文藝春秋で表記の表題の文章を見ました。私の持論の与野党への是々非々の指摘。考えさせられる彼の持論は読みごたえある読み物でした。それでその概要とそれにに就いて私の考え(括弧内)を付け加えました。
・このタイミングでの総裁選は可笑しい。理由は現在の状態では自民党の総裁は総理大臣を選ぶことだ。英国のように総理大臣は選挙で選ばれる様にするべきだ。
(現実的には総理大臣選に向けて自民党内で今までのように総裁選を行い、今回の場合のように安倍さんが出馬。野党からの候補者と泡沫候補を加えての総理大臣選。結局は安倍さんが当選。橋下さんが後で書く様に「オムツをつけた赤ちゃんの野党」の敗戦は見え見え。英国や米国のように与野党が拮抗している国だから出来る話でしょう。)
・基本的には安倍政権の政治に賛成。理由は実行力があるから。現実として有効求人倍率、失業率低下など成果をあげている。それには管官房長官の功績が大きいと激賞。
(橋下さんの是々非々の発言に賛成。)
・麻生さんは辞めるべきだ。
(麻生さんは私の地もとですが、もし安倍さんが彼を切っていたら、マンネリ感が少し減った新内閣の支持率はかなり上がったはずです。)
・多くの国民は安倍政権の国民を舐めた態度を冷静に見ている。安倍さんはこれを認識すべき。内閣の支持の判断は野党より増しと言う総合判断によることを知るべき。
(新内閣後の支持率低迷が示しています。)
・野党は「オムツをつけた赤ちゃん」だ。安倍政権の他に選択枝がないのが同政権の安定支持率の要因。(野党の全部の支持率k合計が自民党の支持率の3分の1しかないのが示しています。)
現在の野党は地方自治体の長となり野党は一皮も二皮も剥けて強くなる。中国共産党の強いのは幹部が皆地方で行政権を行使した経験があるからだ。
(大賛成です。その経験があれは政権を取った民主党の政治家が大臣となり、いきなり実務に口を出して官僚の反感をかうと言う大失敗することなかったでしょう。北九州市市長の北橋さんは3期を無事済まし4期を目指しています。問題は彼が労使協調の労組を支持基盤としていた民社党の出身であること。もし立憲民主党の支持基盤である憎まれ役の日教組、官公労の人やそれに頼っている政治家が市長になれば、自民、公明の議員の支持を得られず短命に終わるのは間違いがないと思います。野党は地方自治体の市長選などに安倍内閣に何が何でも反対でない適任者を選べば橋下さんの言うような成果が得られると思います。)
・憲法の改正より国民投票の是非を問うべき
憲法改正案のように難しい問題に就いての国民の反応は、賛成、反対、よく分からないが3:3:3になるのが通例。
安倍さんは憲法の中身が良ければ大丈夫と思うのは甘すぎる。モリカケ問題に関してして彼の慢心したした態度を見ている国民は国民投票で反対の方向に強く作用する。
・それより国民投票法の是非を国民に問うべき。それで国民の民主主義のレベルが上がる。私は大阪都構想で住民投票を行い失敗したが、その後の地域の選挙で松井大阪府知事や五人の名市長が生まれた。
(賛成です。然しもし安倍政権が国民投票法を提案しても、直ぐ憲法改正に結びつける野党の大反対。国民も同じ考えで結果も橋下さんの言う3:3:3の世論調査の反応は確実と思います。)
「私の意見」
文芸春秋は橋下さんの文章と同じ本で「亡国の安倍政権の移民政策」の対談を載せていました。
それに対して私は10年まえの2008年にに出された前川リポートで、
・年率2%の成長を維持するために女性や高齢者などを積極的に活用
・少子高齢化問題を放置すれば、今後10年間で労働力人口が約400万人減少し、経済成長率は1%程度まで低下すると指摘
・1.3前後で低迷している合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供の人数に近い推計値)を、10年間で1.8程度まで引き上げる数値目標も盛り込んだ。
ことを紹介し文春が安倍さんの移民政策を批判ではなく、移民問題を産んだ歴代内閣の人口政策の批判をすべきと書きました。
同じ文春は7月号で、「安倍恐怖政治が自民党を駄目にした」を出していました。著者は日本で三番目の議員歴を誇る中村喜四郎さん。内容は何が恐怖で何が自民党を駄目にしたのか指摘しないまま。内容も著者の経歴にしては私の様な素人が書く様なお粗末なものばかりて突っ込みすること数多。橋下さんの安倍さん批判と格段の差。
詰まり私のようなズブの素人から基本的な間違いを指摘されるようなことを天下の文藝 春秋がそのまま出しているのです。
文藝春秋は「橋下徹の安倍首相への忠言を読む」のように中立の立場に立ち、読者が安心して読めるような記事をもっと増やし、「亡国の安倍政権の移民政策」や「安倍恐怖政治が自民党を駄目にした」のような記事に就いては内容の間違いや言い足りないことを編集部でチェックしたらどうでしょう。まさか編集が考えたキャッチコビー??
言論誌、文藝春秋もそうですが、自社の主張が正しくて自信があるのなら、その反対の立場の人の意見も取り上げて、最終の判断は読者に任せたら良いと思うのですが。雰囲気だけを盛り上げと本の売上を伸ばすだけ?世人を煽るだけ?それで社会の木鐸(世人を覚醒させ教え導く)?自社のプライドはどうしたのでしょう。
文藝春秋にお願い同誌が取り上げた移民増加の基本的な原因で、そして難しい少子化の問題を取り上げては如何でしょう。参照:「亡国の安倍政権の政策?」
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