「日本は何故無謀にも米国と宣戦布告したのか」(8月15日記)
今日は終戦の日。そのたびに思い起こすことです。
満州での関東軍の暴走に対して国連は反日一辺倒、米国主導のABCDライン(米・英・中・オランダ)による日本への石油封鎖の中で、国連はリットン調査団をアジアに派遣しました。
その結論は「樺太、朝鮮半島、台湾、満州の既得権益は認めるが、(関東軍主導による)満州国建国などそれ以上の権益拡大は認めない」というもの。
当時の世界の考え方はこの程度なら国際法違反にならなかったのでしょう。
今考えると
・日本にとって有利な調査団の報告。
・調査団の報告は日本政府すら困惑していた関東軍の行き過ぎを指摘したのにすぎない
・日本より遥かに大きな国力、工業力、資源を持っていた米国相手に戦争するのは無茶な話
など考えると「耐え難きを耐えて」て、調査団の報告を受けいれるべきだったのかも知れません。
然し当時の日本は日清、日露の戦争で連勝。政府の言うことを聞かない関東軍だけでなく当時言われた壮士、国士たちが満州や蒙古まで飛び出して活躍、国内でも周恩来や孫文を匿う(後の日中の国交回復に貢献)など行け行けどんどんの空気。
それで松岡洋右の国連脱退の大演説に国民・マスコミは拍手大喝采。
御前会議では慎重論も出たそうですが。遂に大戦に突入し大敗。
何しろ資源がなくて寺の鐘楼まで回収する日本と、豊富な資源を利用して猛烈な砲撃戦でダメージを与えてそれから突入する米国。
その優れた工業力が産んだB29に届かない高射砲で飛行機で体当たりするしかない日本。
敗戦の原因は多くあると思いますが、旧制工業学校の私達でさ心配していた日本と米国の国力の大差の無視と、当時の日本がいけいけどんどんの空気に流されたのも原因の一つであることは間違いないと思います。
「反原発の空気の中で選ばれた素人の政府・国会調査団」
・311の大災害で福島第一の破壊・放射能汚染で日本中で原発廃止の声が大きくなるとともに考えられないことが多く出てきました。
・「原発安全神話」や「原子力村」の言葉による洗脳?
大戦当時に出た「八紘一宇」や「一視同仁」の言葉と似た国民を一方に向けさせるやり方。
詰まり言い出しの本人も、国民にも色眼鏡を着けさせ自分たちの都合の良いことばかり見させ、都合の悪いことは見させないやり方。
・そして「原子力村」の言葉でその後の原発問題を考えるのに一番詳しい原発の建設・運転・保全関係者を排除してしまいました。
特に生活のためにそして時によれば自分の命さえかけねばならないので、原発の安全・保全に真剣に取り組んでいる原発の運転・保全技術者を今日まで排除してしまいました。 関係者としての発言はごく最近の発電事業者連合会の「我々は発電のベスト・ミックスを目指しています」の新聞広告だけ。
そんな空気の中で編成されたのが、大津地裁から小馬鹿にされるような報告書を提出した素人ばかりの政府・国会調査団です。
農耕民族としての日本人の美点は世界から絶賛されていますが、その一面の空気に流されとと言う大きな欠点もあります。 私たちは安保問題も原発問題でも、自分自信の目でものを見て。自分自身の頭で考えたいものです。
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参議院の比例代表選では「無所属」、「支持政党なし」も有効票へ
参議院選挙が終わりました。
結果は前にも書いたように私の意見では自民党辛勝、民進党大敗、おおさか維新の会善戦、共産党は私の意見ですが民進党と共闘のお蔭の勝利に終わりました。
全体としては今まで国会の環境は変わりません。
衆議院で負けた野党が参議院でいくら頑張っても参議院で負けます。野党は民主党政権の横暴だと騒いだり国会で暴れるしかありません。「参議院不要論」や良識ある参議院の話がでます。
逆に民主党が参議院選で勝ったときに、捩じれ国会になりいくら自民党が良い提案をしても参議院でストップ。いつも言われる「決められない政治」です。
この原因は何か。一口で言えば衆議院、参議院とも殆ど同じ選挙方式なので衆参とも似た様な人が選ばれるからです。
その原因の一つ既成政党が有利な比例代表選のやり方です。
例えば仮りに次の人達が立候補したとします
自民党:安倍・谷垣、小泉
民進党:岡田・枝野、前原
無所属から 舛添、猪瀬、知名度があまりないと言われる増田
投票の方法は個人名か党派名を記入します。党派に属さない人は個人名だけです。
投票者は個人名が余り知らない人が多いので今の政党では不満か、参議院では党派中心でなくて個人中心であるべきと思っていても、次善の策で仕方なく党派名を記入します。 結果は自民党の安倍さんは自分の分と党ヘの分で大きな得票を獲得します。後は党内の得票数の争いだけです。
然し無所属の猪瀬さんや増田さんなどは自分への得票だけ。党名でも票がとれる政党に属する人達と闘うしかありません。
なんと不公平な。
そして一番の問題は党に属する人達ばかりが勝って、参議院に乗り込むのですから、いつまでたっても「参議院不要論」「決められない政治」の論議が続き、良識ある参議院には成りそうにありません。
どうしてこの様なおかしな制度ができたのか、「参議院のあり方」(13,2,22投稿)で触れているようにね当時は主として衆院選の選挙制度が問題になっいたのですが、碌な論議のないまま参院選の制度まで変わっていたのです。
その対策は比例代表選のさい無所属、支持政党なしの票を有効票にすることです。
予想ですがこのように思っているは国民の半分近くを占めると思います。 その得た票の中で党に属する人達と同じように、自分の得票数で他の人達と争うことになります。
そうすれば猪瀬さんや増田さんの様に見識もあり実力のあるような人が増え、良識のある参議院により近くなるような気がします。
そうなれば、政党の間に大きな危機感が生れ、安倍さんも私の言う走りすぎもできなくなり、民進党のように共産党と共闘などしておれぬことになります。
問題は私の名案?もそれを決めるのは今の既存政党なので、まともに取り上げられない可能性が多いと思います。
そして何時までも「決められない政治」「参議院不要論」が続くことになるのでしょう。
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逆に民主党が参議院選で勝ったときに、捩じれ国会になりいくら自民党が良い提案をしても参議院でストップ。いつも言われる「決められない政治」です。
この原因は何か。一口で言えば衆議院、参議院とも殆ど同じ選挙方式なので衆参とも似た様な人が選ばれるからです。
その原因の一つ既成政党が有利な比例代表選のやり方です。
例えば仮りに次の人達が立候補したとします
自民党:安倍・谷垣、小泉
民進党:岡田・枝野、前原
無所属から 舛添、猪瀬、知名度があまりないと言われる増田
投票の方法は個人名か党派名を記入します。党派に属さない人は個人名だけです。
投票者は個人名が余り知らない人が多いので今の政党では不満か、参議院では党派中心でなくて個人中心であるべきと思っていても、次善の策で仕方なく党派名を記入します。 結果は自民党の安倍さんは自分の分と党ヘの分で大きな得票を獲得します。後は党内の得票数の争いだけです。
然し無所属の猪瀬さんや増田さんなどは自分への得票だけ。党名でも票がとれる政党に属する人達と闘うしかありません。
なんと不公平な。
そして一番の問題は党に属する人達ばかりが勝って、参議院に乗り込むのですから、いつまでたっても「参議院不要論」「決められない政治」の論議が続き、良識ある参議院には成りそうにありません。
どうしてこの様なおかしな制度ができたのか、「参議院のあり方」(13,2,22投稿)で触れているようにね当時は主として衆院選の選挙制度が問題になっいたのですが、碌な論議のないまま参院選の制度まで変わっていたのです。
その対策は比例代表選のさい無所属、支持政党なしの票を有効票にすることです。
予想ですがこのように思っているは国民の半分近くを占めると思います。 その得た票の中で党に属する人達と同じように、自分の得票数で他の人達と争うことになります。
そうすれば猪瀬さんや増田さんの様に見識もあり実力のあるような人が増え、良識のある参議院により近くなるような気がします。
そうなれば、政党の間に大きな危機感が生れ、安倍さんも私の言う走りすぎもできなくなり、民進党のように共産党と共闘などしておれぬことになります。
問題は私の名案?もそれを決めるのは今の既存政党なので、まともに取り上げられない可能性が多いと思います。
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リオのオリンピックで金メダルを取った大野選手とともに金最有力の候補と言われた永瀬選手が準準決勝で格下のトマ選手(アラブ首長国連邦)に破れました。
その試合の模様です。 試合開始してまもなく永瀬が技をかけるのを抱いたトマが同時に倒れた。最初は永瀬に「効果」が出たのに、トマの方に「効果」と逆転。それからのトマ選手の態度。永瀬選手が組もうとするのを振り払って逃げる。永瀬が組もうとするのを振り払う。逃げる。逃げるの繰り返しで試合終了まで。
見ているだけでイライラ。 この試合を見ている人は日本人は勿論、トマ選手の卑怯な逃げ腰の態度にアラブ首長国連邦の人を含む世界中の人たちがイライラし、終いには白けてしまったと思います。
トマ選手は勝つために、オリンピックの幾ら指導を貰っても最終的には「効果」~「技あり」が優先すると言う、オリンピックのルールに従っただけです。
しかしこんな試合を見ていて、若い人たちが柔道を始めようと思うでしょうか。
オリンピックを目指している若い選手のやる気が増すでしょうか。
それで私の提案です。
・ いくら「効果」をとっていてもも「指導」を4回取られたら「効果」は無しにして、今までの「得点」「注意」無視のゴールデンルールの最終戦に持ち込む。
・今までの消極的試合態度への「注意」に加えて、長く相手の手や袖口を取っている時は「注意」を与える。相手の手や袖口を取って技がかかることはほとんどない、つまり相手を倒す意志はない消極的な試合態度ですから。
・自分の有利な態勢に持ち込むだけにあまり長い時間(たとえ試合時間の半分以上)がたっても技がでないときは、視覚障害者の柔道のように両者をに正式に組ませて、試合を再開させる。
素人目の私の提案の問題点はこのやり方では柔道王国の日本がはるかに有利になるので他国の承認が得られるかどうかです。
しかし今では足取りの一発敗退や、片側ばかり持っての技かけの禁止など、日本側の主張ががかなり採用されています。
これを見ると私の提案も一考の余地があると思うのですが。
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