなかった

2010-04-16 18:14:20 | 身辺雑記

 孫からのプレゼントの日ハム・ロッテ戦のチケツト、本当は火曜日に行くつもりだった。だけど、あの暴風・・・一日伸ばしたが水曜日は雪の寒い日、出かける気になれなかった。

 昨日は少し寒かったけれど穏やかな日になったので家内と二人で出かけました。

 少し余裕を持って出かけたら会場前に着いてしまった。10分くらい並んでいました。並んでいる数は結構に感じましたが中に入ったら、なんとがらがら。最終的にも2万にかけている感じの入りでした。

 私はロッテのフアンなのです。家内は野球は何も分からないけれど、日ハムが勝てば嬉しいのです。ロッテ2連勝の三戦目、ピッチゃも6番手の今年オリックスから解雇になって、ロッテがテイトで拾った川越投手。ロッテで1勝1敗、最初の1勝も5回までしか投げれなかった。だから、今日は日ハムのチャンスかと思っていった。案の定、一回の裏いきなりニ岡のタイムリーで日ハムがリードした。しかし、今のロッテの打線は凄い。すぐ逆転。結果は6対3でロッテの勝利。面白いところもありました。4回でしたか、稲葉がツーランHR、大きな当たりでした。しかし、反撃もここまで、8回は残念でした。ロッテ薮田が満塁のらんなーを背負って、先ほどHRの稲葉、ここは盛り上がりました。稲葉ジャンプもありました。ホームランだと逆転です。連続HRも無いだろうと見ていました。結局3塁ゴロで駄目。ここで帰ることにしました。

 去年のロツテは、日ハムとオリックスが天敵みたいなものでした。たしか、日ハムには5勝暗いしか出来なかったはず。それが、今年は、負けなしで、引き分け挟んで5連勝しているのだ。オリックスには、ビジターで3連勝してきている。今日はどうかと思っていたら千葉は雨で中止。一寸残念。

 ロッテ、監督交代で今年は生き返ったみたい。荻野選手を取ったのは大きかったみたいだ。それに西本投手コーチの指導も適切だったようで、ピッチャーが良くなった。唐川、大嶺は一両選手の仲間にしっかり入ったみたいだ。貯金10と言うのは凄い。今年は期待できそうだ。
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鳩山さん オバマ大統領に10分間会えた  えらい!!

2010-04-14 17:30:37 | 随想

 今回の核サミットで鳩山さんはオバマ大統領と隣りあわせに座らせてもらい、非公式ながら10分間話をする機会作った・・・作ってもらえた。ひょっとして、相手にもされないのではと思っていたけれど、会えたのだから偉い!!!

 アメリカってヤッパリいいところがありますね。鳩山さんの顔を立ててくれたのです。でも唯それだけのことです。

 普天間問題よろしくなんて、どの面下げていえるの。キャンプシュワブ沖の埋め立てに自民党がどれだけの苦労をしていたか知っているはずですよね。しかも、それを日米の合意まで進めていたのです。それを無いことにして、おまけになりふりかまわずの票集めで、県外と言ったのです。いまさら沖縄に戻すと言って沖縄県民が同意するわけが無いでしょう。でも三月にはしっかりした政府の方針が決めたいと言いながら決められず。今度は5月決着を口にしても、単なる鳩山さんの胸算用で、出来ればいい位の考えしかないのでしょう。自分の政治生命に賭けてここに決着させますくらい言ったら後押しする人もいるかもしれないけれど、もう見えました。

 連立を組んだ二つの政党に何もいえない体たらくは、鳩山首相の首相失格を国民に強く印象付けている。水と油みたいな政党が折り合えるはずが無いじゃない。亀山を立てればそれは自民党の族議員を後押しすることだし、社民を認めれば社会党そのものに変身することになる。

 この四年間で普天間解決できればいいけれど、普天間の住民の苦労は何時まで続くのやら・・・。
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今晩ドームへ野球観戦に行こうと思っているのだけれど?

2010-04-13 10:19:11 | スポーツ
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日ハム対マリーンズの試合、孫に券をもらっているので行くつもりでいたけれど、二の足踏んでいる。夕べからの強風が今も吹き荒れている。

 午後は福祉センターの詩吟で、これも心配この風だと何人来てくれるやら。まあ独りもこないことは無いでしょうし、何とかはなるのでしょうが、ドーム行きはちょっと辛いかもしれない。三連戦の切符だから、今日行かなくても、明日でも明後日でもいいのだけれど、今日はロッテ唐川が投げるので勝てるチャンスがある。テレビも入るのだから、今日はテレビ観戦にして、明日出かけることにしたほうがいいかもしれない。/font>
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民主党の支持率がレッドラインに入った

2010-04-12 20:09:18 | 無題

 今日の報道を見ると、民主党に支持率が30%をきったと言う。それでも、小沢さん鳩山さんはまだまだ元気で、参議院選挙も勝てると踏んでいるみたい。政治と金で汚れた二人が看板になっていては誰も見たくもないし、おまけに国民新党のあの亀井さんの大きな顔、我が物顔を民主党はなんの抵抗も出来ずすべて受け入れている。これじゃ、自民党の昔よりまだ悪い印象でしょう。

 第三の党として、「立ち上がれ日本の党」が旗揚げされたが、あのメンバーだと、何のフレッシュさもなく、反民主の受け皿になりにくい感じだ。今回の支持率の中で「みんなの党」が5%と伸びている。私も前に、この党を中心に反民主連合が出来ると良いということをこのブログで書いた事がある。渡辺さんが自民を見限ったあの行動は立派だった。今反民主の中心は「みんなの党」に傾きつつあるように思う。

 多分、今度の参議院選は、民主が過半数を取るのは無理だと思う。この連立を維持しなくちゃならないのでしょうが、とても無理な連立だと思う。社民党もまもなく見向きもされなくなるでしょう。

 普天間問題、まだ鳩山さん5月中にと言っているけれど、どれだけ自信があるのでしょうか。票稼ぎに、言った言葉が、今は自分を締め付けている。それどころか、内閣総辞職しても、問題の解決は先延ばしになってゆくこと間違いなしの状況を作り上げている。民主党の運命を決する問題かも知れない。
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「親朋一字無く/老病孤舟有り」  杜甫

2010-04-10 19:39:57 | 随想

 この詩は、杜甫の死ぬニ年前の作です。洞庭湖のほとり、岳陽楼に登った時のものです。
前半は洞庭湖の大きな景観を見事に表現しています。その洞庭湖を前に自分の惨めな姿を書くのです、「親からも友達からも一字の便りすら無い。老いて病がちな自分にあるのは一艘の小舟だけだ」というのです。この頃の杜甫は、いろいろな病気(マラリヤ・肺病・神経痛・糖尿病など)を次々に患っていたようです。そして、一箇所に落ち着いていることなく、舟で旅を続けていたのだと言います。この句を読むと、「登高」の「潦倒新たに停む濁酒の杯」という言葉がよみがえります。

 本当に、李白とはまったく違う。李白の詩にはこのような、悲哀を感じさせるものが無い。杜甫は自分をこのような境遇にさせたのは、戦乱の世だと時勢を嘆いています。「国敗れて山河在り」と歌ったのは、まだまだ前で、この岳陽楼の詩の最後は「戎馬関山の北/軒に憑って涕泗流る」と結ばれます。関所の山の向こうでは今も戦いが続いている。そんな時勢を考えるにつけても涙が流れて止まない。というのでしょう。戦ゆえに故郷に帰ることも出来ず、放浪の生活をしなければならない己の身と、戦乱の世を憂える気持ちが重なっているのです。
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「花間一壷の酒/独り酌んで会い親しむなし」 李白

2010-04-09 19:57:53 | 随想

 花見の季節になりました。中国で花といえば桃の花のはずです。どちらにせよ、花の季節、やはり昔も今も花見はあったのです。そして、花より団子といいますが、花見の酒もつき物です。

 李白のこの詩では、唯独り酒壷を抱えての月見です。この続きが「杯を挙げて明月を邀え/影に対して三人となる」です。飲み相手が無くても、杯に写る月と自分の影を合わせれば三人になると言うのです。月を友としての花見酒です。「玉杯に花受けて」という歌がありましたが、ここは「玉杯に月を浮かべ」て飲む酒ですね。

 酒は静かに飲むべかりけりという言葉がありますが、後半で「我歌えば月徘徊し/我舞えば影凌乱す」と出てきます。一人で酒と戯れているのです。このあたりどのように理解するのがいいのでしょう。歌うのは分かります、ただ舞うと言うのは本当に立って舞うのでしょうか、多分体を動かすくらいのことでしょう。それとも唯、杯に写る月と自分の影が揺らめくのを眺めているだけなのかもしれません。でもいい酒飲みですね。
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文化活動どうなるのだろう

2010-04-08 20:55:57 | 随想
 
今年になって、手稲文化協会から俳句と短歌の団体が退会した。会員が減少して、文化祭での展示も出来なくなったという。俳句はニ団体あったのですが、新しい会が駄目になりました。短歌は文化協会の歴史と重なる伝統のある会だったのです。
 
他の各団体も、会員数の減少で悩んでいるところが多くなってきました。特に、民謡・日舞・詩吟などです。高齢化といいますが、老人数はどんどん増えているのです。しかし、新しく老人の仲間に入った方達は、これらのサークルにほとんど入ってくれないのです。

 かつては、どこの職場でも職員のサークル活動が盛んに行われていて、その経験者が定年後地域のサークルに入ると言う形がありました。しかし、今は職場のサークルは全くなくなっています。

 団塊の世代が老人の仲間になったら、きっと沢山仲間になってくれるだろうと期待したのは間違いでした。知的サークルといったら語弊があるかもしれませんが、一寸肩のこるようなサークルは全く敬遠されています。こんな状況をどうやって改善すればいいのでしょう。詩吟だけでなく、手稲文化協会の存亡にもかかわると思います。
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「春眠暁を覚えず/処々啼鳥を聞く」 孟 浩然

2010-04-07 18:39:57 | 随想

 誰もが良く知っている詩です。春になると合言葉のように「春眠暁を覚えず」と口にする。特に我が家のようなあばら家は、冬の寒さに弱く、寒い中で体を縮めて寝ていたのが、今の気温になるととても気持ちよく寝られる。

 桜の満開の地のテレビ報道が連日あります。東京では絶好の花火日和みたいで、夜桜の下で花見の酒に酔いしれている人の姿なども報道されていました。大変な人出で、華やかな花見酒、ヤッパリ日本って豊かなのですね。でも、国の借金は天文学的数字になっているみたい。

 2行目の「処々啼鳥を聞く」は、目覚めたら、もうあちらこちらから鳥の鳴き声が聞こえていると言うのですが、長閑ですね。でも、よく読むと起きたのは、そんなに遅いわけでなく、もう日も昇っていたと言うところで、この時期までは暗いうちに起きていたのだと思います。起きる時間は同じでも、春はすでに日が昇っている、そんなことかもしれません。

 我が家の庭には雀すらこない。鳥の鳴き声は無縁になっている。田舎で無い限り、聞こえるのは車の走る音だけと言うのが現代です。

 早朝、目覚めて庭に出る、辺りから鳥の鳴き声が聞こえてくる。こんな生活をしている人もいますよね。うらやましいことです。
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