紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、定植その後

2018-06-19 16:28:53 | 染料栽培
「生育を始めたムラサキ」
定植期間は約半月を要した。
畝作りならぬ栽培装置を作りながらの作業であった。
装置は至って簡単なのだが、設置作業の手順が不確定であった。
5個の装置を設置したのだが、その度に方法が違い簡略化していった。
要は野ネズミ対策故の栽培装置なので、半信半疑にもなった。


最初の定植から5週間目の苗。
畑の温室で育った苗である。自宅温室苗とは格段の差がある。


開花真近い生育振りである。
同じ畑での生育ゆえ、苗は土への適応も早かった。


移植2週間の最後の畝の苗である。
蕾を落とさずに移植し、移植の負担もなく開花に至った。


これも同様の苗で、既に根元近くの本葉の脇から分枝が生育。

最後の定植は耕作放棄地を整備して、普通に畝立てをした。
この作業日程の調整は予定していた通りには行かなかった。


敷き藁マルチにビニールマルチという変則的な方法をとる。

生育状況はマチマチである。
毎日の様に午后、谷筋を吹き荒らす風にもめげず、緑を保っている。


苗の頭頂部をカットして移植、根付いた様だ。

珍しく2本立ちの苗である。こうした苗を育てて見たい。
本葉3枚目頃に手を入れるのだろうか⁇小振りな株に生育しそうである。


この苗は水分補給が急がれる。
しかしながら、残雪で水が満杯だったタンクは底を突き 雨頼みとなった。
その雨が降らない。


土手斜面を使い仮設の雨水溜まりを急遽作った。
1週間前1mmの降雨量で20L程の雨水を得た。その後雨予報は総て外れた。
今日の雨予報も外れて、気温は31℃、直射日光で畑は乾きに渇く。

「みずめぐり😡かくしつありて🤗うすいため」

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