「読売の民進党公約の社説」(括弧内は私の意見)
・自民党よりの読売の社説の公約の場外編の一部です。
疑問なのは岡田代表が社会保障充実の財源を赤字国債で賄うと主張したことだ。代替財源を充分に検討せず安易に「借金」に頼るのは避けるべき。(賛成)
安全保障関連法については「白紙化」を明記。岡田氏はケネディ米大使に「日米同盟は非常に重要だ」だと釈明したが、(白紙化し発言の)整合性をとるのは難しく関連法を評価する米国に理解されまい。(賛成)
民進党など野党4党は公約とは別に市民団体と政策協定を結んだ中、辺野古移設工事の中止を求めたことは理解出来ず無責任だ。移設問題は民主党政権の県外移設→移設支持の立場への変換が今日の混迷を招いている(私は前回の投稿で、「民主党政権時代に時の中国大使の丹羽さんが中国に対して石原さんの達の動きにたいして、日本は「個人の土地の購入などについて制限を加えられない」と説得していたのに、何を血迷ったのか丹羽さんを辞めさせてまでして、尖閣を国有化して東シナ海進出を狙う中国にとって良い言いがかりを持たせてしまった責任を持つべきです。と書いたのと似た考え方で、政権を取った責任は何時までもついて回ることを示しています。)
「私の民進党公約に就いての意見」
私の定常的な政権交代支持の立場から是々非々で民進党の公約を見て見ました。
「公約のなかでやれそうだしやってもらいたいもの」
・残業時間制限、ブラック企業ゼロ。
「突っ込みが足りないもの」
・労働者派遣法改悪を見直す
同一労働同一賃金(自民も同じ公約)で派遣先の費用が増すのなら、安倍さんのやっている非正規社員の定着化でなくて(派遣会社の正社員でなく)就業している会社の正規社員化。→一昔のような企業への忠誠心に基づく改善活動や日本得意のチームワークの復活。希望者は就業先の労組に入れるようにする。労働者派遣法は前のように一部の特殊労働者や本人が希望する内職的な働きをする人たちに限る。
・マイナス金利反対
アベノミクス批判の気持ちも判るが、円価格の高騰、自動車など輸出企業の低迷、円安で増えてきた外国人観光客の減少など負の影響が大きすぎるなど単純な問題ではない。
「公約だけでおそらく何も出来ないもの、やる気のないもの?」
・国家公務員の総人件費2割削減。
元維新の会からの提案?現実は支持母体を官公労や日教組を持っている。
「思い込みによる一般向けの公約」
・9条の改正に反対
自民党は公約でこのことに何も触れていない。国会の9条の解釈について議論があっても9条改正など何もいってないと逃げられるだけ。元政権党の民進党は9条の前提となる前文の「我が国は平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我等の安全と生存を保持しようと決意した。」との整合性に就いて考えるべき。
「殆ど効果のない公約」
・太陽光やバイオマスなどで地域の活性化
バイオマス産業はよいが、太陽光はパネルを並べれば後はお終い、従業員が地域に増えるわけでなく何も地域に全く貢献しない。儲けるのは設置した会社だけ。
・農業者個別所得保障制度の法制化
自民時代からのこの種のバラマキが農村の改革を後らせてきたのを無視
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