戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。
今まで文藝春秋の巻頭を飾った人の記事です。記事の順で並んでいます。
・3・11の大津波と福島第一の大事故の時に(原発でなく)津波に依り出来た廃材の回収反対を称え、全国的の運動まで広げ東北復興の遅れに貢献?した山本太郎さん。
・次に気付いたのは同じ場所に「小沢さんと共に管政権を倒す」と言う中村喜四郎さん。
・前回の二人と格が遥かに違う元総理大臣の小泉さんと女性のスミスさんの登場。その内容は福島第一事故のさいの関係者の批判ばかり。小泉さん持論のソーラーシェアリングだけ。それも対象の会社が刑事になりアウト。
・あまりややこしく独りよがりな話があちこちとんで何を言っているか良く判らなかった「日本の敗戦、福島とコロナ」を書いた舟橋洋一さん。多分まともに読んだ人は一人もいないと思います。
・矢野次官の「バラマキ合戦」の発言も鈴木財務相の問題なしの発言でけり。
今までの文芸春秋の随筆のトップを飾った人の今はどっなっているか皆知っています。
・そして最新号では岸田首相の私が目指す「新しい資本主義」グランドデザイン。
その内容は60歳まで現役,80歳まで海外の技術者の応援と海外工場の抱える問題の対策を考えてきた私にとっては岸田さんの意見はまるで素人そのまま。
岸田さんの最初に書いていた「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」の日本が何故いまのようになったか、識者や現場を抱えてきた指導者の意見を訊くべきなのにそれをしないから文藝春秋の12ページの殆どが素人同然の文章になってしまったのです。
岸田首相は文藝春秋から山本太郎さんと同列に並べられたことを考えて、「全員参加の生産保全」提案の日本能率協会やトヨタ自動車の社長などの意見を訊くべきです。
追記:私は念の為に岸田さんの経歴を調べてみました。彼の会社の経歴は銀行員。それで現場のことを知らないのは当然。彼の書いた「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」に何故なったか、それが今のようにどう落ちぶれたかも現場にいた私と違っての銀行員の常識の範囲の解釈の範囲か知らぬのは当然です。それから先は私の想像ですが、岸田さんが「新資本主義」と言うアイデアを先に思いつき、それを補完するために彼の思いついた説明のために前に書いた素人同然の文章になったのだと思います。その対策は何度も何度も書きましたが岸田首相はトヨタ自動車の社長など意見を訊くべきと思います。
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