夕陽 射す
西日に追い立てられる車列─埼玉県所沢市でのワンショット(2017年3月撮影)
北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんの父、
横田滋さんが6月5日亡くなった。これを受け、
妻の早紀江さん、めぐみさんの弟・拓也さん、哲也さんが
記者会見を開いた。その際の
拓也さん、哲也さんの発言。
─拓也さん─
「私たち横田家、横田両親をですね、本当にずっと長い間、
そばにいて支援してくださった安倍総理。
『本当に無念だ』とおっしゃっていただいております。
私たちはこれからも安倍総理とともにですね。
この問題解決を図っていきたいと思っております」
「国会においては、与党・野党の壁なくこの問題のために
もっと時間を割いて具体的かつ迅速に解決のため行動してほしいと思います」
「マスコミの皆様方におかれましてもですね、
イデオロギーに関係なくこの問題を我が事として
もっと取り上げてほしいと思っております。
自分の子供ならどうしなきゃいけないかということを
問い続けてほしいと思っております」
─哲也さん─
「この拉致問題を解決しないことに対して、
ある、やはりジャーナリストやメディアの方なんかが、
『安倍総理は何をやっているんだ』というようなことを
おっしゃる方もいます。
『北朝鮮問題が1丁目1番地と掲げていたのに、
何も動いていないじゃないか』というような発言を
ここ2、3日のメディアを私も見、耳にしておりますけれども、
安倍総理・安倍政権が問題なのではなくって、
40年以上も何もしてこなかった政治家や
『北朝鮮なんて拉致なんかするはずないでしょ』と言ってきたメディアがあったから、
ここまで安倍総理・安倍政権が苦しんでいるんです」
「安倍総理・安倍政権は動いてやってくださっています。
なので、何もやっていない方が政権批判をするのは卑怯だと思います。
拉致問題に協力して、様々な角度で協力して動いてきた方が
おっしゃるならまだ分かりますが、ちょっと的を射ていない発言をするのは
これからやめてほしいと思っております」
この拓也さん、哲也さんの、特に哲也さんの政治家、メディア批判を、
朝日も毎日も読売も産経どこも、翌10日付け朝刊で取り上げなかった。
何も言うことはない。