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[何故中国と韓国が反日を国是としているか]
戦前・前後を生きて来た私どもの世代の人達が、敗戦・占領下と言う物が言い難い時代で密かに話していた考えです。
今となっては常識だと言われるかも知れませんが聞いてください。
・台湾が親日の理由
敗戦後、当時の中華民国を率いて日本と戦っていた蒋介石は、各国に先駆け戦後賠償の権利を放棄を宣言したとき、私は正直参ったなと思いました。 (日本の中国へのODAもこの感謝の念が根底にあります。) 然し彼は共産軍から攻撃されて台湾に逃げこみました。
だから蒋介石の恩義を忘れぬ日本の年配者では親台湾の人が多いし、台湾の人も賠償の権を放棄してやったと言う一種の優越感と言うか心の余裕があるから、日本の台湾の施政に対して是々非々で判断し、今の親日に繋がっていると思います。
・中国の場合
当時日本が中国で戦っていたのは中華民国軍で、共産軍はごく一部でした。今の中華人民共和国は、終戦後、共産軍が中華民国軍を破って作られたものです。
共産党政府はその建国の大義として中華民国政府の開放?と日本軍を破ったことでしょう。
然し事実は日本軍と余り戦っていない共産党政府としては、彼らなりに都合の良い歴史を作り上げること、共産軍とは無関係の香港・マカオを租借しているイギリス・ポルトガルでなくて、いくらか交戦の事実のある日本をターゲットにした、日本から言えば反日的な歴史を作ったのだと思います。
それに都合が良かったことに、事もともあろうに日本側の一部メディアから南京大虐殺など偽情報が提供されたのですから。
・韓国の場合
韓国の場合はさらに大変です。
日本が第二次大戦で、正確に言えば米国に負けたので半島に独立が転がり混んだのですから。
韓国政府は米国などに戦勝国の一つに入れてくれと言ったそうですが、拒否されました。何しろ日本が戦線を拡大している隙に独立戦争でも始めれば違ったのでしょうが。
詰まり韓国は中国以上に建国の大義がないのです。
だから人心を纏めるためには、(どなたかが言って居ましたが朝鮮の伝統の)過去の治世の全否定、詰まり日本のやったことが総て否定する歴史を作るしか無かったのでしょう。 そこでまたおかしなことに日本から慰安婦問題という都合の良い情報が飛び込んで来たのですから、李韓国大統領が作られた歴史よりそれにこだわるのは当然です。
・日本の足を引っ張る左派と朝日新聞
これに就いては(日本が結果的に世界に大きな貢献をした)世界的な植民地支配の時代が完全に終わったのに、依然として平和、平和と言い、そのためには偽情報を出すのも厭わない一部の人権派や左派勢力のことも書きたいのですが、本論から外れるので省略します。
[日本を囲む難しい現実]
・中国、韓国とも歪められた反日教育を行っているが、経済的には隣国だから助け合わねばならないし、両国を除く経済関係は考えられない。
・日本の外交は、武器を使えないしその行使を匂わすこともできない、今まではODAや国連など国際機関への資金提供である程度の他国への影響力を持ってきたが、経済の低迷と少子高齢化でそれも低下の可能性が高い。
・おまけに日本の特殊事情として、前に書いたように日本に不利なそれもガセネタの可能性が高い情報を外国に売り込み日本外交の足を引っ張る左派勢力や朝日新聞などのマスコミが居る。
・相手国との融和のために筋が通らなくても謝ってしまう政府の高官がいる。
・政治家でも「尖閣、竹島問題と日本(1)で書いたように、中国・韓国におもねる政治家もいる。
これだけ考えると左派勢力が言うような話し合いで日本が有利に持って行くにはツールが不足している、だから残るツールとしては米国に頼るしかない現状の上に、日本の外交の足を引っ張っている政治家や左派がいるのですからまったく話しになりません。
[国に情報機関の設置]
それで日本が取り得る外交のツールとしては、安倍さんが言い出した国に情報機関の設置です。
私なりに考える彼らの仕事は
・情報の収集と解析→米国提供のガセネタで憲法解釈を変更してまでイラクへ自衛隊派遣、拉致問題関係の情報などさえ米国など他国の情報や、メディアの情報に頼りの状態では 相手国の先手などとれない
・相手国の政治家や国民への情報の発信
・CIAのように非合法の活動は避けるが、政府の発信で都合の悪い時は、民間の個人・団体を通じる形で発信させる程度は許す。
今回の場合で言えば、村山・河野談話に関する資料の収集・分析・発信、日本の主張する竹島、尖閣諸島の日本帰属を証明する資料の発信など、正しい情報を世界、相手国だけでなくその個人・民間団体まで発信すべきです。
特に中国・韓国に対しては両国の反日教育の誤りや尖閣、竹島、慰安婦問題など日本の立場ををツイッターやブログ、フェイスブックなどを両国の国民に、政府で都合が悪ければ、個人の形で組織的に発信して、彼らが少しでも日本側の言い分にもにも一理あるような気にさせ、反日教育にも偏ったところがあるかも知れないと気付かせるだけでも、日本の外交に有利に導くことになると思います。
中国・韓国に反日教育の訂正を申し入れて関係をぎくしゃくさせるより、少しづつそして少しでも良いから彼らの考えを返させるのが有効のような気がするのですが。
今、日本は竹島問題に就いて国際司法裁判所に共同提訴することを韓国に持ちかけ、予想通り拒否され、単独提訴を検討しているそうです。
今までの韓国への配慮、大人の対応から脱皮が言われている今こそ、情報戦を仕掛けるチャンスなのに、私が心配するようにそのままムャムヤとするだけで終わり、河野発言の見直しの声もしりすぼみにならそうな気配です。
おまけに野田さんへの問責決議から国会の停滞、野田内閣は外交どころか自分達の足元が揺らぎだし、折角仕掛けたチャンスを自ら潰して仕舞いそうな気配。
李韓国大統領の笑い声が聞こえてきそうです。
何しろ言うだけ言って自分の支持率が上がっただけに終わりそうですから。
何度でも書きますが、日本は今こそ情報機関の設置を考えるべきだと思うのですが。
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