とうとう今年も一日だけとなった。
それで私のブログの欠点と他のブログと変わった所を総括をして見た。
[私がブログを始めた理由]
定年退職して海外の技術者の研修の手伝いをしていたが、80歳になったのを期に引退して、私の住んでいる地域の役にたつことをしたいと思っていた。
然し生憎町内会はあるグループとその反対派、中間派の三つに分裂した状態で、その間に立ってやるなど私の最も不得意な所で、その他に何かお役に立つことはいかと思ってそれこそ80の手習いでブログを始めのだ。
[私のブログの欠点]
・あやふやなブログタイトル
私は「無党派日本人の本音」と決めたが、後に述べる様に一面だけに囚われては何も出来ないと言う私の考えから、共産主義、護憲一本槍の共産党、社民党には反対の立場だし、自らを国王と名乗る池田大作さんの率いる創価学会が選挙毎に信者を総動員して票集めをしていると噂される、公明党は敬遠していることから考えると、残りは自民党と、民主党だけになり看板に偽りがあることになっている。
然し、共産党は無理としても、社民党が現実主義に戻り、公明党が完全に創価学会からの影響力が無くなれば、支持に廻ることあるかもしれない。
そう言った意味の無党派だ。
・文章が下手くそだ。
これは認めるほかしかない。
・情報力の不足
情報のソースは専ら新聞とテレビだけ。
情報の検索能力(知力、体力、時間)の欠如
・当たり前のことしか書いていない
意外性がない。
面白くない。
他のブログの様に読んで溜飲を下げたり、ストレスを開放することが少ない。
・中途半端な主張
自分では中道を歩いていると思うが、読む人から貴方は無党派と言っているが右派だと言われたり、右派系の人と思われる人のコメントが殆どない。
このことは後に述べるが右派、左派系の人には私のブログから私の本意が伝わらないことを示している。。
例えば、沖縄自決問題では、生命の極限状態にある時は、思いもよらぬことが起こる。
沖縄敗戦では軍と民間人が一緒に行動していたから、色々の意味で軍の関与はあった。
そして中には軍人から自決を指示した人もいたかも知れないし、反対に民間人は軍人と違うのだから、米国軍に投降を勧めた人もいたかも知れないなど書いた所、お前は沖縄の人達の気持ちを知らないのだと抗議された。
多分その人は軍人の中には米国軍に投降を勧めた人もいたかも知れないなと書いた部分を見て、自決を指示したかも知れないと書いた所を無視したのだろう。
詰まり私の事実は事実としてはっきりと歴史に残し、教科書にも書くべきだと言う主張はその人に通っていなかったのだ。
・読者数が少ない
上記の種々の理由と思うが、読者数がなかなか増えない。
訪問者数の目標を一応1日千人に置いているがその半数に達する日は僅かと言う状況だ。
それでは私のブログで少しでも何かお役に立ちたいという願いを込めたブログが実は余り役に立っていないことになる。
[私のブログの変わっている点]
・ブログの書き方
私は保全技術者として半世紀にわたり設備の修理、保全、改良に当たってきた。
その間に設備の異常を未然に察知すること。
トラブルが起きたときは、先入観に囚われず、今までの経験と知識を活かしてあらゆる方向からその原因を考え改善をすること、改善に伴う危機管理を万全にすることを学び信条としてきた。
問題点の発掘
トラブルを事前に察知しその被害が起こる前に処理するのが保全の極意だ。
政治でも同じで政府、与党、野党を問わずに、問題が悪化する前にその危険性を指摘するのが、マスコミや批評家の役目だと思う。
問題が起こった時の処理
海外に技術援助に行ったとき、開発途上国の保全の管理者が設備のトラブルが起こるまで動かなかったり、設備のトラブルに直面したとき、決まっていうのが、「これを購入した人が悪い、またはこの様なボロ機械を売りつけたメーカーが悪い」と言う。
設備が壊れたとき、他人の責任を追求するだけでは、後の役にたっても、工場もストップしたままだ。
それより壊れた機械を直すのが先決だ。
政治もまったく同じだ。
余所に文句があるのなら、状況を改善した後で言えと言うのが私の主張だ。
起こった問題の解析
問題の解決法を考えるには先ず虚心坦懐にその本質を捕まえるべきだ。
ブログなど見ていると売国奴○○と決めつける人がいる。
私の考えでは、その人はその時点でその○○さんの本当の姿が見えなくなる。
その人が案外に長い眼で見た国のことを思ってその事をしているかも知れないし、他の事では決めつけた当人の知らない国のことをしているかも知れない。
これはマスコミでもありがちなことだが ある政治家や政党にレッテルを貼ったとたんにそれに沿った報道するのが普通だ。
そんなことでは収まるものも収まらなくなるし、読者をミス・リードすることになる。
年金問題の例
昨日も書いたように年金問題の本質は社保庁の職員の背任行為だ。
これを政府の責任だと言って解散の追い込んでも、年金問題は片づかない。
年金制度そのものの欠陥、職員のモラルの向上、財源の確保、少子高齢化など政府の責任を追求する前に考えねばならぬこと、やることが一杯あるのではないかと言うのが私のブログの主張の基本だ。
・私のブログの存在する意味
私がブログを始める前だが、民主党の代表になった前原さんに、政府を攻撃する時は、喧嘩上手な人を選ぶこと、自民党から揚げ足を取られないように十分に準備をすること、菅さんの例のように代表自身が攻撃に参加しないようにと投書した。
安倍さんには組閣時から柳沢さんや松岡さんなどの問題閣僚が多いこと、閣僚の問題が起き始めたとき小泉さんのようそれらの人を切ること、内閣改造を参院選前に行うこと、安倍さんが裸の王様にならないよう、外部からの声を聞こえる体制の整備をすることをブログに書き自民党にも投書した。
福田さんへは厚生労働省が年金、社保庁、医療、少子高齢化など余りにも大きくて難しい問題を抱えているので、升添さんの周辺を強化し場合によれば直接指導をすることも同様に投書した。
結果は当然のように私の投書は全て無視された。
前原さんは退陣に追い込まれ、小沢さんの登場と言う、私から言わせれば民主党にとっても日本にとっても最悪の事態となった。
安倍さんも同様に選挙中の彼の政治姿勢の拙さと「政治と金」の問題の処理不足に対するマスコミの攻撃がボディーブロウのように効いてきた。
そして福田さんは升添さん所管の年金、薬害問題と私の予測しなかった守屋さんの汚職問題で衆院選敗北に繋がりかねない支持率急降下に見舞われている。
私は何も私の先見の明を誇る積もりはは全くない。
何故なら、これは普通の人がまともに考えたら直ぐに思いつくことを書いたに過ぎない。
これと同じことは、私が昨年の5月にブログを始めたころ日本古来の考え方のよい点を無視した権利重視、義務、責任軽視の教育を受けた生徒が親になり→その子がまた同様な教育を受け親になり→子供を産むの悪循環が社会の劣化を産むと書いた。
この親の問題が安倍さんになって教育再生会議で取り上げられ、モンスターペアレンツや最近ではモンスターペイシェント(患者)の言葉まで生れると言う問題になった。
詰まり再生会議の人は私と同じようなことを以前から考えていたがその発表する機会が無かっただけのことと同じで、普通に考えれば皆同じことを思いつくのだ。
その点から考えて普通のおっさんが皆が書かない普通のことを書いているブログもそれなりに意味があると思っている。
問題は前に書いたように読者の立場で言えば、余りにも普通過ぎて面白くないので飛びついて見る価値がないことだ。
然し、私としては心ある人のご支援と助言に期待して、老いの一徹で何時まで続くか判らないがもう少し頑張ってみるつもりだ。
読者の皆さんこの一年間ご訪問頂き有り難うございました。
どうぞ良い年をお迎え下さい。
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