毎日が日曜日の年金生活者にとってはいつもと変わらぬ大型連休。少し退屈。
連休を利用して大学に通う孫の住む京都に行っていたはずの娘から電話があった。「連休の最後の日には外で一緒に食事をしましょうよ」と。とたんに嬉しくなった。心浮き浮き。我が家の一族5人(老人夫婦と娘家族が3人)が揃うのはお正月以来のこと。京都の孫も来るという。嬉しくてたまらない。
我が家の奥さまと早速角つき合わせ場所はどこにしようかと心あたりを探したが、連休中とあって目ぼしいところは予約で一杯。場所が決められない。
困って娘に電話したところ、家の近くに居酒屋があるからそこにしょうと提案された。
時間制限はあるものの、ビール、日本酒、焼酎、ワインなどは飲み放題。料理込みで1人4千円。その居酒屋は美味しい干物がいただけるお店という。 干物がメインのお店だが、お刺身も新鮮とある。
現役時代は居酒屋によく通ったものだが、毎日が日曜日となってからは一度も訪れたことがない。少し不安になったが、久しぶりの全員集合が大切と娘の提案通り居酒屋に決めた。
午後5時に始まった我が家の大宴会。年とともに酒量も食べる量も減っているが此の夜は少し頑張りすぎた。楽しくて楽しくて仕様がない。飲み放題のお酒はすすみ、久しぶりの会話が弾んだ。孫は大学生活とアルバイト、娘は新幹線通勤の新しい職場の話題。古巣に帰ってきた婿の話もまたはずむ。話題に乏しい老人夫婦はただ聞き役というところ。
「次はいつにシヨウカナ」を合言葉にお開きになったのは午後10時近く。大型連休最後の日が素晴らしい想い出の日となりました。