紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、栽培記録・神無月

2019-10-02 16:31:28 | 日記
「畑の苗床」
栽培地の畑に苗床を作り、秋苗の発芽を待つ。
発芽を待つ期待感は、焦燥感とない交ぜになってしまった。
自宅で、発根セットからポット発芽させる場合こんな事は無かった。
それ故に発根セットなる方法に至ったのだった。
発根に差があるある事は同様なのだが、特に気にはならず待つ事ができた。
その違いは、何であろうか?


待てずに播いた発根セットの種の発芽である。

畑の苗床では、別の草もいち早く芽を出し葉を広げてくる。
オオバコの発芽であろうか。これが焦燥感となる原因だった。
やはり、別の草は抜かざるを得ない。


別の草と生育を共にするのを見守るのも良いのだが・・・。
昨年は、確かそんな方法だった。1年、年老いた故であろうか。
スギナに隠れた苗を救い出す作業が大変だった。
それにしても、同列で左2本と右2個との発芽差は大き過ぎで、待つ事は容易ではなかった。


自宅での育苗作業を避けて、ポット発芽の苗を畑の苗床に預けた。
これも、老い故の判断である。


敷き藁はとりあえず、雑草除けで冬場に備えての用意でもある。


雑草だらけの畑の一隅に蓼藍の花が咲く。
10年前は畑全体が藍で埋まっていた。
藍乾燥葉を作る作業に精を出していた頃を思い出す。
今は、記憶に留め種を残すために僅かに育てている。

  「なつかしき あいのはなみて あせをふき」

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