普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

小沢さんはどのような業績を上げたのか

2012-01-20 14:51:08 | 野田内閣
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 小沢さん支持の人達は小沢さんに就いて剛腕とか経験豊富とか色々とその理由を挙げています。
 然しその内容は上記のような抽象的な表現ばかりで、Wikipedia・小沢で見ても彼の剛腕ぶりに就いて、第39回衆院選を、自由主義体制の維持を名目に経済団体連合会(経団連)傘下の企業から選挙資金300億円を集めて勝利。首相である海部をしのぐ権勢や集金力から「剛腕」と称された。
自由民主党総裁選挙での派閥が支持する候補者を決定するため、出馬表明していた宮沢、渡辺美智雄、三塚博らと自身の個人事務所でそれぞれ面談した(いわゆる「小沢面接」)。剛腕小沢」の象徴的シーンとして取り上げられている。
と書いているだけです。
私も前記の幹事長成り立ての小沢さんが先輩の宮沢さんなどよ呼びつけているシーンに強い印象を持っています。
その他に小沢さんが安倍さんや福田さんを苛めて、早期辞任に追い込んだことも剛腕に入るかも知れません。
 然し彼が政治的にどれだけの業績を上げたのか判らずにいたところ、週刊現代に松田賢弥さんの「存在自体が害悪・小沢一郎はもういらない」の記事に、小沢さんの政治的な業績が書かれているのを見つけました。
以下は(私が勝手に纏めた)松田さんの指摘した趣旨(青字)を取り上げて書いていますが、あくまでも私の意見なので文責(小ブログで文責など恥ずかしいですが)は私にありますのでご了承下さい。
小沢氏はその「日本改造計画」では小さな政府を目指す自由主義経済を唱えていたのに、小泉さんがその路線を取ると、社会福祉充実という社民路線をを取った
私は安倍さんが施政方針で小泉改革の継続とと言ったのに対して、小泉改革の見直しまたは脱却にしろ、それから「お友達内閣」と揶揄されたことに対しては、安倍さんの持論の情報機関設置と同じ考えで内閣にも情報網を作り国民から遊離しないようにすべきと書いたことがありますが、小沢さんがその小泉改革の穴を突いて「国民の生活第一」を訴え参議院の勝利で捩じれ国会に持ち込ました。
小沢氏は衆院選で行政改革を訴えて国民の支持を集めた。 私は麻生政権の公務員制度の見直しへの弱腰姿勢、麻生さんが指示した国の出先機関の廃止・縮小は官僚や族議員の反対で頓挫、厚労省分割案の立ち消え、国家公務員の幹部人事を一元管理する「内閣人事局」への組織の移管は人事院総裁の反対で腰砕けなど、あったとき、若し衆院選で負けた時は、彼の上記のような弱腰姿勢が敗因の一つであることを知るだろうと書きましたが、松田さんの指摘のように、国民は民主党政権の政治主導の行政改革のためには、他の公約の見直しをしても良いとの世論調査に見る程の支持を与えました。
松田さんが指摘した小沢さんの業績
・政治倫理審査会の設置(小沢氏は自分の作った審査会の呼び出しに頑として応じなかった。)
・政党助成金制度(この発効後小沢氏関連団体の資金量が目に見えて増えて言った。しかも付帯条件としての企業団体からの献金の全面禁止について言うことはあっても剛腕を振るったことはない。)
 Wikipediaより
自由党と民主党の合併の直前に、自由党から13億6816万円の寄付が改革国民会議に対して行われた。改革国民会議は小沢一郎が代表を務めており小沢の関連団体である。13億6816万円のうち5億6096万円が税金を原資とする政党助成金であった。後にこの行為は問題視され、政党助成金法改正案として議論された。
その他にも小沢さんが代表幹事を務めた新生党は新進党に移行する直前に、党本部と10支部に残った資金のほとんどに当たる本来政党助成金として返還すべきき9億2526万円余を、小沢氏が実質的に運営している政治団体「改革フォーラム21」に移した。
・小選挙区制度
現在民主党は小沢路線に添って比例区80議席減を出して居ますが、公明党や少数政党からの少数の人達の意見も反映すべきとの猛反発を受けています。
 私は少数政党の言う趣旨を活かし、政党に属さない有名人も参入できるようにすためには参議院こそ比例区をもっと拡大すべきと、書いた事がありますが、参議院も半数毎の選挙以外は衆議院とよく似た既存政党、大政党に有利なやり方をしているので、現在の衆院も参院も似たようなねじれ国会になってその廃止論さえ出ているのは小沢さんも責任があるようです。
 現在衆議院選を前にして居ますので衆院が問題になっていますが、参議院の選挙制度を先ず改めるべきだと思います。
 更に松田さんは前記の小沢さんの著書に消費税増税を謳っているのに、現在は増税路線の野田さんの反発しているように、小沢さんは自分の政策より政局を中心にして、その持論を簡単に曲げている。
 だからこれからは引退して「蓄財に専念しては」
と書いています。
 私も小沢さんは自分の権力拡大には持論の政策も簡単に曲げるし、社民党でも日教組とも組むし、中国に大訪問団を送り、選挙前に韓国大統領に外国人参政権付与を約束するなど選挙に勝つためには手段を選ばないこと。
 その小沢さんが民主党内で大きな勢力を持っていることが、今の政局が混迷する原因の一つになっているような気がします。

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小沢さんへの被告人質問・小沢さんの首相はあるか

2012-01-12 17:51:44 | 野田内閣
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 小沢さんへの被告人質問が終わりました。
[ツイッターのマスコミ批判・マスコミの小沢批判]
 ツイッターで見ると日により傾向は違いますが、昨日のそれはマスコミの小沢さん批判に対する批判ばかりでした。
 そして朝日、読売、産経の小沢さん批判の社説。
 まるでツイッターとマスコミの戦いの様相を見せ始めています。
代表格の郷原信郎さんのツイート
[朝日新聞は小沢氏証言前にあたかも罪人の如く社説で述べる非常識と悪意。検審議決による刑事裁判の不当性を完全に無視して、その裁判による小沢氏糾弾を続ける神経が理解できない。それは、小沢支持か反小沢かとは別の次元の話。検審制度を政治的に悪用しようとする不当な動きに、我々の社会がどのように臨むべきかという、民主主義の根幹に関わる問題だ。
主要新聞の社説の結論
朝日新聞:小沢氏公判―国民との約束を果たせ
 本人の刑事責任の有無は裁判所の判断をまつほかないが、忘れてならないのは、元秘書3人がそろって有罪判決を受けているという重く厳しい事実である。 その政治責任、監督責任を棚上げにしたまま表舞台に立とうとしても、多くの有権者が納得するはずがない。国民の目をおそれ、国民に向き合い、国民の疑問に答える。最後の機会がこの公判だ。
読売新聞:小沢氏公判「秘書任せ」で理解得られるか
「法廷で真実を述べる」と語ってきた小沢氏だが、「秘書任せ」の主張に説得力はあったのか。自らの政治資金について説明を尽くす姿勢を示さぬ限り、国民の理解は得られない。
産経新聞:小沢被告公判「秘書任せ」とは情けない
 判決の行方とは別に、国民はこの公判で、小沢被告の政治家としての資質に注目している。「秘書任せ」で逃げ切ろうとしている政治家を、信用できるか。
 この三者の社説を総合すると、小沢さんは総て秘書任せ、その他の事は知らぬとして、公判前から裁判でことの真相を明らかにすると言って来たのはどうしたのかと、当然のことを主張しているだけで、郷原さんの朝日新聞(多分読売・産経を含むマスコミ)批判は完全にピントがずれています。
 郷原さんは検事がでっち上げた供述調書で判断した検察審査会の(彼の考える)間違った議決が可笑しいと言うのは判りますが、その議決の最後に有罪の可能性があるのに、検察官だけの判断で有罪になる高度の見込みがないと思って起訴しないのは不当であり、国民は裁判所によって本当に無罪なのかそれとも有罪なのかを判断してもらう権利があるという考えに基づくものである。としており、 彼の言う検審制度を政治的に悪用しようとする不当な動きに、我々の社会がどのように臨むべきかという、民主主義の根幹に関わる問題だ。と言う説は検察の動きと検審制度を一緒くたにした被害妄想の類に入る考え方のように見えます。
[民主党の人達の小沢さんの見方]
 それよりも考えなければならないのは、ことにより総理になるかも知れない、そうでなくても政権与党の動きを左右するかもしれない、小沢さんの政治的な資質の問題です。 (国民の見方は*注記参照)
・小沢さんは徹頭徹尾、今回の責任は秘書にあるとしています。
 そして秘書は三人とも今のところ有罪になっています。
 その三人は小沢さんから完全に梯子を外された格好で、彼らの有罪の確率がましています。
 彼らがそれでも小沢さんに忠誠を尽くすでしょうか。
 そして小沢さんの証言を見ているグループの人達はどのように思っているのでしょうか。
 渡部恒三さん、藤井裕久さん、石井一さんなど過去小沢さんと行動を共にした有力な政治家が皆離れてしまって、残るのは伝えられている内閣改造で弾きだされそうな一川さんや、山岡さんくらいしかいないのをどのようにみているのでしょうか。
 おそらくは多くの人達は、このままでは落選確実なので選挙に強い小沢さんの元を離れられないと思っているのでしょう。
[小沢さんと「政治と金」]
・マスコミと言えば文芸春秋でも「小沢一郎「全財産目録」答えてほしい。あなたの歳費だけでどうしてこの資産が買えるのか」と言う記事がありました。
 小沢さんの資産:12億、彼が代表の陸山会:8億、奥さんの和子さん:6億
 それに対して小沢さんの著書の印税、14年間の国会議員の歳費全部合わせても、1億しかならないのにどうしたのか書き、結局は不動産屋そこのけのやり方で資産を作ったと説明していました。 (そう言えば普天間基地移転先の辺野古に彼が土地を買っていたと言う話がありました。 )
 貧乏人上がりで金儲けの下手な私としては、小沢さんの才能に感心しますが、感心しないのは、陸山会のように個人の資産と政治資金をゴチャ混ぜにして運用したらしいこと。
 政治資金規制法の法規すれすれのところで政治資金を増やしたと言われている所です。
・小沢さんが代表幹事を務めた新生党は新進党に移行する直前に、党本部と10支部に残った資金のほとんどに当たる本来政党助成金として返還すべきき9億2526万円余を、小沢氏が実質的に運営している政治団体「改革フォーラム21」に移した。
・藤井さんが自由党幹事長時代、自由党と民主党の合併前に小沢さんが代表を勤める自由党の政治団体「改革国民会議」に対して前記のように返還すべき15億円を寄付。この点について当時の会計責任者の藤井さんが国会での質疑で突かれたとき、藤井さんは自分が署名捺印したように見える領収書に就いて知らぬ存ぜぬと一点張りで証言した。
 勿論この質疑の趣旨は小沢さんの政治と金に就いての追求でしたので、藤井さんへの追求は中途半端で終わりました。
[小沢さんは首相になれるか]
 私は小沢さんが今回の件で仮に無罪になったとしても、首相どころか閣僚にもなれないと思います。
 何故なら閣外にいたから追求されなかった、陸山会問題、小沢さんが代表してきた政党の解散時の不思議な金の流れに就いて、国民の見ている前で国会で否応なしに追求され、今度こそ「私は知らない」など言えば、国会の審議が止まってしまうからです。
 そうかと言って党内の黒幕として、閣外で代わりに立てた首相をリモートコントロール?
これでは悪評の自民党政治の再来です。
 然し政治は国民の常識外の所で働くようですので、どうなるのでしょうか。
 然し、こんなことをすれば、幾ら民主党に優しい国民もマスコミも許さないと思うのですが。
 
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*注記:国民の小沢さんへの見方
あなたがリーダーにしたくない人:3位。
 理由:「私利私欲的」「不誠実」「男らしくない」「身辺のことしか考えていない」「汚い」「腹黒い」「信用性がない」「部下に罪を擦り付けている」「胡散臭い」etc(産経新聞調べ)
 1位、2位の鳩山さんへの評価は二人の能力不足でしたが、小沢さんの場合は「品位」ですね。

国会答弁そのままの野田さんの記者会見

2012-01-04 15:50:13 | 野田内閣
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 今朝、野田さんの記者会見の放送がありました。
 前々回のエントリーで「国民に直接訴えよ・野田さん」を書いた私は特別の関心で見ていましたが、正直に言ってがっかり。
 発言は政策の羅列をしただけ。
 記者からの質問もまるで国会答弁。
 しかも党内の反発にどう対処するかなどの都合の悪い質問は完全に無視。
 国会では質問の一部をスルーされれば、野党の質問者からも回答がでるのに、ルールで決まっているのか追加質問はなし。
 とうとう野田さんの本音は聞けないまま。
 記者達も訊きたいことも聞けず欲求不満が溜まったままと見えて、これと言ったざわめきもない、白けた雰囲気の中で野田さん退場。
 野田さんが言うように、「四方八方から弾が飛んでくるが、最近は後ろの方からも飛んでくる。まず民主党内をまとめなければいけなかった。非常に骨が折れた」と言う党内事情があるのに。
 党外では自民党の谷垣さんはが、
 「民主党はマニフェストで消費増税を真っ向から否定しており、国民との契約違反のままに突き進むことは、決して看過できない」と述べ、増税を容認しない考えを強調しているのに。
 野田さんは正に内憂外患なのに国会答弁並みの記者会見。
 産経新聞は午前中には野田さんの発言の全文をオンラインで報じてくれているのに。
 当然その内容は私がテレビで見たように味もそっけもない文章です。
 そして他の新聞は毎日が骨子を纏めているほかは読売、朝日は概要だけ。
 野田さんの唯一の頼みは世論と、新聞だけです。
 そして橋下さんの快勝で見るように民主・自民など各党は世論は弱いのに。
 折角の弁舌を持ってい野田さんは世論に訴える好機会を潰してしまいました。
 国会答弁そのままの気の抜けた記者会見では、何事も不退転と言う言葉が空しく響くどころか、その反対にマスコミやネットで疑われているように、財務省の手の上で踊らされていることを裏付けることになります。
 つまり国会でも記者会見でも今日のような発言を続ければ、表向きの「不退転」発言と違って心の中では違う事を考えていると疑われて仕方がないと思います。
 野田さんが増税も国会定数や公務員経費削減も不退転の気持ちでやるのなら、その気持ちを訴えるべきです。
 彼の弁舌を持ってすれば、オバマさんの演説まで行かずとも、国民の心を動かせる筈です。
 そう言う私自身は、与野党を問わず是々非々の立場で見ている少数派の一人として、野田さんの政策の中でも、記者会見で述べた政策はほぼ良いと思っていますが、彼が本気かどうか疑い半分で書いています。 (前にも書きましたが増税をするのなら、整備新幹線、首都環状線の再開、年金・医療で国民に負担を掛ける政策の撤廃などは反対で、増税をするのならこれらの見直しをすべきと思っているからです。)
 まして民主党に批判的な谷垣さん率いる自民党以下の野党、マスコミの人達、そしてネット評論家、国民も野田さんの発言を信頼しなくなるでしょう。
 そして野田さんが国民に訴える機会を無駄にし、国民から見放されれば、私の何時も書く惨状の民主党政権の陥落と、元の木阿彌の野党の永久的な定着化が続くと思います。
 恒常的な政権交代を願う私としては、野田さんも彼を囲む人達も良く考えるべきだと思うのですが。

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国民に直接訴えよ・野田さん

2012-01-02 11:30:59 | 野田内閣
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 今年最初のエントリーです。
 明けましておめでとうございます。
 主要情報源は新聞・テレビ・ネットだけの文字通り「普通のおっさん」の意見ですから、間違い、勘違い、書き漏らしなど多いと思いますが、今までどおりの忌憚のないご批判とアドバイスをお願い致します。
 新年に際して各新聞とも社説を出していますが、その中で内容が一番充実している読売新聞の">「危機」乗り越える統治能力を・ポピュリズムと決別せよと言う社説を取り上げて見ました。 (少し長くなりますので、サブタイトルと私の兼ねての主張と重なる所は太字にしています。括弧内はそれ以外の私の意見です。)
・(今の日本)
 財政再建に努めないと国債が暴落しかねないと指摘されても、政治は負担増を嫌う国民を説得できていない。混迷を深める市場と、民意に翻弄される政治が、相互に危機を増幅している。
・経済活性化は復興から
 日本経済は、超円高と株安に苦しみ、企業の生産拠点の海外移転による産業空洞化も加速している。復興を進めて経済を成長軌道に乗せたい。
 野田首相は、社会保障の財源としての消費税率引き上げに道筋をつけ、成長のカギを握る自由貿易を推進し、現実的なエネルギー政策を確立しなければならない。
・財政破綻もあり得る
 日本は、先進国の中で最も厳しい財政事情にある。公的債務は900兆円弱に膨らみ、国内総生産(GDP)のほぼ2倍にも上っている。
 これまで、日本の国債は9割以上が国内の投資家に保有されているため、危険度が比較的小さい、とされてきた。
 しかし、国債発行がこれまでのペースで増える一方、高齢化による貯蓄の取り崩しによって金融資産が目減りすれば、国民の資産だけでは国債を吸収できなくなる。
 財政状況の深刻化、大震災に見舞われながらも、円に対する国際的信認はなお厚い。日本には欧州並みに消費税率を15~25%に引き上げる「余地」があると思われているからだろう。 (その範囲で経済に大きな影響を与えない範囲で少しづつ確実に上げて行き、国際社会に日本が財政健全化の道を進んでいることを示すべきです。)
 しかし、日本の国債がいったん売られると、金利が上昇して利払い費が膨らみ、債務が拡大する。消費が冷え込み、設備投資の減少など景気低迷と税収減の悪循環に陥れば、財政破綻という悪夢のシナリオが現実になりかねない。
 消費税率引き上げによる財政再建を急ぐ理由は、ここにある。
 首相は、年金や医療、介護などの社会保障制度を持続可能にするには、消費税率引き上げによるしかないことを、国民に丁寧に説明し、理解を求めてもらいたい。
 負担減と給付増を求めるような大衆に迎合する政治(ポピュリズム)と決別することが、危機を克服する道である。 (野田政権は増税の一方、 八ッ場ダム再開、今まで問題にもならなかった整備新幹線や東京外郭環状道路などの事業を復活、年金、医療で国民負担の増加になるもの見送り、議員定数や国家公務員総人件費の削減見送る所を、世論の批判に増税論議に加えることにしています。私は整備新幹線や環状道路など再度凍結しなければ、増税など国会が認めないと思いますが。)
・中国にどう向き合う (安全保障の問題)(省略)
・TPPは農業再生へのチャンス (省略)
 (TPP参加否かは別としても農業再生は絶対にそして直ぐにやる必要があると思います。)

・安全な原発に更新せよ
 日本の復興、経済成長で中心的役割を果たすのが電力などのエネルギー政策である。
 5月までには全原発54基が停止し、総発電量の3割が失われる事態を回避しなければならない。
 電力会社は火力発電でしのいでいるが、燃料の天然ガスなどが高騰し、発電コストが上昇している。太陽光や風力の再生可能エネルギーによる発電は、総発電量の1%しかない。原発に代わる事業に育つには長年を要する。
 安全が十分に確認できた原発から再稼働していくことが必要だ。政府は地元自治体の理解を得るよう尽力しなければならない。
 再稼働が進まないと、停電や電力不足のリスクを避けるために、企業が海外移転を図り、産業空洞化に拍車を掛けることになる。

 野田首相が原発輸出を推進するなど、現実を踏まえたエネルギー政策に乗り出したのは、当然である。
 中国など新興国では、原発新設の計画が維持されている。より安全な新型原発を開発し、技術提供や専門家育成のノウハウと合わせて輸出することは、事故を起こした日本の信頼回復に役立つ。
 太陽光や風力などの電源に占める比率を高めていくにしても、国内で古くなった原発を高性能で安全な原発に更新する、という選択肢を排除すべきではない。

[私の意見] 読売は社説の中で 今の政治に必要なのは、リーダーの不退転の覚悟と合意形成に向けた努力、国民に痛みを受容してもらう説得力である。と書いています。
 野田さんが決断をし、国民に訴えねばならないことは
・財政破綻を防ぐために増税の必要なこと
・その前提としての国会議員定数削減、公務員経費の削減の必要なこと
・年金・医療に対する国民の負担の増加の必要性(その前に年金の一定限度(例えば月20万円)以上の人達の給付制限など、受診毎の100円の負担などの決定。)
・整備新幹線、首都環状線の再凍結の決断と、その必要性の説得
・経済に影響を与えない程度の原発の縮小
・中国・韓国の原発事故の日本への影響を避けるための技術協力または安全な原発の輸出
などあります。
 然し一番簡単でしかも日本が困っている問題が被災地の瓦礫処理です。
 これを野田さんがテレビなど通じて全国の協力を訴えれば、きっと前向きの反応があるはずです。
 そしてこれが全国に拡がれば、武雄市で見られたような反原発主義者のたとえ許容限度でも少量の放射能の全国の拡散をゆるさないと言う動きも止められると思います。
 小沢さん率いる党内野党を抱えている野田さんが唯一の頼りになるのは、同じ消費税増税を公約にする自民党と、それ支持する読売を始めとするマスコミの一部と全国の世論です。
 自民党も今こそ増税の前に解散しろと言っていますが、世論が動けば直ぐ撤回するのは眼に見えています。
 野田さんがもし言葉通りに不退転の財政再建の決意を持っているのなら、橋下さんを見習って自分の言葉で思い切った発言をするべきですし、しかもそれしか道はないと思います。
 
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今時の政治家たち

2011-12-08 09:08:54 | 野田内閣
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・鳩山由紀夫さん
 テレ朝のニュースで鈴木宗男さんの仮出所を祝う会での鳩山さんがお祝いの言葉に加えて、過去の彼に対する批判の言葉を併せて放送していました。
 鈴木さんに対して「ODAで私腹を肥やし、公共事業で私腹を肥やし、さらに北方領土問題でも私腹を肥やしていた。このような政治家が日本にいること自体が実に恥ずかしい」と名指し批難です。
 鳩山さんはこのようにその場の雰囲気に併せての発言が多いのには困ってものです。
 その鳩山さんが5日の講演で「米軍普天間飛行場の移設先として名護市辺野古以外のところがないとは思わない。官邸主導で探す努力を続ける必要がある」と発言し、与野党からの反発を買っています。
 民団の創団65周年記念式典では、「永住外国人、特に韓国の皆さま方が『地方参政権を早く認めるように』というのは当たり前の願いだ」と指摘。その上で「時間がかかっていて申し訳ないが、政治の立場から応えていかなければならない。民主党も最大の努力を約束する」と述べた。
 私は彼の発言など全く信用しないし、過去の人だと思っていますが、民団はともかくとして何故日本人の団体が彼を講演に呼ぶのか全く判りません。
・鈴木宗男さん
 仮出所ですがおめでとうございます。
 彼が本当に有罪か無罪か判りませんが、彼の1年の刑務所生活でいろいろ勉強したと思います。
 その彼が今日の「ミヤネヤ」の番組で1年間の刑務所暮しで悔しくはないかの問いに、「法治国家だから法に従うのは当然だ」と言っていました。
 彼は入院受刑者の世話に当たっていたそうですが、仕事では言葉は交わせないので何時も「にこにこ」を貫いていたそう受刑者の人気も良かったそうです。
 彼のバイタリティーと、賛否は別としてその率直で判り安い発信力と、問題を抱えているロシヤ関係の活躍を考えると、5年間は国会議員の候補に立てませんが、それ以外の政治活動は自由だし、本人もその気のようなので頑張ってやって貰いたいと思います。
・小沢一郎さんと同グループの政治家
 鈴木さんに比べると、都合の良い時は検察を評価、悪い時は批判など自己保身の言動が目立つようです。
 最近の月刊誌や週刊誌を見ると腹心の石川知裕さんが検察に持ち込んだ録音に就いて、裁判長から「彼が4億円の処理に就いて小沢さんに報告したと読めるが」と質問され、また不明瞭な返答をしたと書かれ、これでは小沢さんも?と言われています。
 政治の世界でも、選挙の神様と頼られていた彼も、代表選で鳩山さんまでは良かったが党内最大にグループを持ちながら菅さん、野田さんと二連敗。
 いずれにしても小沢さんの永田町での勝負は次回の衆院選までのようです。
 何故ならこの儘で行けば、小沢グループの衆議院議員の50~80%は落選はほぼ確実だからです。
 だからは小沢さんも衆院選までの主導権奪回に必死、同グループの若手も小沢さんに頼るしかなく、小沢さんが反増税を唱えれば異口同音に従うだけです。
 小沢さんが必死なのは判りますが、若手と言っても名だけは政治家、自分の意見はないのですかね。
・野田さん
 当面の問題は、野党から問責決議を掛けると脅されている、一川防衛大臣と山岡公安委員長の処遇です。
 何しろ野田さんは一川さんは農水では専門だが防衛はまったくの素人、山岡さんは警察が目を付けている革マルが牛耳っているJR東労組の支持を受けていることを知っての選任ですから、こうなることは始めから判っていることです。
 野田さんは二人を庇っています。
 その理由は
・二人とも小沢グループの人
・小沢グループは前述のように反増税
・野田さんはこれだけは珍しく社会保障と税の一体改革をはっきり進めると言っている
・そのためには小沢グループにも協力して貰う必要があるので、二人を庇い彼らに配慮している事を示している。
・そして二人かその内の一人が問責決議にかかれば、国会運営上として他の人に交代させる
と思っていることは、誰にも想像がつくことです。
 私は野田さんは橋下さんのように自分の考えを思い切って国民に発信すべきだと思うのですが。
 橋下さんの当選で民主党も自民党も急に彼に対する態度を変更したように、小沢さんや議会の協力を得られなければ国民の協力を得るべきだと思うのですが。
 野田政権は安全運転ではどうにもならなくなっているのだと思います。
 そして民主党の議員達は小沢さんの圧倒的な数の力をもってしても野田さんを選んだのですから。
・民主党のこれから
 それにしても民主党はこれから一体どうなるのでしょうね。
 私は前にも書きましたが、自民党が世の動き就いて行けなかったこともありますが、民主党がスタートから間違っていたことが今の状態を作っていると思います。
・選挙のマニフェストが野党のそれであり、政権党として殆ど役立たない公約であること (民主党が成果として挙げているのは高校無償化だけです。)
・マスコミが政権を取るかも知れぬ民主党の公約の是非など論じることもせず、ひたすら反自民キャンペーンで国民を煽り立てたこと
・そして民主党がその事実に気づかず、大勝に舞い上がったこと

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*追記:西村幸祐さんのツィート
 これが事実なら、日本が支那の属国になっただけでなく、北朝鮮と支那の全体主義による人権弾圧に加担している事にある。これだけで、日本政府は転覆だ! 「脱北保護せず」政府が中国に誓約文書提出

民主党は橋下さんの政治手法を見習え

2011-11-29 17:51:24 | 野田内閣
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 橋下さん快勝の報道が流れる中で、外来100円上乗せ断念…政府・民主、反発懸念 のニュースてす。
 政府・民主党は28日、外来患者の医療費の窓口負担に一律100円を上乗せする新制度「受診時定額負担」について、2012年度からの導入を見送る方針を固めた。
 政府・与党の6月の「社会保障・税一体改革案」で、新制度で捻出する財源を、一部の中・低所得者の医療費負担軽減に充てると明記したことへの反発が根強いためだ。
だそうです。
・落選が怖くて内閣の足を引っ張る党内野党
 そう言えば最近のTPP問題も、党内野党からの反発で参加協議に入ると言うどちらの方向でも取れる野田さんの発言。
 これで米国始め参加予定国の信頼を得られるでしょうか。
 社会福祉との一体改革のための消費税増税も最大野党の自民党も公約に掲げているのに先送り。
 その他にも受診時の70~74歳の定額負担を2割に戻す案や、年金の受給開始時期を遅らせるなど見送りなど党内は反発を恐れでいずれも見送り。
 読売は世論の反発を恐れて先送りにするのでは責任を果たしているとは言い難いと批判していますが、私から見れば次期の衆院選対策としか考えられません。
 そう言えば最近のTPP問題も、党内野党からの反発で参加協議に入ると言うどちらの方向でも取れる野田さんの発言も、党内野党の農村票対策も充分にあると思います。
 これで米国始め参加予定国の信頼を得られるでしょうか。
一方橋下さんは「収入の範囲内で予算を組む」という選挙公約に則り、事務事業・出資法人・公の施設について多岐にわたる見直しを行なった。その結果、3年間で計2441億円の歳出を削減したそうです。 (Wikipediaより)
 その中には、私学助成と府立大学運営費交付金の見直し、府営住宅の管理費縮減、文化関連事業の見直しほか、など市民側からの批判も浴びつつやってきました。
・支持母体のため何も出来ない民主党政権
橋下さんは公務員経費削減のために労働組合との交渉をオープンにして、マスコミを通じての世論や世の常識の監視下での交渉で成果を挙げて来ました。
民主党政権はこの手を使おうとしても、相手は官公労や自治労の支持母体ですから、彼らを世の常識の批判に曝すようなことは出来ません。
・橋下さんは市長選勝利後の会見で、「教育委員会は今回の選挙の結果を重く受け止めるようにお願いしたい」と言っていました。
 彼はいざとなれば教育委員会とまたオープンで討論をするでしょうが、民主党政権の場合教育問題で対立すべき相手は日教組。
 でも幹事長が輿石さん、文科省政務官に日教組出身者では、野田政権が続く限りは、教育問題も安倍さんが作った教育基本法に基づく改革の実施も先送りでしょう。
・野田さんへ
もう一つの決定的な違いは橋下さんが当選後の記者会見で、質問が亡くなるまでと3時間も掛けたこと。
 一方の野田さんはぶら下がりなしは良いとしても、余りにもマスコミを通じての国民に直接訴えることが殆どゼロ。
 最近問題になっている地方自治体の瓦礫処理の支援など総理が訴えるべき格好のテーマだと思うのですが。
 橋下さんは守備範囲が大阪府または市ですから、殆どの記者の質問に答えられるからだ、なったばかりの首相では余りにも範囲が広過ぎるので、記者から突っ込まれても返事が出来ないからと言うかも知れませんが、さっきの瓦礫処理問題のように、増税、TPP、円高問題なとせ範囲を絞っての記者会見位はやろうと思えば出来ると思うのですが。
 今のような閉塞状態で一番聞きたいのは首相の考え方です。
 その考えがないと言えばお終いですが。
・橋下さんへ
 先の取り上げた教育委員会の問題に関して、「教育基本条例案」の中の教員に5段階の人事評価を導入し、最低評価が連続した場合は、免職を含む分限処分の対象とするなど少し行き過ぎた問題があるようです。
 その他産経も社説で書いていましたが、関西電力への脱原発要請など産経も社説で反対していましたが、私も反対です。
 それに関する発送電分離など、全国レベルでしか出来ないと思います。
 橋下さんは今回大勝した今こそ、自分の行き過ぎた考えにブレーキを掛ける助言者が要ると思います。
 何しろ大阪都も、原発問題も長い道のりで、その間には今回の出自問題のような、何が起こるか判らない世の中ですし、折角の発言力のある政治家が失言や間違った考えで足を救われて政治生命をなくすのは勿体ないと思うからです。

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凍結の公務員宿舎建設再開

2011-09-16 15:34:44 | 野田内閣
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 今日の産経新聞はその社説で政府税調 増税以外の選択ないのか と政府税調の増税の動きを批判しています。
・政府税制調査会は東日本大震災の復興財源を確保するため、所得税と法人税を組み合わせ、数年にわたり増税する案を週内にまとめるという。
・問題は、野田佳彦政権が税収を増やすための成長戦略の積極的展開はもとより、政府保有株や遊休地の売却など、増税する以外に財源確保の具体案を示そうとしないことだ。
・政府は復興費用を捻出するために10兆円規模の復興債を発行し、その償還財源に充てるために臨時増税の検討を進めている。
・しかし、政府税調が税制を議論する場とはいえ、増税がもたらす日本経済への影響に加え、企業の国際競争力を高めて税収を増やす成長戦略が議論されている姿はうかがえない。デフレ脱却を果たさない限り、増税によって本当に税収増が見込めるかも不透明だ。
・野田首相は15日の参院本会議でも「歳出削減や国有財産の売却を徹底して、増税規模の圧縮に努める」と重ねて強調した。だが、民主党のばらまき政権公約(マニフェスト)の見直しは遅れ、JTやNTTの政府保有株の売却も具体的見通しは示されていない。売却が凍結されている日本郵政株も有力財源として活用すべきだ。

[私の意見]
*増税問題と野田さん

 今や900兆円の国債と財政収入を越える国債の発行を考えると、財政再建のためには、その時期や額などは別にして、何時かは絶対に増税しなければならないのは当然です。 然し米国を除く他国に比して遥かに低いので増税のターゲットになっている消費税については、竹下内閣時に3%の消費税法が成立、橋本内閣で5%に増税して、その後の総選挙でいずれも大敗してから、消費税論議はされても、景気が上昇するまではと言って居ましたが、長い経済の低迷で実施することはありませんでした。
 その結果借金は900兆円。
 野田さんはこのことで、政治家の責任放棄だと雑誌に投稿したそうです。
 私は野田さんの言うように、日本の財政再建、特に増税には政治家は政治生命を賭けて取り組むべきだと思います。
 一番のチャンスだったのは、人気絶頂の小泉さんの時でしたが、財政再建が先だと社会保障費の削減を優先しました。
 私は安部さんが首相になったとき、小泉路線の継承でなくて、見直しまたは脱却とすべきと投書したのですが。
 結果は医療、介護など社会保障はガタガタになりそこを小沢さんに突かれて安部さん大敗となりました。 (勿論もう一つの背景としてマスコミ、テレビの反自民キャンペーンもあったのですが。) その点から言えば党内の反対、マスコミの批判にも関わらず野田さんが自説を今でも主張しているのはそれなりに立派です。
*野田さんの足元を掬う公務員宿舎建設容認?
 然しその野田さんの立場を危うくさせているのが、事業仕分けで凍結した筈の、105億円かけての公務員宿舎の建設の容認です。
・同じ金があるなら災害復旧への投資が優先されるべき
・上のことを主張する地もとからの公務員宿舎建設の反対運動
・産経の指摘する、政府保有株や遊休地の売却
・10兆円の復興債の償還財源に充てるために臨時増税の国内に与えるかも知れない大きな影響
・900兆円の国債残高
・JTやNTTの政府保有株や日本郵政株の売却に伴う複雑な問題
・しかも公務員宿舎凍結民主党政権売り物の事業仕分けで決定して、その事業仕分けチームからの解除の通告はない。このことを野党が突かない筈はない。
 今日の国会でも民主党議員が言って居ましたが、民主党政権が今度倒れれば後が無い危機一髪の状態、しかも問題ダラケの閣僚の綱渡り人事。
 私は前回も八ツ場ダム建設の是非の問題を取り上げました。
 蟻の一穴が野田政権崩壊、即、半永久野党に陥落になるかも知れません。
 野田さんは僅か105億円とは思わずに慎重には慎重にことを運ぶべきと思うのですが。

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*追記:ツイッターのコメント
・政府は公的年金支給額を減らすことを検討とか。そういう時期に公務員宿舎を新築すなどもってのほか
・朝霞公務員宿舎、なんて後で良い。被災地が先。
・朝霞公務員宿舎の建設再開で、野狸政権沈没。何が『復旧復興が最優先』だ!本当にカンさんと同じで…というか民主党政権は、言っている事とやっている事が真逆の詐欺・ペテン集団ですね。
・被災者は住宅ローン苦、公務員は税金で高級マンションに。
・総工費105億円あり得ない‥ この景況感なら賃貸マンションや賃貸戸建に住宅手当を出して公務員も住ませるべき空きマンションや戸建を少しでも稼働させた方がいい残念だ‥
・官僚隷属の踏み絵を踏まされたかと。被災地では家がない人が沢山いる。本当に必要なのか?105億円も…
・この期に及んで朝霞の公務員宿舎の建設中止も言えない総理大臣に絶望。やっぱり宿舎に住む人々の指令で動いた
・事業仕分けで凍結したはずの公務員宿舎建設を被災地復興をさしおいてぬけぬけと着工しておきながら、野田首相「無駄の徹底削減」指示。こんなこと言っても説得力なし。
・そんなくだらん物より、被災者の住宅が先やわ。
・『一般国民は増税!でも公務員様は特別!』。この財務省の言いなりのペテン行為をあなたは許せますか?

野田内閣に早くも壁・八ツ場ダム建設の是非

2011-09-15 17:08:54 | 野田内閣
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「大臣いらないんじゃないか」与党の判断関与に不快感 八ツ場の是非で関係知事
 八ツ場ダム建設の必要性を認めた国土交通省の検証結果を受け、藤村修官房長官が建設の是非は野田佳彦首相に加え、民主党の輿石東幹事長、前原誠司政調会長ら与党首脳が最終判断するとの見通しを示したことに、関係自治体の知事から15日、不快感を示す意見が相次いだ。
 群馬県の大沢正明知事は「全部、党主導で決めるのであれば、各大臣なんていらないんじゃないか」と指摘。「歴代の国交相は検証結果を尊重すると言ってきた。地方自治体として国の何を信頼すれば、という思いがする」と落胆。
 千葉県の森田健作知事は記者会見で「地方自治体は民主党のマニフェストに翻弄されてきた。客観的な評価が出たのだから進めてほしい」とあらためて早期着工を要求。

 このような意見が関係知事から出てきたのは、
・野田さんが菅さんが党の意見をろくに聞かずに、思いつきの政策を連発をして来た反省から、政府の政策は総て党の政調会長を中心とする党幹部の賛成を前提とする方針を出したこと。
・前原さんが、国土交通大臣の時に党の公約としていち早く八ツ場ダム建設の中止を発表して賛否両論のマスコミを賑わせたこと。
 そしてその前原さんが、党の政調会長として、容認の検証結果に不快感を表明したこと。
・幹事長の輿石さんが今日の野田さんへの代表質問でも言ったように、民主党政権は国民との約束である、マニフェストを忠実に実行すべきだと確信しているように見えること。
 現実は国土交通省の検証結果の判定の良否は判りませんが、
・前原国土交通相の後任の馬渕さんが前原さんのダム中止の決定を完全に白紙にもどしたこと
・民主党は地方分権の立場から地方の意志を尊重する基本方針を持っていること
・前原さんの言うように、ダムより下流域の治山治水がより有効だと言う考えが、今回の紀伊半島の大水害でその有効性にも限度があることが判って来たこと。
などダム建設に有利な情勢になっているようです。
 私は前にも書いたように前原が代表になったときに、政府攻撃の際は政府側からの反撃に遭わないように忠告した(そして幸か不幸か私の心配が当たって「がせメール」問題に代表辞任となりました。)経緯から彼の向こう受けのよい八ツ場ダム建設を含む土木工事を総て中止に対して、どの方向に向かうかは別としてもう少し慎重にするべきだと書いて来ました。
 時勢は変わりました。
 当時の私の前原さんの決定に慎重意見のエントリーに対して批判的なコメントをいくつも貰いました。
 然し国民は当時政権交代を果たした民主党政権を熱狂的に歓迎していましたが、今はみな冷めた眼で同政権を見ています。
 報道に依れば野田さんは前原さんや輿石さんと、今回の国土交通省の検証結果の判定をすることになります。
 そしてその判定が間違った方向に行けば、野田政権の最初の挫折になるかも知れません。
 それは玉石混淆、左は日教組、社会党出身者から右は自民党出身者までの、そしてずぶの素人を含むごった煮内閣の行く末を大きく左右することになります。
 そのような野田内閣でも支持率はどこも60%近くあります。
 野田さん始め民主党の人達はそれが本当の支持ではなくて、なんとか頑張って欲しいという国民の期待値であることは良く判っていると思います。
 野田さんの慎重なそして断固とした決断を待っています。
何故なら恒常的な政権交代を願う私からみれば、今度失敗すれば民主党はまた元の半永久的野党に舞い戻る可能性も大きいからです。
 それにしても今回の枝野さん投入のように、馬渕さんとか福山元官房副長官とか仕事も出来るし、発言力のある人を何故投入出来ないのですかね。
 民主党内でも「極左」と言われる閣僚、警察当局からマークされていると言われる閣僚。
 野田さんは内閣の危機管理をどのように考えているのですかね。

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○蓮舫さんへ・民間企業並みの徹底的な合理化を

2011-09-07 14:48:04 | 野田内閣
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蓮舫さんへ    
 内閣府特命担当大臣(行政刷新担当)就任おめでとうございます。
 野田内閣が発足しました。
 しかしその中身はずぶの素人の大臣、野田さんの考え方と違う超左翼、マニフェスト至上主義者、外国人参政権主張などの人達が混じったごった煮内閣で、そのような人達を野田さんを使って、代表選での公約を実施できるか、不安ダラケの船出です。
 朝日系のメディアは民主党は政治主導の行政改革を訴えて政権を取ったことを忘れてはいないかと言っています。
 私も麻生さんの時彼の行政改革への弱腰に見えることが、もし衆院選敗戦したとすれば、それが大きな敗因になったことに気づくだろうと書きました。
 ネット上では、野田内閣は上記の理由で、その野田さんの政策がどれだけ出来るかは余り頼りなら無いが、悪者扱いの官僚に就いて行政主導の実を上げれば、野党も反対できないし、上手くすれば野田内閣の支持率のキープに繋がるだろうと、冷やかし半分で書いた意見も見ました。
 その点ではかねてから行政刷新に取り組んで来られた蓮舫さんは正に適任です。
 それで長年、一般企業で相次ぐ合理化の様子を見てきた私からの提案です。
 順序不同や不正確な表記で読みぬくいと思いますがご判読願います。
*民主党の政策の見直し
・地方分権→国家公務員の転勤→公務員経費2割削減のマニフェストの現実は、財政困難な地方団体の受け入れ反対→何らかの形の交付金の支給→国庫負担は変わらないと言う見え見えの不真面目な公約は引っ込めること
・労働団体に団体交渉権を与えての人員、給与削減もその支持を受けている民主党政権ではその効果も限界があること
・天下り廃止一辺倒では人事の停滞や組織の台形化を招き却って経費の増大→出向と言う名の天下り復活になる
*官庁および外部団体の徹底的な合理化
・事業仕分けも良いが、その一方で一般企業がやってきたように徹底的な合理化を進めること
 敗戦後、土光改革と小泉さんの郵政民営化と言う国から民間へ業務移管はしたが官庁や関係団体そのものの合理化は全くの手つかず→従って合理化の余地が大きい筈
・企業でやってきたように公務員に自主管理活動の形で合理化の運動に参加させること
・その為の公務員に原価意識を持たせること
・その為には今の会計制度を見直すこと
・少なくとも各種の財務状況の発表に民間で言えば、変動費に当たる政策実行の経費と共に、本社経費に当たる公務員の人件費、公務員管理に必要な固定資産費などの固定費を発表すること
 年度毎に各省庁毎の変動費、固定費を発表する
 合理化で一番簡単なのは、自分の省庁の仕事を他に押しつけることなので、従来のように自省庁の権限拡大の傾向を押さえることになると思います。
・合理化の範囲は国庫の金が流れている省庁、外部団体と地方自治体
・地方団体の合理化は省庁と外部団体の合理化の実績と地方団体の合理化の程度をみて地方交付金決定の参考にすることで推進する
・自主的な合理化運動に加えて、会計検査院のほかに日本能率協会など生産性向上の専門機関を利用し、動作研究、帳票の流れなど徹底的に査察をする
*所謂天下りについて
・合理化の進んだ外部機関への天下りを認める
・但し官庁を含めて退職金は一度限りとする
・外部団体での定年は無しにするが、それを越した後の給与はボランテイアベースにする(例えば月に10万円程度)
・ボランティアベースの給与、退職金抜きでの他の機関への「渡り」、転勤は認める、
・監督官庁の監督・指導の元にある一般企業への天下りは認めない、それ以外は自由とする
・係長以下の一般企業への出向は逆に推進し一般企業のノウハウを吸収させる
*基本的な方針を決める前に考えて置くべきこと
・財務省は増税ばかり言うと悪者扱いにされているが、合理化運動推進の中心とする。
 現実的にも事業仕分けは財務省の主導と言われている
・財務省を巻き込む為は、財務の安住さん、国家戦略、経済財政担当の財務省出身の古川さんと協力する
・合理化、会計システム就いては先進の民間企業や、会計システムを変更したと自慢している石原都知事、生産性向上専門の日本能率協会などの意見を訊く
・質量とも政治家より優れている官僚のモラルの向上とその能力を100%発揮させること
・そのために少なくとも定年までは官僚の身分を保障することを基本にすること

 昨日、野田さんが事務次官を集めて責任は政府が取るので官僚が力一杯やってくれと話したことは良かったと思います。
 私は「ごったに内閣」でも、野田、安住、古川と蓮舫さんは、行政改革に就いては志は一致していると思います。
 そして今までのように官僚を悪者扱いにし、幹部は辞表を出せ、誓約書を書けなどの高圧的でなく、官僚を巻き込んでの改革、私の言う合理化は何とか進みそうな気がします。
 どうぞ事業仕分けのように向こう受け、人聞きの良いマニフェストから足を地につけたやり方をすれば何とかやってゆけそうそうです。
 定常的な政権交代論者の私は、野田内閣がもし失敗すれば、民主党はまたもとの半永久的な野党に戻ってしまうのではないかと心配しています。
そうならないためにも野田さん以下前述の4人組の活躍を期待しています。

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野田内閣の評判とこれから

2011-09-05 14:56:17 | 野田内閣
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 野田内閣の支持率が発表されています。
野田内閣の支持率高いのか低いのか
 読売に依れば65%の支持で、大平内閣以降の内閣発足直後の調査では5番目に高いそうで、この点について「挙党態勢を目指す首相の姿勢が高い支持率につながったようだ。」と解説しています。
 他社の調査でも60~70%の高い支持率を得ています。
 私が出席した昨日の川柳の句会でも泥鰌のことばが入った句が5句もあり、その評のなかでも野田さんならなんとかやって呉れそうだとの意見が出ました。
 私が想像していたように一般の人達も野田さんにある程度の期待をしているようです。
 然し読売が今までの例として挙げているなかで、民主党初の内閣の鳩山内閣75%、小沢さん抜きを謳った菅内閣64%です。
 その中での野田内閣の65%の数字は、民主党の立場で見れば、挙党体制を目指しても、菅さんに比べれば遥かに頼りがいありそうな野田さんでも、これくらいの数字しか得ていないことに気づくべきです。
もし野田内閣が失敗したら
 そして野田内閣が失敗すれば、民主党の政権陥落は確実、しかもそれ以後の政権奪回の可能性が殆どないことを知るべきだと思います。
 内閣の60~70%の支持率に比して、前回でも書いたように、財務、経済、防衛と言う今の日本にとって一番重要な分野の総てに、全くの素人と思える人が入っています。
 野田さんはこの分野で直接指導して行くのでしょうか。
 おまけに今までの内閣発足と同じに閣僚のボロが次々報道され、ネットで取り上げられて居ます。
・17人の閣僚のうち8人が外国人参政権推進派
・日教組の中でも過激派として知られる北教組の支援を受けている閣僚
・民主党内でも「極左」と言われる閣僚
・警察当局からマークされていると言われる閣僚
 これらは総て野田さんと反対の考えを持った人達です。
 もう一つは増税の必要性を訴えて代表になった野田さんに対して、民主党員の増税アレルギー。
 野田さんは首相としての業務の他に、素人閣僚や問題閣僚の対応、三党合意を優先する野田さんに対して、党内に隠然として存在するマニフェスト至上主義の人たちなどへの対応までどうして対処するのでしょうか。
 党内は前原・仙石ラインでなんとか対応できても、閣内では野田さんの補佐はこれも全く経験のない官房長官、それと言って閣僚で本来業務の他に、野田さんのサポート役に廻る人は?
 野党の人達は野田内閣の弱点をつくべく、国会の開催を手ぐすね引いて待っています。
野田内閣と民主党の考えねばならぬこと
 結局の対策は、野田内閣が駄目だったら、もう民主党の政権維持も奪回もないと言う内閣と党員の危機意識の共有。
 もう一つはテレビでも誰かも言って居ましたが、マニフェストの基本的な見直し、私の説から言えば野党としては良くても、政権党として相応しい公約、今の経済状況に相応しいか否かの見直しによる党員の意志の統一、そして心からの挙党一致体制の確立しか生きる道はないような気がします。
 定常的な政権交代の確立を望む私としては、これから心配70%、期待というより儚い希望30%で野田内閣の成り行きを、はらはらしながらみて行くことになりそうな気がします。
 
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追記:産経の阿比留さんに依れば、日教組の神本美恵子さんが文部科学政務官に任命されたそうです。
これはいくら何でも酷すぎると思いませんか。(17.00追記)

野田内閣成立・問題は素人大臣と参院選敗戦の総括

2011-09-03 15:15:38 | 野田内閣
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 野田内閣が成立しました。
 これに就いてはマスコミもおおむね前向きの評価をしています。
 一般に右翼的と言われる有名ブロガーも全面的ではないにしろ、やや好意的な見方をしているようです。
 私も野田さんが代表選で代表に当選した時に消去法ですが5人の候補の中では一番の人だと書きました。
 その後の野田さんの動きを見ると、自民・公明や経団連の挨拶回りなど、手堅い進め方をしているようです。
[素人大臣でやって行けるか] 
 問題は党内融和を重んじる余りに重要ポストまで明らかに素人と思われる人を大臣に当てたことです。
 財務:安住さん、経済産業:鉢呂さん、防衛:一川さんなどです
 財源の確保、円高問題、経済復興、日米同盟の深化、軍備を強化する反日教育の中国との在り方など、日本の今後を左右する政策で、野田さんもこれを重点に置いた施策を発表しています。
 特に一川さんは「自分が防衛は素人だがそれが文民統制の基本だ」と言って、早速、自民党の石破さんから噛みつかれています。
 国会が始まれば、野党は自民党を中心にして、その道に詳しい議員を登場させて、素人の大臣を追求して来るのは間違いないでしょう。
 財務は専門の野田さんが安住さんのサポートに廻る積りにしているのでしょうが、細かい所は安住さんは結局は財務省の官僚の書いたメモを棒読みにするしかないと思います。
 経済はだれが応援するのか。
普天間基地問題は。これも外交の当たったことのない玄番さんと防衛は素人を自認一川さんが何とかタッグを組んで当たるしかないのでしょう。
 仮に彼らが行き詰まってもいきなり交代させる訳には行かず、ひたすら野党の攻撃に耐え、最後は「天下り」を「出向」と言い換えたように頬被り戦術で逃げるしかないような気がします。 (同じ辞めさせるにも「政治と金」の問題があるのなら簡単に出来ますが、政治家にその能力が無かったからと言えばそれこそ、首相の任命責任が問われることになります。)
 勿論上記以外の人を含んで、その道では最初の新大臣が猛勉強して、それなりの識見をすぐ身に付けるかも知れませんので、野党ならとにかく素人の外野がとやかく言うことはありませんが、少なくとも不安一杯の野田丸の船出であることは間違いないでしょう。
[いかに辛くても参院選敗戦の総括すること]
 私は前回の「小沢グループの人達へ・政局を真っ直ぐに見よう」のエントリーで小沢グループだけでなく、野田内閣の持つ問題点を指摘して来ました。
 今回の組閣を見ても、マニフェスト回帰を主張する小沢さんの側近中の側近の山岡さんや、前述の一川さんが入っています。
 そして幹事長には輿石さん。
 民主主義のルールで言えば、多数決で野田さんが代表・首相になった以上、野田さんの政策に従うべきと言うのが普通なのでしょうが、政治家としての信念はそう簡単に変えられないのは当然です。 (ころころ信念の変わる議員も困ったものですが。)
 その対策としては、私が何度も書くように民主党の参院選敗戦の総括をして、今までのように菅さんの消費税増税が総てだと片づけずに、今までの民主党政権のやり方やマニフェストに問題があったのか無かったのかを検証して、閣内は勿論党内の意見を纏めることだと思います。
 そしてこれこそが民主党が今後政権交代に耐え得る政党になるために避けて通れない道だと思います。
 その為には、党内に特別の委員会を作るか、第三者機関に依頼して、両論併記でもよいからしっかりした総括をすべきと思います。
総括に取り上げるべきことの例
*今までの政治主導のやり方で、官僚の士気を低下させなかったか、いかに彼らの能力を引き出すか考えべきでは無かったたか。
*事業仕分けより一般企業がやってきた徹底的な組織の合理化の手法を採用すべき
*官僚のモラルを高め、合理化意欲を高めるための会計システムの見直し、全体および個別の予算に人件費、固定資産費などを明らかにすること
*鳩山さんの普天間基地に関する大チョンボと発言の大ブレと、鳩山さん、小沢さんの「政治と金」の参院選結果に与えた影響
*総ての事業の結果について費用対効果のフォローをすること
*民主党のマニフェストの問題点
・野党の公約としては十分でも政権党の公約としては不十分でなかったか 
・民主党のマニフェストが日本の経済情勢に合っていたのか
 苦しい財政の中で、子ども手当て(特に所得制限なしの説明不十分)、農家の個別保証制度、高校の無償化にみる、みんな一律、日教組並みのお手手繋いでゴール・みんな百点式のばら蒔き批判
・最低年金保障制度の行き詰まり、後期高齢者医療制度の事実上の継続
・民主党のマニフェストが政権党の公約として十分だったか
 中小企業対策に偏り過ぎた経済政策で野党からは経済無策と批判
・支持団体に配慮した見え見えの公約
 公務員経費削減は地方分権に伴う公務員の地方への転勤、その費用は地方交付金で払うことになり国庫負担は変わらない。
 事実はこれが出せずに公務員給与の一部削減でお茶を濁す。
・天下りの廃止→省内の人事の停滞と組織の台形化→出向と言う名の天下り復活
*マニフェストに出たり入ったりした外国人参政権付与などの一連の反日と言われる政策に就いて、態度をはっきりすること(野田さんも反対のように、私はあっさり引っ込めるべきだと思うのですが。)
 このような自党の問題点を自ら抉ることは辛いこと、または反対党に洩れることなど問題点があると思いますが、野田さんの三党合意に従う、自民・公明、経団連に挨拶という謙虚な姿勢が、自民党の一党支配に飽きてきた国民に受けるのは間違いないと思います。
 党内の問題に就いても、野田さん以下の民主党員が厳しい現実に敢えて取りかかることが、三党合意か公約の原点回帰に別れた党内の意志統一に繋がり、民主党支持の増大に繋がると思うのですが。 

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