毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

楽しかったワインセミナー

2014-05-24 20:20:50 | 日記

晴れわたった皐月の青空の下での今朝の散歩。気も心も癒される。

遊水公園の中にある池には白いハスとピンクの華がその美しさを競っている。池の周囲を柳の木が取り囲み、人の髪にも思える細い葉の影が水面を覆っている。柳の葉の間をつばめがスイスイと飛んでいる。気のせいかつばめの数がずいぶん増えているように思われる。雀も負けず劣らず周囲に散らばっている。食用蛙がグァオグォと大きな声を挙げた。オスの雉が悠々と池の周囲を歩いている。

朝の散歩は素晴らしい。

午後からは我が家の奥さまと一緒に、デパート主催のワインセミナーに出かけた。講師はフランスから来られたワイナリーの社長さん。いろいろと有意義なお話を聞きながらワインを試飲する。最初はロゼ。コート デュ ローヌロゼ、生ハムがよいそうだ。だが、ワイナリーでのクラスは低い方という。次はヴオークリューズ、ピザやパスタ、魚がよいという。ワインのクラスがだんだん上がってくる。プランドリュー、これは豚肉料理、最後はジゴンダス。ジゴンダスとは人口600に程度小さな地方の名前。クラスがだんだんと上がるにつれ、その美味しさが体感できる仕組みのようだ。試飲は4種類、その間にもワインの講義が延々と続く。
 
果汁の色は白いそうだ、それにブドウの皮を混ぜて色をつける。赤いほど時間がかかり皮の量を多くするという。その手加減が大変。また、各種のワインをブレンドすることが法律で定められおり、大変な技術を要するそうだ。

最後にそのワイナリーで作る最高のワイン、エンビィの瓶を出しての説明ががあった。試飲はできない。少し残念。ところがその日の受講生全員が手をたたいた。社長さん考えながらそのワインの栓をあけられた。

確かに最高の味がした。しばし沈んだ気持ちをわずかだが和ませてくれた、楽しいワインセミナーだった。セミナー終えて、なにか人並みのワインツーになった気がする。最後に社長さん夫婦とご一緒の記念写真。


心置きなく49日の追善供養

2014-05-24 18:43:02 | 日記

毎朝の散歩コースにメモリアルホールが3つある。そこに記された今日の喪義は4件となっていた。

気候の変わり目に亡くなる人は多いという。正に春から夏に変わるこの時期。義父の喪儀は15日だった。時を近くして三途の河をご一緒する方もおいでになると、少し気持ちが楽になった。

葬儀が終わり、7日ごとの供養を行い、後は49日の供養の日を待つばかり。49日とは何か少しばかり気になった。

49日とはどんな日か

仏教には、人間は死んだ後に再び生き返るという輪廻転生(リンネテンショウ)の思想がある。

人は生まれ,生き、そして死ぬ。受胎する瞬間を生有(ショウウ)、生きている間を本有(ホンヌ)、死の死有(シウ)といい、現世を去った瞬間(死有)から次の世に再び生まれてくる(生有)までの期間を中有(チュウウ)という。

中有とは中陰ともいわれ、死者が現世から来世に転生するまでの四十九日のことである。その間死者の魂が迷いの世界に入っているので、生きている者が死者の成仏を祈って追善供養をする。

「三途の川を渡ったら、そこは地獄の一丁目」などということばが非常にポピュラーなため、人は死ぬとすぐに天国か地獄へ行くと思っている人が多いが、実は四十九日の間は、魂は沙汰があるまでこの中有にとどまっているのである。ここに「四十九日の法要」が重大な意味をもってくる。

中有の世界でさまよう魂は七日ごとに王の審判を受け、前世の功罪によって判決が下される。判決がくだされると、六道という天上では(人間、修羅、畜生、餓鬼、地獄)のいずれかへ転生し、生まれ変わるといわれ、これを「六道輪廻」という。

亡くなった義父、私たちに取っては偉大な人だった。功罪よしとすべし。幸せなる転生を願いながら、大切なこの49日。心置きなく法要に勤めたいと念仏を唱えながら、今朝の散歩を終えることができた。