紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023日本ムラサキ栽培記録・葉月(続)

2023-08-19 20:34:56 | 日本ムラサキ栽培
「猛暑日を耐え抜く日本ムラサキに、恵みの雷雨」
連日、35〜36〜37°Cの猛暑日が続く。蓼藍、夏野菜等には散水、ムラサキには数日置き・・・。

日中の夏空、自宅から夏空を仰ぎ見るが・・・クラクラする。
この青空は短時間で雲が広がり、夕刻を待たずに雷雨となった。


先月開花の種子は緑色から、灰色の琺瑯質となり完熟真近・・?

この時期の種子にマーク付けをして置くと、ほぼ発芽が同じ時期になるのではと・・?
発芽率と関係がありそうなので、最後の栽培を機会に種子採取のテーマとするが・・・。
種子採取時が未だ不確定・・・開花後5週間?・・8週間? 50日?
今までは、紫根収穫時に地上部を切り集めて、開花時期など配慮無しの種集めであった。


直射日光を浴びる根元の葉は、ゲンナリ状態。地面近く43°Cが続く・・3時間後には正に恵みの雨!

珍しく、ツマグロヒョウモンが飛来・・各花々を巡ってくれた。苔の採集を試みた事があったので
そこに卵があったのかも知れない。この庭先で孵化したのかも知れない(ネットで調べた)。
つがいのアゲハチョウは花の上を舞うが、花には目もくれず彼方へ連れ添って消えた。


根元の茎の径は約1cm 、まだ緑色を保つ。1.5cm程になると木質化してくる。その時期が種子の採取時の目安か?

草丈は遂に1Mを超える、105cmまだまだ伸びる・・。

分枝のみで55cm、まだまだ生育盛んなり・・。

開花当初苗の先端部は3本の分枝に分かれたが、その各分枝は更に分枝を派生して生育中。

それぞれの分枝には1.5cm間隔で互生の葉、その葉の脇に種子2〜3粒、4粒。
漸く、道半ば近くまでやって来た。何とか無事に種子の採取、紫根の収穫に漕ぎ着けたいものだ。
天の神・地の神に祈るより外無し。

  「むしすだき なつのおわりか あきちかし」  



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